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これまで花粉症とは縁がなく、毎年この時期に話題になるものの、文字通り他人事と聞き流していたのだが、昨日はやたらと眼がかゆくなり、今朝起きてからも眼をこすってばかりいる。いよいよ花粉症になり、“現代人”の仲間入りをしたのだろうか。

今回のWBCにはあまり興味はなかったのだが、昨夜の試合は画面にくぎ付けになってしまった。お昼の試合で、キューバがオランダにまさかの敗戦をしてしまい、韓国が一次リーグで敗退するなど、台湾相手でも油断はできないと思っていたが、最後まで緊張感漂う試合になってしまった。

普段は晩酌を7時ごろから始め、10時を超えると爆睡してしまうのだが、昨夜はチビチビと抑え気味に飲んでいたこともあり、試合終了まで見届ける事が出来た。日本のハラハラドキドキの試合展開はこれまでのWBCでも見られたことなのだが、土壇場で追い付いて延長戦に持ち込み突き放すという試合展開にはたまらない魅力を改めて感じる事が出来た。

今回の2次リーグは変則的なトーナメントになっており、2敗すると決勝ラウンドには進めない。逆に言うと1敗はできるのだが、次のオランダ戦で負けると、キューバと台湾の勝者ともう一度しびれる試合をしなければならず、スッキリと決めてほしいものだ。しかし、オランダも韓国に続いてキューバに勝利するなどジャイアント・キリングの連発なので侮れない。

それにしても、昨夜の試合では途中で帰る勇気を持つ人はほとんどいなかったと思う。試合終了が11時45分ごろだったから、終電に間に合わなかった人が大勢いたのではないだろうか。負けての朝帰りはダメージが倍増するだろうが、勝ちを見届けての朝帰りは苦にならないものと思うのだが…
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WBCが一昨日から始まったが、初戦は外出しており、昨夜の試合は「八重の桜」とNHKスペシャルの「震災ビッグデータ」を選択したために、つまみ食い的に少し観ただけだった。

7年前の最初の大会の時は野球では初めての「代表戦」とあってかなり力を入れて観ていたが、2回目の時は少し観戦のテンションが下がり、3回目の今回は完全に冷めてしまったようだ。予選リーグということもあると思うのだが、垣間見た限りではスタジアムの雰囲気も今一つ盛り上がりに欠けるように思えた。

今朝の報道だと、観衆は1万3千人とのことである。ふだんの福岡ドームの半分以下しか入っていないようで、冷めてしまった人は私だけではないようだ。

オリンピックやサッカーのW杯が盛り上がるのは、最高レベルの試合ということだけではなく、国同士の対戦という「代表戦」としての魅力が加わるためだと思う。日ごろは君が代や日の丸の旗に敬意を払わない人も、この時ばかりは日の丸の旗の下に結集するという、「代表戦」ならではのパワーがあるのだろう。

WBCの場合は、“本家”であるアメリカがそれほど本気になっていない(メンバーの招集に難渋を極めている)ことがこの2回を通じて判明したことや、投手の不自然な“玉数制限”などもあり、「代表戦」としての魅力がサッカーなどに比べて格段に劣るということが、冷めた見方になってきたのだと思う。これから、今回のWBCをどのようにテレビ観戦するか思案中だ。

ところで、WBCは主催が読売新聞だから、テレビは当然日テレだと思っていた。しかし、4チャンネルに合わせても他の番組をやっていて、慌てて新聞のテレビ欄をチェックした。ライバルの朝日新聞の系列局での中継である。選手のヘルメットに貼りつけてあるロゴにはたしかに「ASHAHI]とあるのだが…


ツィッター経由のアクセスは鎮静化したが、それでも途切れることなく1時間に数件のアクセスがあり、昨日のアクセス件数は50件と、ふだんの3倍のアクセスになっている。今日まで余波が続くのではないだろうか。

ところで、身近なところでbjリーグの試合が見られないかと調べていたら、千葉にもチームがあることが分かった。千葉ジェッツというチームで早速HPを覗いて見た。ホームタウンがどこか気になって年間スケジュール表を眺めると、千葉県内の8か所の体育館で試合が行われているようで、そのうち「船橋アリーナ」が8試合と最も多く、次いで千葉市と八千代市が4試合、その他市川、浦安、佐倉、柏、館山と県内の5会場が各々2試合の開催となっている。

サッカーや野球となると観客を集めて行われるスタジアムは限られるのだが、体育館となると数多くあるということか。8会場に分散して開催するということは、“来てもらう”のではなく、“出前”である。これも“地域密着”というコンセプトの発露なのだろう。

市川での開催は、昨年の11月で終わってしまったのだが、隣の浦安での試合は何と昨日と今日行われるとのことである。試合会場はディズニーリゾートのすぐ隣で、行徳からのアクセスは乗り継がなければならないので少し悪いのだが、今日出かけることにする。

バスケットボールの試合は子どもの頃、親父に連れられて難波の体育館にアメリカのチームの試合を観た記憶がかすかにある。正式な試合ではなく、見世物のような試合だったのかもしれないが記憶は定かではない。

