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暑くもなく寒くもなく、気持ちよい日が続き昨日などはスポーツ観戦にはもってこいの日よりだった。気候の後押しを受けてプロ野球には6球場で19万人、Jリーグには16万人のフアンがスタジアムに詰め掛けたのだが、20周年記念で盛り上がっているだろうサッカーよりも、不人気(?)とされる交流戦の方が動員が多かったのは意外な感じがする。

その交流戦だが、始まったばかりで何とも言えないのだが、ホームのアドバンテージがあるにしても、セリーグが14勝10敗と4つの勝ち越しは予想外のスタートになっている。野球の質の違いから、パリーグが断然優位にあり、交流戦で勢いをつけるチームが出てくるものだと思っていたのに(少しもたついているソフトバンクが飛びだすと予想していた)、アップアップだった中日が4連勝するなど今年のスタートは真逆の展開になってしまっている。

原因は、“飛ぶボール”にあるように思う。3年前の統一球導入によりホームランが激減し、不評を買った事でコミッショナーがボールに一服盛ったような気がする。公式見解では、これまでのボールと変わらないということになっているが、DeNAのブランコなどは昨日の試合で今シーズン20号を記録している。この2シーズンは30本を越えればホームラン王になるレベルだっただけに、42試合で20本というペースは驚異的なハイペースだ。

マラソンならハイペースだと後半に大バテしてせっかく作った貯金を崩してしまうのだが、ホームランは貯蓄が出来るので、どこまで記録が伸びるのか注目される。42試合で20本というペースは、年率換算するとシーズンでは70本になり、55本という“聖域”を巡って怪しい動きが出てきそうな気もするが。

ブランコだけでなく、昨日はどこの球場でもホームランがドンドン飛びだし、6球場で22本にもなった。神宮と甲子園で7本ずつホームランが飛び交った事が大きいのだが、神宮の7本は球場の狭さでよくわかるのだが、大箱の甲子園でも7本というのには驚きだ。昨日は風が強かったので、打者有利の風が甲子園には吹いたのだろうか。

ここまで書いて気が付いたのは、昨日の試合は屋外の球場が4試合で19本、ドーム球場では2試合で3本であり、明らかに風の影響がありそうだ。飛ぶボールに風が味方して、ホームラン合戦となったのだろう。

足と肩を売り物にするパリーグの野球は、“空中戦”には通用しないことがはっきりした。



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テレビの野球中継は、日本のプロ野球よりもメジャーを観る方が多い。メジャーのプレーで楽しみにしているのは、ピッチャーやバッターのパワフルさもあるが、特に私が魅かれるのは守備である。外野手の守備は画面を通してではフェンス際のプレーしか見事さはわからないが、内野手の好プレーは画面からでもよくわかる。

守備範囲の広さもあるが、肩の強さが際立っていると思う。体勢を崩しながらも矢のような送球(チョッと古臭い形容だが)を繰り出すのをみると、人種による体力の違いを痛感させられる。川崎のプレーなどをみると、ひ弱に見えて仕方がない。野球の質が全く違うと思う。

日本のプロ野球も、ポストシーズンのゲームと交流戦は比較的よく見る。交流戦をよく見るのは、野球の質の違いがよくわかるからだ。一昔前は、パリーグの野球は大味で、セリーグの野球は緻密だという定評があった。しかし、交流戦が始まって5~6年たったと思うが、今やその定評は完全に覆ったように思う。

打力に関しては両リーグに大きな差はないと思うのだが、投手力や守備力、機動力においてはパリーグの方が数段勝っているように思う。その理由はいろいろあると思うが、最も大きい理由は球場の広さの違いだろう。

ドームランが連発する東京ドームをはじめ、神宮や横浜など狭い球場が多いセリーグに対して、札幌ドームや福岡ドームなどパリーグの本拠地は広い球場が多く、外野手の守備力が勝敗に大きな影響をもたらすのをはじめ、広い球場でコツコツ点をとるために機動力も磨かれたのだろう。広いスタジアムのため、投手も思い切ったピッチングができ、成長につながるのだと思う。環境の違いが、野球の質を変えたのではないだろうか。

