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爆弾低気圧が通り過ぎて、今朝は“台風一過”のような晴天になっているが、吹き戻しの強風が吹き荒れており、しばらくは外に出ない方がよさそうだ。それにしても、この数年春の嵐が多く、特に今年は目立つような気がする。何かの異変の前触れなのだろうか。

荒天のため、Jリーグのゲームではびしょ濡れになりながらのプレーになったのだが、プロ野球は中止になったのが1試合だけで、雨が来る前のデーゲームだったことと、ドーム球場が多いということなのだろう。

そんな中で、ラミレスが2000本安打を達成した。外国人選手としては初めての記録だそうだが、2000本のヒットを打つためには10年以上かかるため、助っ人として数シーズンしかプレーしない外国人選手としては偉業と言えそうだ。

日経のスポーツ面によると、ラミレスは1,695試合での達成で、国民栄誉賞の長嶋の1,708試合を上回る歴代2位の記録であると報じられている。派手な活躍をしたイメージがある長嶋だが、ピークの期間が短く、不調にあえいだ晩年の選手生活が長かったということか。張本もヒットを打ちまくったような記憶があるのだが、長嶋よりも試合数が多い1,733試合というのは意外な感じがする。

歴代1位は、川上の1,646試合ということである。私が野球に関心を持ち始めた時には、すでに引退の直前で、打率2割5分のさえないおっさんというイメージしかもっていなかったのだが、長嶋よりも60試合も早くに2000本に到達したのだから、全盛時は凄かったのだろうと想像される。

イチローの記録が気になるところなのだが、日本にいる間には2000本に届かず、“日米通算”という参考記録として欄外に記録されている。これによると、1,465試合での到達であり、長嶋よりも200試合以上早く到達したことになり、イチローの偉大さが改めてよくわかる数字だ。国民栄誉賞ものなのだが、イチローはアメリカにわたって首位打者を獲得した時に、授賞を打診されたが固辞したとされている。

それにしても、イチローや松井など日本人メジャーリーガーの記録は、“日米通算”の記録として報じられているのだが、日本のプロ野球にいる外国人選手には“日米通算”という記録を見た記憶がないのはどうしてなのだろうか。
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