10年ほど前に、トヨタの仕事で三鷹の研修施設で合宿したことがある。研修施設には、体育館やグランドがあり、体育館ではちょうどバスケットのチームが練習を行っていたので、ミーティングの合間に練習風景を間近で見る事が出来た。

攻守の切り替えでポストからポストへと移動する際の素早さと、“シュー”という音が今でも目に焼き付いている。今日の試合でもその音が聞こえるのか楽しみだ。
WBCのメンバーが発表された。今回はメジャーで活躍する選手は一人も選ばれず、小粒な印象を持たせるメンバーになった。サッカーでは先日のラトビア戦では先発メンバー11人のうち、10人までが海外組までだったのとは対照的である。

国内組だけで構成されているのだが、日本シリーズチャンピオンの巨人が7人と、28人のうちの1/4を占めて最も多くの選出になっている。これに次ぐのがソフトバンクの6人で、この2つの球団で合わせて13人とほぼ半数になり、巨人・ソフトバンク連合のようなチームとなった。

一昔前に、シーズン終了後“憧れ”のメジャーチームが来日し、各地を巡回して試合をするというイベントがよく行われていた。ドジャース、カージナルス、ブレーブスなどチームが単独で来日して試合が行われるのだが、対戦する日本のチームは3つのパターンだった。

一つ目は代表チームで、日本代表にたまにセリーグやパリーグの代表があったように思う。二つ目は単独チームでの対戦だが、そのほとんどは巨人であり、たまに南海ホークスや西鉄ライオンズなどの当時の強豪チームが対戦するというものであったように記憶している。

三つ目は単独チームではなく、2~3のチームが連合して立ち向かうもので、大抵パートナーの一つは巨人が指定席になっていたように思う。この3つのパターンで10月末から11月下旬までに10試合以上が日本各地で行われ、“生メジャー”を観るために大勢の人が集まっていたものだ。

この形式が定着したのは、巨人がチャンピオンとして君臨していたこともあるが、主催者が読売新聞社であることも大きかったと思う(毎日新聞が主催したことが一度あったように思うが、記憶は定かではない)。今回のWBCでは今までのように1次ラウンドだけでなく、2次ラウンドも日本で行われるとのこと。日本が勝ちあがっても、アメリカで試合するのは準決勝と決勝の2試合だけである。

国内で多くの試合が行われることにより、興行主である読売新聞にとって大きな利益が見込めるのである。昨秋選手会が不参加表明をした時に、報知新聞が論陣を張って参加を促す記事に紙面を割いた理由が改めて理解できた。

その巨人・ソフトバンク連合に参加するその他の球団だが、2人以上選ばれている球団はなく、横浜だけが1人もいないチームになった。(中日は最終合宿に4人参加していたのだが、外れた5人のうち3人が中日の先筆井端1人の参加になってしまった。これも親会社が新聞社のせいなのだろうか?)主力選手だけで野球ができるわけはないのだが、今シーズンの行方を占う大きな指標となるメンバー構成になったようだ。

統一球になってホームランバッターがいなくなり、中田がクローズアップされているのだが、一昨年統一球で40本以上のホームランを打った西武の中村が合宿にも呼ばれなかったのはなぜなのだろうか、不思議だ。故障でもしたのだろうか?
「一目おく」という言葉がある。囲碁から生まれた言葉で、今はやりの言葉で言うと、“リスペクトする”ということになろうか。女子ジャンプの高梨沙羅に向けられるライバル達にぴったり当てはまる言葉だ。

昨日の午前零時から放映されたW杯の試合の模様を見ようと思ったが、さすがに時間的に無理なので、昨晩7時からの再放送をじっくり見た。2本ともそのラウンドの1位のジャンプで、2位の選手に20点以上の大差をつけての圧勝だった。これで蔵王の試合から8ラウンド続けて1位のジャンプを続けたことになるのだが、この試合では他の選手よりも一段スタートを前に出しての結果である。

前からのスタートでは助走距離が短くなるため不利な状況になるのだが、あえて不利な状況を選択しても他の選手より飛距離で上回ったということは、一段レベルが違うということを意味しており、まさに「一目おく」状況になったと言えると思う。

高校1年生の身での快挙であり、これからどれだけ強くなるのか楽しみになるのだが、少し気がかりになる点がある。運動能力のピークは多くのスポーツで20代後半にあると思う。それに経験値がプラスされると30代前半にピークが来る選手も多い。イチローが最多安打をマークしたのも30代になったばかりの事だったと思う。

しかし、ジャンプのように身体のバランスが重要なウエイトを占めるスポーツでは、“身体の成長”という厄介な問題があると思う。体型に変化が起こることにより、バランス感覚に微妙な狂いが起こる可能性があると思う。高梨が16歳4カ月での最年少W杯チャンピオンの記録を更新したのだが、それまでの記録(男子選手なのだが)も16歳11カ月だった。余計な筋肉が付かない“子どもの身体”が優位に働くこともある種目でもあると思う。

スケートでも、浅田や安藤は10代の時には輝いていたのだが、20代に入ってジャンプの不調で苦しんでいるように思う。これも大人の女性になったことにより、微妙なバランス感覚のズレがもたらしたものではないだろうか。

「可愛い」間はよいのだが、「魅力的」になると衰えるスポーツなのか、5年後の高梨に注目だ。


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