野球の質の違いは、選手に要求されるものも異なることになり、足や肩など野球選手としての基礎体力を重視して、素材中心のスカウティングが行われているような気がする。ドラフトの1位指名ではそう差はないと思うが、下位指名選手に大きな開きがあるように感じる(これを証明するにはドラフト下位指名や育成枠せ獲得した選手の“歩留まり率”を算出する必要がありそうだが)。

セリーグも下位指名では素材重視をしているのだろうが、それが育成段階で大きな差が出てくるというのは、結局球場の違いということに落ち着くのだろうか。

パリーグの首位はロッテであるが、好調の原動力は外野の熾烈な競争にあると思う。昨日の巨人戦のメンバーを見渡すと、去年の首位打者の角中や、岡田の名前が見られない。ピンチヒッターとして登場して結果を残した清田や伊志嶺なども外野手であり、外野のレギュラーを2セット持っているような状況だと思う。

これから1カ月野球の質の違いを楽しみたい。
Jリーグの20周年記念試合は、浦和と鹿島の試合が設定された。20年前の開幕試合は、日本リーグ時代からのライバルであった読売と日産を受け継いだ、ヴェルディとマリノスの試合が設定されたのだが、一方の当事者であるヴェルディはJ2でくすぼっており、オリジナル10の生き残りの浦和と鹿島がチョイスされたのだろう。

Jリーグが開幕した20年前は子どもたちはまだ小さく、サッカー熱を植え付けるためにいろんな国の言語で歌われる応援歌のCDを買ってきて、ドライブする度に車の中でかけていた。お陰で、しばらく「オーレオレオレ」というフレーズが耳にこびりついたのだが、次女がサッカー部に入り、次男はサッカー観戦が趣味になり、親父としての作戦は成功したように思う。

地元のチームはジェフ市原で、当然のようにフアンとなり、一度観戦に出かけたことがある。現在は蘇我のフクアリがホームであるが、開幕当初は「ジェフ市原」を名乗っていたように、市原市の五井スタジアムがホームであった。

JRで出かけると蘇我から先は内房線に乗り換えなければならず、しかも五井駅からスタジアムまでも遠いため、車で出かけることにした。車立地にスタジアムがあるにもかかわらず、駐車場がスタジアムの周りには極端に少なく、スタジアムから徒歩15分ほど離れた臨時駐車場を利用することになった。国道16号線沿いは工場地帯となっており、海側には未入居の空き地が一杯あるので、これが臨時駐車場として徴用されていたのだろう。これが悪夢になるとは、その時は想像もしなかったのだが。

試合が終わっていざ帰宅しようとしたのだが、駐車場から車を出すことができないのだ。スタジアムは超満員だったから15,000人近くの入場者があったと思う。ほとんど車での来場だから、駐車場には3,000台以上の車が居たのだと思う。

帰宅するためには国道16号線に出なければならないのだが、わき道から本道に出ることになるので信号の時間が極端に短く、そこに3,000台以上の車が殺到するわけだから、亀さんの歩みのようなスピードでしか車が進まない。結局、駐車場から16号線を左折するまでに1時間半以上かかることになってしまった。

草創期のオリジナル10のチームの中で、ジェフは観客動員が最も少ないチームだったが、スタジアムへの交通アクセスの悪さがその最大要因だったと思う。アクセスは生きやすさだけでなく、帰りやすさもあるということを身をもって体験させられた。

そのオリジナル10のチームの内、降格をせずに生き残っているチームは鹿島と、名古屋に横浜マリノスの3チームだけになってしまった。去年などは優勝争いの常連のガンバが、「前田の呪い」のためなのかまさかの陥落をしてしまった。

その前田の所属する磐田は2年目にJ1に昇格したため、オリジナル10には含まれないが、昇格以降一度も陥落していないので、準オリジナル10のような存在だ。私が散々な目にあった五井での試合も、磐田との試合だった(人気チーム相手だったので大混雑したのだが)。

その磐田が、今シーズンは立ち上がりに躓き、監督も早々に後退したのに、ブービーの位置にとどまっている。去年のガンバの事もあり、まさかの降格ということもあるかもしれない。

「前田の呪い」は、その年の前田の最初のゴールを決められたチームが6年連続で降格しているということから注目されているのだが、今シーズンはまだ前田にゴールが生まれていないと思う。ヤマハの仕事を長くやっていただけに、磐田には好感を持っている。前田のオウンゴールが今シーズン初ゴールにならないことを祈っているのだが。



