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昨日はダルビッシュが乱調で、6回でノックアウトされた。奪三振は伸ばしているものの、勝ち星のペースが落ち込み、去年の勝ち星16勝に届くかどうか微妙になってきた。最近の登板で気になるのは、ホームランを打たれるのが目立つことだ。昨日の試合でも3本打たれたが、その前の登板では打たれたヒット2本がいずれもホームランで、3点をとられての敗戦投手である。

テレビを観ての感想としては、研究されているということだ。最近打たれたホームランは左バッターにやられており、昨日の試合ではアスレチックスは左バッターをずらりと並べ、ホームラン攻勢で仕留められてしまった。メジャーの試合では、データを重視し、極端な守備シフトを敷くのが最近目立つようになっているように思う。

日本のプロ野球では、一昔前の王シフトが有名だが、偉大なる王が引退してからは久しくお目にかかることはない。メジャーでは去年くらいから目立ち始め、今年になってからは毎試合のように○○シフトが見られるようになっている。

今放映されている試合でも、ヤンキースのソリアーノの打席では左よりの守備位置になっている。守備位置でもこれだけデータを活用しているのだから、投手に対するデータも充実しているのだろう。黒田や岩隈もダルビッシュと同じように最近勝ちあぐねているが、研究されて対処法が生み出されたのかもしれない。

メジャーの野球というと豪快だが大味なゲームが多いような印象を持ちがちだが、一方ではデータを研究し尽くし、相手を攻略するという緻密な面を持ち合わせているということか。

NHKの解説に今年から田口が加わっていたが、面白い話をしていた。試合の最中でも、打ち取られたバッターが、ベンチの裏にあるモニター室で相手の配給を観ることがよくあるとのことであった。相手の攻め方を参考に次の打席に入るためである。

日本では、ベンチ裏にモニターを置くことが禁止されているとのことである。一時話題になった“サイン盗み”への対策であらぬ疑いをかけられないようにというルールなのだろう。情報というものに対する日米の考え方の違いがあらわれているような出来事だ。スノーデン容疑者が暴露した盗聴問題が起こった事情も何となくわかる気がする。

情報収集の大家といえば、イギリスのブックメーカーもそのひとつである。間違えた賭け率を提示すると大損することになるので、情報収集力は死活問題になりかねない。なんでも賭けごとの対象になるが、オリンピックの開催都市では、東京は1.6倍、マドリードは3倍、イスタンブールは4倍のオッズということになっている。

嬉しい数字なのだが、過去2回はいずれも一番人気になった都市は敗退しているそうである。気になるオッズだ。

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イチローがあっさり日米通算4000本安打を達成した。昨日の朝というか夜中に例によって目を覚ましたら、ちょうどイチローの最終打席を迎える所だった。スタジアムの雰囲気がいつもと違い、すぐに「後1本」だということが分かった。

明らかに、ホームラン狙いで凡退してしまった。昨日はダブルヘッターなので、8時からの試合で記録達成の瞬間は見られるだろうと思っていたが、先発からは外れ、終盤に代打で出てくることを期待していた。残念ながら、9回に代打ではなく代走での出場となり、今日に持ち越しとなったのだが、第一打席であっさり記録達成となった。

日米通算の記録に意味があるのかという論議があり、マイナーの記録も含めてカウントするという嫌らしいデータもあるようだが、マイナーの記録を合算しても“救済”されるのはハンク・アーロンだけだ。ピート・ローズやタイカップとは同列ではないが、ハンク・アーロンに並んだことで十分称えられると思う。

日本では張本の3083本が最高で、それ以外には3000本を超えた選手はいない。子どものころの少年野球や、中学・高校時代の記録を通算しても、4000本に届く選手はいないのではないだろうか。やっぱり凄い記録だと思う。

イチローは現在メジャーでも2700本を超えるヒットを打っている。13シーズン目だから1年平均200本を超えるペースだ。後2年現役を続ければ15シーズンで3000本安打という記録になる。イチローが引退すれば、間違いなく野球の殿堂入りをすると思う。4000本クラブの一員としてではないかもしれないが、偉大な選手として後世に名を残すことになるのだろう。

今シーズン大器がようやく本領を発揮し始めた日本ハムの中田が、デッドボールを受けて今シーズン絶望となってしまった。本塁打でトップを走っていたのに残念な結果だが、イチローの偉大さは大きな怪我をしないことにも表れている(オリックスの時にシーズン終盤に骨折したことが一度あったように思うが)。

イチローはスライディングキャッチでファインプレーを演じるが(今朝の試合でもあった)、ダイビングキャッチの姿を見た記憶がない。頭から突っ込むと、打ち所が悪いと頸椎にダメージを受けることになり、選手生命にも影響するのでそのようなプレーを選択しないということらしい。このような考えがあってこそ、4000本まで到達したのだろう。

高校野球は、応援していた東北のチームが2校とも敗れてしまった。特に花巻東の試合ぶりが淡白に映ったのが気になったのだが、カット打法について前日審判団から警告があったのが原因のようだ。

準々決勝でカット打法を多用し、一人で40球を超える玉数を投げさせたのに対し、バントと同じ扱いとするというものだった。ツーストライクからカットすると、スリーバント失敗と見なして三振とするというものだった。

