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昨日の神宮球場の試合では、両チーム合わせて7本のホームランが飛びだした。3人連続ホームランや、ブランコの一人で3本のホームランなど、神宮球場に出かけた人は“野球の華”を楽しんだことだろう。

原因は、神宮球場は東京ドームと並んでホームランが出やすい球場であることと、ホームから外野に向かって吹いた強風のためである。ロッテが本拠とする千葉のマリンスタジアムは、奪三振の日本記録が誕生した球場で、日本記録以外にも時折派手な奪三振を記録する投手が登場する。

こちらの原因も風によるものである。幕張は東京湾の最も奥にあり、南西風が吹いた時は何の障害物もない東京湾を乗り越えた強風が吹き付けることになる。近くを走るJRの京葉線はちょっと風が強くなると運転見合わせになることで有名だ。

幕張のスタジアムは海に向かっているため、南西風が強い時は投手は追い風を受けることになる。追い風だけならホームランが出にくいことにだけなるのだが、吹きつけた風がバックネットにあたって跳ね返ってくる風が曲者で、ホームベースあたりは追い風と跳ね返りの風が混ざり合って複雑なことになる。

変化球の“切れ”が一段と増して、フォークボールは特に切れ味がモノを言うことになる。野茂がデビューしたころ17の三振を奪ったのもそのためであり、名前を忘れてしまったのだが18の奪三振が誕生したのも、鋭さを増したフォークボールのためである。

ロッテのアンダーハンドの渡辺が活躍できる理由も同じ理由だろう。変化球の切れが増したり、ホームランが連発するのも自然を相手にする屋外の球場の面白さだと思う。間もなく9時からダルビッシュが登板するが、メジャーの球場は大半が屋外の天然芝球場である。先日のヤンキースとレッドソックスの試合では、体感気温が零度を下回る中で防寒着着用の中で行われていたのだが、それでも自然の空気の中で野球観戦をするというのがよいのだろう。

私がコウモリを始めてみたのは大阪球場でのことである。多分ふだんでも眼にすることはあったのだろうが、ナイター照明に群がる数の多さに初めてコウモリを意識するようになったのである。都市の中で野球場は、自然と接することができる数少ない場所であるかもしれない。もう少し暖かくなったら、幕張の球場に出かけて自然と触れ合いながら、野球を楽しんでみようと思う。大谷と中田を見たいから、日本ハムとの試合が第一候補だ。

神宮球場の昨日の試合はともかく、今年はこの2年に比べてホームランの数が多いような気がしている。統一球に“改良”が加えられたのだろうか?
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