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丸1日半ネットに接続ができず、昨日はブログを掲載することができなかった。手続きのミスでプロバイダーの認証が受けられずに、止まってしまった。当初は機械の故障かと思い(1年前に光に切り替えたのだがよく中断し、結局NTTが機械を交換した)、ルーターの電源を何度もいじってみたのだが埒が明かず、昨日は朝から出かけたので、夜帰宅してから再挑戦してみた。

夜遅くにNTTに電話して、色々チェックした結果、こちらのうっかりミスであることが判明した。今朝早速ぷららに連絡したのだが、なんとぷららの営業時間は12時から21時までとなっており、結局ネットが使えるようになったのは3時前になってしまった。12時からサービス開始というのはどうかと思う。

36時間ぶりにメールがつながると30本以上メールが来ていたのだが、2/3は迷惑メールというか、詐欺メールだ。

おれおれ詐欺の取締りが厳しくなったためか、残党がこちらに移ったようで、最近随分増えているような気がする。うっかりチェックすると、アドレスが読み取られ請求がメールで送られてくる仕組みだ。半年ほど前にうかつにもつい触ってしまったところ、1日4回請求が送られて来るようになってしまった。

彼らの手口は請求金額はATMからの振込みを意識してか、10万円を少し切る金額に設定してあり、背景が緑や黄色や赤など随分カラフルなもので、ギョッとさせる効果を狙っていた。実際、緑や黄色のメールが届くといやな気分になる。

無視を決め込むと、1ヶ月ほど続いた後に、今度は和解を提案してきて請求金額を半値にしてきた。これも無視をすると、半月ほどでぴたりと請求メールが来なくなった。一段落ということだが、余りのしつこさに根負けする人もいるのだろうと思う。

メールの中に、問合せ先としてフリーダイヤルの案内が記載されていた。ためしに公衆電話から電話してみたが、公衆電話からはつながらない設定になっていた。もちろん自分の携帯や自宅の電話からかけることはせず、無視を決め込んだ。触らぬ神に祟りなしだ。

1日半もメールチェックをしないと、迷惑メールが大量にあり、大事なメールを選りだすのに一苦労する。何とかこの連中を取り締まってもらいたいものだが、彼らはどうやってアドレスを入手するのだろうか。
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昨夜は十三夜で、帰宅途中に千鳥足になりながらも、月を楽しむことができた。満月ではないのだが、空気が澄み渡っていることが、いっそう月を鮮やかなものにしている。

夏場だと湿気が多く、霞むことが多いが、今の時期は空気が乾燥しており、空の透明度が高い。十三夜も旧暦であり、自然にかかわることは旧暦で考えることの方が分かりやすい。

今日の日経の朝刊で「飛び入学の千葉大2年 “天才プログラマー”に」という見出しが目についた。数学に秀でた学生を高校2年生から大学に入学できる制度が創設され、この制度で千葉大に進学した学生が、情報処理推進機構から「天才プログラマー/スーパークリエーター」に認定されたというものである。

これまでは大型コンピューターでしか作成できなかった精密な三次元画像を、パソコンで作成できるソフトを開発したというのが認定理由である。これにより、ゲームソフトの製作コストが大幅に低減でき、競争力が高まるらしい。

飛び級入学の大学2年生といえば、本来なら高校3年生である。もし飛び級制度がなかったら研究環境に恵まれず、このような成果は上げられなかったであろう。

飛び級制度は、十三夜も季節によっては満月にも匹敵するという考えに、あい通じるものがあると思う。
十三夜の精神を大切にしたいものだ。
昨夜のNHKスペシャルは、世紀を超えた難問といわれた「ポアンカレ予想」を解き明かした天才数学者をテーマにしたドキュメンタリであった。

この功績によって数学の世界のノーベル賞といわれるフィリーズ賞に選ばれたが、受賞を拒否して隠遁生活を送るようになったグリゴリ・ペレルマンが登場するまで、数学者たちが1世紀をかけて難問に挑戦する姿が描かれている。

好奇心を掻き立てるような番組宣伝をこの数日目の当たりにしており、高校生の娘は絶対に見ると宣言していた。私も当然そのつもりであり、万が一数学上の解説が出てきても耐えられるように、晩酌を通常の半分にして番組に臨んだ。

番組を見ての感想としては、番組開始時の視聴率は20%、5分後には15%、30分後には10%、終了時には5%になっていたのではないかと思う。

1世紀かけて世界の数学者たちが挑んだ難問である。数学の素養のないものが理解できないのは当然だ、たとえ話では、ロープを宇宙空間にロケットにつけて飛ばし、それが再びロケットが戻ってきた時に、ロープも無事回収できれば「宇宙も丸い」ということが証明できるというものだった。

一夜明けた今でも、わたしはこのたとえ話の意味が良く理解できないで居る。この番組で理解できたのは、ポアンカレ以降主流となった「位相幾何学」の問題としてチャレンジされてきたのだが、ペレルマンが解き明かしたのは旧いとされる「微分幾何学」と物理学を駆使してのものであり、専門家が入りやすい陥穽が存在するということである。