二塁ランナーになった時の不正な振る舞いの警告と合わせて2つのペナルティを宣告されたわけで、萎縮して淡白になったものと思われる。

ランナーとしての振る舞いは問題があるとしても、カット打法への警告はいかがなものか。猛暑の中の試合なので、審判も早く終わらせたいのかもしれないが…

今年の夏は西日本や東日本では晴天が続き、猛暑とともに水不足が各地で各地で続いているが、そのお陰もあってか高校野球はあっという間に、ベスト4の戦いになってしまった。今年は優勝候補が相次いで敗れ、フレッシュな顔ぶれの準々決勝になったが、その4試合とも1点差の決着で、私の予想した4校とも敗れてしまった。

点差が示すように紙一重だったと思うが、大事なところでのミスが勝敗の行方を分けたのだと思う。勝ち残った4つの学校は、優勝すればいずれも県の初優勝になるから、地元では大変な盛り上がりになっているのではないだろうか(群馬県は桐生第一が優勝したことがあるかもしれないが)。

今年の夏は日本列島で気象状況がかなり異なり、西日本や東日本は梅雨明けが早く、関東などは一時天候不順が続いたが、西日本では猛暑の洗礼を長く受けているように思う。とうとう昨日の試合で、好投していた常総学院のエースが9回に熱中症で交代を余儀なくさせられた。

スポーツ選手は汗をかく体質になっているため、熱中症にはなりにくいと思っていたが、暑さのダメージが身体に累積し、とうとう昨日の試合で出てきたしまったのだろう。一番暑い時間帯の第3試合ということも影響したと思う。

ベスト4に東北の学校が2つも残っている。今大会は1回戦で、東北6県の代表が5勝1敗の好スタートを切っており、その勢いが続いたということもあるのだろうが、その背景には、この夏の天候の地域格差があるのではないだろうか。

7月に仙台に出かけたが、あまりの涼しさに驚いたことがある。東京では連日熱帯夜で寝苦しい日を過ごしていたのに、20度を少し超えるだけ。日中もようやく夏日に到達する程度で、随分過ごしやすさが違うものだと体感したものだった。

猛暑にさらされた時間が少ないことが、東北勢が健闘している理由の一つになっているのではないだろうか。ベスト4で両校討ち死にということもあるのだろうが、私にとっては東北同士の決勝を見たいと思っている。

今大会の応援で、「あまちゃん」のテーマ音楽が使用率ナンバー1だろう。軽快なテンポが応援にピッタリくるからだと思うが、決勝でも本家の応援を聞きたいものだ。

子どもの頃過ごした大阪には、当時4つの球団があった。セが阪神の1球団だったのに、パは3球団もあった。阪神フアンが一番多かったと思うが、巨人フアンも結構居たように思う。いずれにしてもセリーグのチームで、パリーグフアンはその他大勢の扱いだった。

子どものころから筋金入りの天の邪鬼だった私は、大勢になびかず南海ホークスを応援していた。そのDNAの素である親父は巨人フアンで、アンチ阪神の精神があったのだろう。ちなみに、私の弟は阪急フアンであり、へそ曲がりの遺伝子は先に行くほど強く出てくるようだ。

子どもの頃、南海ホークスの天敵はライオンズで、オールスターゲームの頃までに10ゲーム以上離していたことがあったが、終盤にひっくり返されたことが2度もあった。その憎気相手が稲尾であった。先発にリリーフにと文字通り“獅子奮迅”の活躍で、ホークスフアンの夢を打ち砕いたのだ。

出てくれば負けないので、「神様、仏様、稲尾様」と称えられて、とうとう20連勝という信じられない記録を作ってしまい、息の根を止められてしまった。昭和32年、小学校3年生の時のことだ。

その稲尾の連勝記録を、楽天のマー君が塗り替えてしまった。今シーズンだけで17連勝なのだが、楽天の勝ち越しは20なので、ほとんどをマー君一人で稼いだ勘定になる。月間MVPを3カ月連続で受賞しているが、これで4カ月連続になるだろうし、年間MVPも満票での受賞ということになりそうだ。

私にとっては憎い稲尾の記録を一つ破ってくれてうれしい限りだが、昭和36年のシーズンに記録した年間42勝という記録は、いかにマー君といえども手が届かないだろう。マー君の快挙に、改めて稲尾の偉大さを感じさせられてしまった。
夜中に目を覚まして、テレビをつけたらダルビッシュの登板する試合が始まる所だった。いつもは麦茶を飲んだら、そのままもう一度寝るところなのだが、初回に3連続三振を見せつけられると、眠気が吹っ飛んでしまい、結局最後まで見続けることになってしまった。

キャッチャーとのリズムが良く、サインに首を振ることがなかったため、ポンポンと投げ込んで6回2死までパーフェクトゲームの進行となった。4月に9回ツーアウトまで一人のランナーも出さなかったアストロズ相手であり、今度こそという期待を持たせたのだが、2-2の後のきわどい球をボールと判定され、嫌な予感がした。

案の定次は明らかにボールとわかる投球で、完全試合の期待はまたもやお預けとなってしまった。完全試合を阻むヒットを打たれたのは9番バッターであり、今回のフォアボールも9番バッターである。ダルビッシュにとって、アストロズの9番バッターというのは鬼門なのだろう。

まだノーヒットノーランの期待はあったのだが、フォアボールになった時にキャッチャーのピアジンスキーが暴言を吐いたのだろう、退場を宣告されてしまった。これでリズムが悪くなったのか、8回にホームランを打たれ、ノーヒットもダメになってしまった。

夜中に目を覚ましても、テレビをつけることなどめったにないのだが、何かの予感が働いたのだと思う。しかし、その僥倖が実を結ぶことなく、大記録の瞬間を見届けることはできなかった。「真夏の夜の夢」ということか。今日は仕事の予定もないので、たっぷり昼寝をしなければならない。


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