アジアチャンピオンリーグにJリーグから4チームが参戦したが、予選リーグを突破して決勝トーナメントに進出したのは天皇杯で出場権を獲得した柏のみで、去年のJリーグ上位3チームは全滅になってしまった。特に、チャンピオンの広島は1勝もできずに敗退してしまい、残念な結果だ。

去年まではテレビ朝日が放映権を持ち、BSでライブ中継が見られたのだが、今年は放映権が日テレに映り、CS放送での中継がメインになってしまったため、戦いぶりを1試合も観る事が出来なかった(BS日テレでは深夜に録画放送されていたが、「よい子は寝る時間」だった)。

JリーグはこのところACLでは決勝トーナメントに進むのがやっとで、浦和やガンバが連覇したころの勢いがとまっており、クラブチームのレベルではかなり劣勢になっている。Jリーグ発足20周年を迎えて、日本サッカーの今後に少しかげりがみえてきたように思う。この数年にJリーグからヨーロッパに籍を移す選手が急増し、現在ヨーロッパのチームに所属する日本人選手は20人以上いると思うが、ACLでの成績不振と、日本選手のヨーロッパ流出と関連があるのかもしれない。

そのヨーロッパでもチャンピオンリーグが佳境を迎えているが、決勝はバイエルンとドルトムントのドイツ勢が決勝で対戦することになった。準決勝は、バルサとレアルのスペインの人気チームとの対戦になったが、いずれも最初の試合で大差勝ちし、スペイン勢の戦闘意欲が喪失したためか2試合目も余裕の決勝進出になってしまった。

メディアの人気はスター選手が勢ぞろいしているプレミアリーグとリーガエスパニヨールが双璧なのだが、観客動員数はブンデスリーグ最も多い。人口の多さや、経済力の差が反映されているのだろう。

日本選手がヨーロッパリーグで最も多く所属しているのはドイツのリーグで、半分以上はいるのではないだろうか。決勝で顔を合わせるバイエルンとドルトムントにも去年までは宇佐美と香川が所属していたし、その他のチームにも数多く所属し、毎週のように「日本人選手の対決」がニュースになっているほどだ。

ドイツと言うと体力任せでゴリゴリ押してくるイメージがあり、小柄な日本人には最も向いていないリーグだと思っていたのだが、日本人選手が大量採用されるというのはドイツのサッカースタイルが変わってきたのかもしれない。その結果がチャンピオンリーグの決勝対決ということになったとすると、日本サッカーには明るい兆しとも思えるのだが。

陸上競技場はどこも同じように見えるが、トラックの素材の違いにより、“高速トラック”が出現するようだ。ロンドン五輪のトラックも高速だったが、国内では長居、等々力、広島ビッグアーチがベスト3だと思う。それにほどよい追い風が吹く立地・季節の条件が重なるのが、広島の織田記念大会で、過去に何度も日本記録が生まれていたように思う。

その織田記念で、高校生が10.01秒という後一歩で夢の9秒台という快走を見せた。陸上競技では18歳未満を「ユース」、18歳から20歳までを「ジュニア」というカテゴリーに分けている。17歳の桐生選手はユースになるのだが、これまでのユース世界記録はこの桐生選手が昨秋に記録した10秒19で、これを一挙に0.18秒の大幅短縮したわけだ。

もう一つ上の年代カテゴリーであるジュニアの世界記録は、10.01秒とのことであり、一クラス上でも世界タイということになる。陸上の短距離では、筋肉の素材の違いからなのか人種間の差が極めて大きく、オリンピックの決勝などは黒人選手ばかりである。

白人選手で100m10秒を切った選手は一人しかいなかったように思う。黄色人種は白人よりもさらに素材が劣り、10秒を切るのは至難の業だと思っていた。バンコクのアジア大会で伊東選手が神がかり的走りを見せたが、10秒00という“寸止め”に終わってしまっていた。

昨日も同じように0.01秒オーバーの寸止めになってしまったのだが、17歳という伸び盛りの年齢を考えると、故障さえしなければ近いうちに大台突破は可能ではないだろうか。昨日の試合で桐生と接戦を演じた山県も大学2年生と若く、先陣争いも見どころだ。

桐生を指導していたコーチは、体罰が発覚して2月から無期限指導停止になったそうだが、体罰問題さえなければ指導者として大きな脚光を浴びていただろうに。




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