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時系列分析というのは、なるべく長いスパンで見るということを鉄則にしている。短いスパンだと目先の変化に惑わされやすく、大きな変化・トレンドを見失うことになりやすいからだ。しかし、ロングスパンとかかわりなく、短期の変化が直接影響を及ぼすものが一つある。気温だ。

昨日はあまりの寒さに、とうとうエアコンのリモコンに手を伸ばすことになってしまった。昨日は真冬の寒さからようやく春を感じ始めたころの気温で、その流れの中ではエアコンのスイッチを切るような気温だったと思うのだが、暖かさに体が馴染んできたためか、エアコンのお世話になってしまった。温暖化という長期トレンドの中でも、日々の暮らしの中ではトレンドに関係なく、短期的な変化に影響されるということだろう。

もう一つ、短期的な変化に注目しているものがある。ホームランの数だ。2年前に“統一球”が導入され、ホームランの数はライオンズの「おかわり君」を除いて激減した。ロッテなどはチーム全体でホームランの数が50本に届かず、ライオンズの中村とほぼ同じ数しか打てなかった(一チーム分のホームランを一人で打った中村の凄さがよくわかる数字だった)。

去年もホームランが“貴重品”扱いだったように思う。面倒なのでカウントはしていないのだが、今年は倍増しているような感覚がある。昨日は6試合すべてでホームランが出ており、6試合で9本ということは1試合で1.5本である。この2年間は1試合平均では0.7~0.8本くらいだと感覚的には感じていたから明らかに多いと思う。

横浜のブランコなどは、昨日の試合で10号に到達している。まだ20試合しか消化していないのだから、驚異的なハイペースである。どう考えても、統一球に手を加えたとしか思えない。検証はシーズンを終えないとわからないので、“仮説”なのだが…
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学生時代に、陸上競技の中距離を走っていた。大抵の試合では予選を1回走ってあえなく落選し、1日に2度レースを経験する事はほとんどなかったのだが、一度だけ予選を通過し決勝に進んだことがある。といってもメジャーな試合ではなく、「枚方選手権」という草競馬のような試合の1500mでのものだった。

予選では調子がよく、ラストは少し力を温存し、決勝への余力を残しながらのレースをすることができた。しかし、1日に2レースを走るという経験をしたことがなく、決勝への調整の仕方がわからず、2時間後の決勝ではヘロヘロになってしまい、予選のタイムを下回ってしまった。力を蓄えていたはずだったのに、ガス欠を起こしてしまったわけだ。

昨日の水泳の日本選手権では、レース間隔が20分しかなかったのに両方のレースで優勝という驚異的(少なくとも私にとっては)な選手が現れた。ロンドン五輪の個人メドレーでメダルをとった萩野が、200m自由形と100m背泳ぎという単独種目でのものだった。しかも相手は、松田、入江というメダリストを破ってのものであり、価値ある優勝となった。

アメリカの水泳選手では、異なる種目でのチャンピオンが登場することがよくある。古くはミュンヘン五輪で金メダルを6個獲得したマーク・スピッツ最近では金メダルを量産している、マイケル・フェルプスやロッペンなどである。スピッツは自由形とバタフライだったが、フェルプスはバタフライと自由形と個人メドレー、ロッペンは背泳ぎと個人メドレーでの活躍である。一芸に秀でるだけでも大変なことなのに、多芸に秀でるというのはもう1ランク上の評価になると思う。

個人メドレーという競技はそもそも万能型の能力を要求されるスポーツなのだが、切り取った種目でも一流の成績を収めるというのは“超万能型”の選手と言え、フェルプスがスーパースターとして尊敬されている所以だと思う。

萩野の場合は、まだ単独種目では世界チャンピオンではない(“本職”の個人メドレーでもロンドンでは銅メダルだった)のだが、日本ローカルでは立派な超万能型の選手になったと言える。まだ大学生になったばかりであり、これからどれだけ万能ぶりを見せるのか楽しみだ。

目標とする6冠には、ロンドンのメダリストである入江を倒す必要がある。今日のレースが楽しみだ。


50歳代までは夜というのは仕事に集中できる時間帯で、テレビを観るということはほとんどなく、10時ごろから遅い夕食をとるというのがパターンだった。その生活スタイルも60歳を超えたころから変わり始め、仕事の量も少なくなってきたこともあり、晩酌をやりながらテレビを観るという“伝統的”なスタイルに変わってきた。

テレビを観るといっても、最近はBSフジの「プライムニュース」を漫然と見る事が多いのだが、昨夜は久しぶりに野球中継を観てしまった。それも巨人と阪神の試合ではなく、オリックスとソフトバンクの試合である。夕方テレビをつけた時に、たまたま午前中に観ていたNHKBSが映ったのだが、去年引退した小久保が解説として登場し、その話に魅かれてついつい観続けることになってしまったためだ。

基本的には、野球中継の解説というのはうるさいばかりで、内容のないものが多く邪魔な存在だと思っている。しかし、小久保の話は選手目線だけでなく、“監督目線”や“コーチ目線”での話も多く「なるほどなー」という思いがしてついつい引き込まれてしまった(秋山の後継を目指して勉強しているのだろう)。

オリックスのゲームというのは、イチローがメジャーに言ってからは目にしたことはなく、知らない選手ばかりだったのだが、小久保は選手時代の経験も含めてその選手の特徴を語ってくれるので面白く見る事が出来、とうとう試合終了までそのまま見続けてしまった。