この番組のシナリオを構成したディレクターは物凄い取材をこなしたのではないだろうか。テーマに取り上げただけでも敬服に値する。

松坂・岡島と松井の誰がチャンピオンリングを獲得するかの予想だけでも大変なのに…
一部の自動改札機が使えないというトラブルが、今朝関東のJRや私鉄で一斉に起こっている。特定のメーカーの自動改札機で電源が入らなくなったようである。ICの時限爆弾が仕掛けられたようで、不気味な感じがする。

自動改札のトラブルで恐ろしい経験をしたことがある。JR京葉線の八丁堀駅は、地下からのルートが3系列あり、そのうち2系列は改札口近くに左右から合流するように配置されている。もう一本は改札から少し離れた位置になる。

当然のように乗客の多くは、この2本に集中し、混雑となる。エスカレーターの降り口と改札までの距離が十分あればよいのだが、10M程度しかなく自動改札を上手く通過できない乗客がでると人が停滞することになる。

たまたま総武線の事故で振り替え乗車が発生した時は、精算手続きをする人も多く、自動精算機もこの合流地点の側にあったため、混雑が一掃ひどくなった。私がエスカレータを降りた時は前の人に抱きつくような形になってしまい、もう少し溜まるとエスカレータでドミノが起こるところであった。今回早朝からのトラブルでよかったが、ラッシュ時に突然起きると八丁堀駅は大惨事が置きかねないと思う。

京葉線のエスカレータで、溜りが少なくて事故が懸念される場所は2箇所ある。東京駅の動く歩道とエスカレータの接続部分で、左側に乗ろうとする人が多く、後10Mくらい動く歩道を短くする必要がある。

もう一つは海浜幕張の東京よりホームのエスカレータだけの箇所である。東京行きのホームに海浜幕張どまりの東京からの列車も停止する。乗客は降りるか、その先まで行く人だから全員ホームを変わることになる。その際、乗客は上りのエスカレータの前を横切ってくだりのエスカレータにたどり着くため、混雑すると危険である。

当初はすぐにエスカレータの乗降口になっていたが、今は少し改良され手すりを5M位伸ばしてゆとりを持たせるようになっている。

しかし、今月の27日からはモーターショーが始まる。いつ事故がおきても不思議でない設計であり、少なくとも海浜幕張どまりの列車はくだりホームに停車させることが必要ではないだろうか。

昨日の夜たまたまテレビをつけたときがボクシングの12ラウンドであった。それまでの経過を全く知らなかったので、亀田が押し倒したり持ち上げたりしたプロレスのようなシーンを何度も見てしまった。

こんな選手を持ち上げてきた、メディアの反省の弁を聞きたいものだ。
今日は午後から雨が降るそうだが、今朝は晴れ間が覗いており、ひんやりとして気持ちの良い朝だ。これから2ヶ月くらいが最も過ごしやすい季節だろう。

先週末に、ゲートボールの仕事で関係者にインタビューするために、新潟県に出かけた。新潟はゲートボールの会員数が1万人を超え、全国一の県である。東京は場所がないこともあるのか7千人で新潟の半分しか愛好者はいない。

明治13年の人口統計では、全国3300万人の人口で、新潟県は150万人で実質トップ(当時は33の府県しかなく、最も人口の多い石川県は現在の福井、富山と合わせたもの)、東京府は90万人でベスト10にも入っていなかった。ゲートボールの会員数は全国で27万人であり、東京と新潟の関係は明治13年当時の人口分布と近似しているのが面白い。

新潟県の中でも最も多いのは新発田市で、人口12万の街で1000人近い会員数を抱えている。150人に1人が愛好者となっている。人口が最も多く、新発田の5倍の人口の新潟市は700人しか会員がなく、ゲートボールは地方を代表するスポーツといえそうだ。

当日は新発田市で市内の大会が催されており、50チームが芝生のグランドに集まり、10のコートに分かれてリーグ戦を競っていた。中々壮観な眺めであり、高齢者が大半を占めているせいか、和気藹々とした感じがあった。

高齢者に混じって20代の若手の姿も見られ、若手主体のチームと高齢者チームの試合では、整列する後姿は凸凹で(競技順に従い交互に並ぶ)微笑ましいものがある。高齢者のチームも実力差に臆することなく、果敢に仕掛け、心意気も感じさせられた。

新潟県の代表チームは昨年の日本選手権のチャンピオンとなり、今年はシード権があるため、もう1チームに出場権があり、新発田のチームがシードされている昨年のチャンピオンを破り、日本選手権の出場権を獲得している。

代表クラスのメンバーとお年寄りが一緒になってゲームを楽しんでおり、地域スポーツとしてのゲートボールの魅力が感じられる。参加者に話を聞くと、近所で誘い合ってゲームに参加しており、近所づきあいがベースとなっている。

又、代表クラスの若者も、お年寄りから教えられて始めており、近所のバックアップもあってジュニア時代から全国大会の経験を重ねて成長している。

大会の企画や運営、試合における相互審判制(ゲームのないチームの選手が審判を勤める)などすべて自分たちの力で実施しており、“地域力”がそのまま表れているような気がする。

ゲートボールの盛んな地方は、活力という面でまだまだ可能性を秘めているような気がする。ただ、高齢者が活力を維持している、今がラストチャンスかもしれないが…





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