オリックスの6番はキャプテンの後藤である。キャプテンなのだから主力選手なのだが、もちろん初めて見る選手である。小久保の話では、「甘いボールをあっけなく空振りをするのに、とんでもないボール球をホームランにする」ということであった。その話が出た後の2打席で、注目して観ているとツーストライクを取られて追い込まれてからもボール球に度々手を出すのだが、全てバットに当てるのである。結果は2度とも三振に終わるのだが、難しい球にバットを当て続け2打席とも10球以上投げさせていた。滅多に見る事がないオリックスの試合なので、“見どころ”を教えてくれる解説者の重要性がよくわかる中継だったと思う。

昨日の試合で登場した選手の中で、私の目を引いたのはリリーフで登場したソフトバンクの千賀とオリックスの佐藤という2人の投手だった。2人とも二十歳そこそこの若手投手だが、150キロを超える速球で打者を打ち取っていた。魅力的な素材であり、巨人や阪神あたりに入っているならスポーツ新聞で大きく取り上げられるのだろうが、オリックスやソフトバンクではそれほど注目されることはないのだろう。

マイナーなテレビ中継を観て掘り出し物を見つけるという時間の過ごし方をしていてよいのだろうかという自問があるのだが…



昨日の神宮球場の試合では、両チーム合わせて7本のホームランが飛びだした。3人連続ホームランや、ブランコの一人で3本のホームランなど、神宮球場に出かけた人は“野球の華”を楽しんだことだろう。

原因は、神宮球場は東京ドームと並んでホームランが出やすい球場であることと、ホームから外野に向かって吹いた強風のためである。ロッテが本拠とする千葉のマリンスタジアムは、奪三振の日本記録が誕生した球場で、日本記録以外にも時折派手な奪三振を記録する投手が登場する。

こちらの原因も風によるものである。幕張は東京湾の最も奥にあり、南西風が吹いた時は何の障害物もない東京湾を乗り越えた強風が吹き付けることになる。近くを走るJRの京葉線はちょっと風が強くなると運転見合わせになることで有名だ。

幕張のスタジアムは海に向かっているため、南西風が強い時は投手は追い風を受けることになる。追い風だけならホームランが出にくいことにだけなるのだが、吹きつけた風がバックネットにあたって跳ね返ってくる風が曲者で、ホームベースあたりは追い風と跳ね返りの風が混ざり合って複雑なことになる。

変化球の“切れ”が一段と増して、フォークボールは特に切れ味がモノを言うことになる。野茂がデビューしたころ17の三振を奪ったのもそのためであり、名前を忘れてしまったのだが18の奪三振が誕生したのも、鋭さを増したフォークボールのためである。

ロッテのアンダーハンドの渡辺が活躍できる理由も同じ理由だろう。変化球の切れが増したり、ホームランが連発するのも自然を相手にする屋外の球場の面白さだと思う。間もなく9時からダルビッシュが登板するが、メジャーの球場は大半が屋外の天然芝球場である。先日のヤンキースとレッドソックスの試合では、体感気温が零度を下回る中で防寒着着用の中で行われていたのだが、それでも自然の空気の中で野球観戦をするというのがよいのだろう。

私がコウモリを始めてみたのは大阪球場でのことである。多分ふだんでも眼にすることはあったのだろうが、ナイター照明に群がる数の多さに初めてコウモリを意識するようになったのである。都市の中で野球場は、自然と接することができる数少ない場所であるかもしれない。もう少し暖かくなったら、幕張の球場に出かけて自然と触れ合いながら、野球を楽しんでみようと思う。大谷と中田を見たいから、日本ハムとの試合が第一候補だ。

神宮球場の昨日の試合はともかく、今年はこの2年に比べてホームランの数が多いような気がしている。統一球に“改良”が加えられたのだろうか?
爆弾低気圧が通り過ぎて、今朝は“台風一過”のような晴天になっているが、吹き戻しの強風が吹き荒れており、しばらくは外に出ない方がよさそうだ。それにしても、この数年春の嵐が多く、特に今年は目立つような気がする。何かの異変の前触れなのだろうか。

荒天のため、Jリーグのゲームではびしょ濡れになりながらのプレーになったのだが、プロ野球は中止になったのが1試合だけで、雨が来る前のデーゲームだったことと、ドーム球場が多いということなのだろう。

そんな中で、ラミレスが2000本安打を達成した。外国人選手としては初めての記録だそうだが、2000本のヒットを打つためには10年以上かかるため、助っ人として数シーズンしかプレーしない外国人選手としては偉業と言えそうだ。

日経のスポーツ面によると、ラミレスは1,695試合での達成で、国民栄誉賞の長嶋の1,708試合を上回る歴代2位の記録であると報じられている。派手な活躍をしたイメージがある長嶋だが、ピークの期間が短く、不調にあえいだ晩年の選手生活が長かったということか。張本もヒットを打ちまくったような記憶があるのだが、長嶋よりも試合数が多い1,733試合というのは意外な感じがする。

歴代1位は、川上の1,646試合ということである。私が野球に関心を持ち始めた時には、すでに引退の直前で、打率2割5分のさえないおっさんというイメージしかもっていなかったのだが、長嶋よりも60試合も早くに2000本に到達したのだから、全盛時は凄かったのだろうと想像される。

イチローの記録が気になるところなのだが、日本にいる間には2000本に届かず、“日米通算”という参考記録として欄外に記録されている。これによると、1,465試合での到達であり、長嶋よりも200試合以上早く到達したことになり、イチローの偉大さが改めてよくわかる数字だ。国民栄誉賞ものなのだが、イチローはアメリカにわたって首位打者を獲得した時に、授賞を打診されたが固辞したとされている。

それにしても、イチローや松井など日本人メジャーリーガーの記録は、“日米通算”の記録として報じられているのだが、日本のプロ野球にいる外国人選手には“日米通算”という記録を見た記憶がないのはどうしてなのだろうか。


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