社長のブログです
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世の中は3連休ということなのだが、普段の休日と変わらず、我が家の周りはひっそりしている。ラジオの交通情報では初日の一昨日はかなりの渋滞のニュースが流れていたが、昨日はそれほどでもなかった。
景気が低迷する中で、ガソリン価格の高騰もあり、ひっそりと過ごす人が多いためだろう。今から35年前のオイルショックの時は、ガソリン価格だけでなく、諸物価の高騰が今以上に激しく、大変な時代だったのだが、世の中はもっと明るかったように思う。 日本人の平均年齢は30歳を少し超えた程度で、世の中はエネルギーに満ち溢れていた。団塊の世代は20代半ばで、これから人生を切り開くという意欲に燃えており、パラダイムシフトに耐えられたのだろうと思う。 現在の新たな価格体系のパラダイムシフトを迎えるにあたって、団塊世代はリタイアの時期にさしかかり、新たな人生を切り開くエネルギーは残っておらず、将来に対する不安感が現在の閉塞感につながっているのだと思う。 高度経済成長から引き続く成長過程では、政府が極力市場介入を避け、市場の判断に委ねる「小さな政府」路線が有効に機能していたと思う。平均年齢30歳代の政策だ。 しかし、成熟時代に入ると、「小さな政府」では不安感が拭い去れず、消費の縮こまり現象が起きる。平均年齢43.8歳という現在の日本はまさにこれで、「大きな政府」への転換を模索するべき時期だと思う。 スウェーデンは大きな政府の代表国家であるが、平均年齢は41.3歳と既に不惑を超えている。国家の規模は違うので難しいのだろうが、ベンチマーク対象として考えるべきではないだろうか。 一昨日、H&Mの1号店が銀座にオープンした。ユニクロのライバルのような企業であり、スウェーデンの企業である。同じスウェーデンの企業ではIKEAが先に日本へ出店し、そこそこの成功を収めている。今週末には「マーケティング夜咄」があるので、その折に店を覗いて見ようと思う。 PR
神奈川県の禁煙条例案の骨子が発表された。4月に発表された構想案に比べて、ホテル・飲食店での「分煙を認めたこと」、パチンコ店などには「3年の猶予期間を設ける」ということが盛り込まれたために、日経の記事には「神奈川の禁煙条例案 後退」という見出しが付けられている。
禁煙条例そのものがはじめての試みであり、後退というのは当たらないと私は思う。この条例が発足すると喫煙者にとっては非常に吸い辛くなるからだ。 禁煙条例といい、先日の1000円にタバコを値上げするという増税案といい、反対を声高に主張できない喫煙者に対する「社会的イジメ」ではないだろうか。 社会的イジメといえば、メタボ検診制度についても同じようなことがいえる。メタボ検診が義務付けられ、健保組合に対しては受診率、メタボ率により後期高齢者保険の負担割合を増やすというペナルティが付く制度だ。 体格に個人差があるのに、腹囲によって「肥満」のレッテルを貼るという乱暴なやり方である。デブに対する「社会的イジメ」だと思う。 そもそも、禁煙運動やメタボ対策が強化される背景には、増え続ける医療費の抑制があるという。「健康」になることによって医療費が減るというのだが、そうも思えない。 喫煙による健康被害は、様々なデータで示されている。一方、禁煙したことによる健康への影響についてのデータは見たことがない。禁煙したことによって、体重が増えた人を何人も見ている。禁煙→メタボの増加という流れがあるのではないだろうか。 健康になることによる医療費抑制にも疑問がある。長生きしても、どこかで医療機関のお世話にならざるを得ず、寿命が延びることによりトータルの医療費は増加するのではないだろうか。 それに寿命が延びると、年金支払額も増えることになる。こういうのを屁理屈というのだろうが、愛煙家でウエスト90Cmのズボンを着用し、「社会的イジメ」の“被害”を受けている男のささやかな反論である。 とはいっても、所詮は「負け犬の遠吠え」にしかすぎないのだろう。
日中は暑いものの、朝夕は涼しく、特に今朝は湿度も低く快適な気候だ。そろそろ、晩酌も泡盛や焼酎のロックから、日本酒へとチェンジする頃合になってきた。
三笠フーズの不正販売で、焼酎メーカーに被害が及んでいる。「事故米」は、糊などの工業用に向けてしか出荷できないのに、食品用に販売されたため、これを原料としている焼酎メーカーが回収に追われているのである。 米は、家庭用に販売されるものはトンあたり30万円、食品原料はトンあたり5万円、工業用原料はトンあたり1万円と、用途によって大きな違いがあり、三笠フーズはこの価格格差をついて悪事を働いたわけだ。 昨日、農林水産省は「公表することに同意した焼酎メーカー5社」の名前を公表した。そのうち、「宝山」は今年になってボトルを購入したことがあり、店でも何度か呑んだことがあるブランドである。今のところ体調に問題はないのだが、気持ちの悪い話である。 ところで、三笠フーズの事故米を買わされた焼酎メーカーは6社であり、公表されたのは5社で、残りの1社は不明である。また、焼酎用には3トンの出荷なのだが、菓子用には30トンが出荷されており、もっと影響は大きそうなのだが、今のところ出荷先の名前は公表されていない。 焼酎メーカーの公表の経緯を見ると、「同意を得て」というのが原則となっており、菓子メーカーからは同意が得られていないのであろう。最近「国民目線」という言葉を政治家の口からよく聞くのだが、長年にわたって染み込んだ体質はそう簡単に変わらないということか。
先日鹿児島に何日か滞在した時に、面白い光景を見ることができた。セルフのガソリンスタンドで、1㍑170円と格安なのだが、客を呼び込むために従業員が旗を振っている。何のためのセルフスタンドなのだろうか。
このような話は、いくつでも転がっている。今年は北京五輪があるということで、高校野球は1週間早く始まる。北京は時差1時間なので、テレビ中継は通常の時間帯にすべて収まるため、高校野球を全試合中継するNHKに配慮しての事だと思う。 それでも予定通りに日程が消化されても、17日まで高校野球は行われ五輪の佳境の時にぶつかり、雨で順延でもあればさらに重なる日数が増えることになる。 理由は東千葉代表や南埼玉代表など、聞き慣れない地域代表があり、いつもより参加校が多いのである。今年が節目の開催となるため、人口の多い府県1校参加枠を多くしているためである。 甲子園に出場できる学校数は、私が小中学校時代までは1県1代表ではなかった。千葉県と茨城県で東関東地区を形成し、京都府と滋賀県で京滋代表というようにである。 私の記憶では昭和30年代の節目の大会ではじめて1県1校の記念大会が開催されたが、それも1年限りであり、1県1校が定着するのは大分後のことである。 参加校が多いため甲子園だけでなく、西宮球場でも3回戦まで試合を行っており、堀内元巨人監督は、夏の大会で2勝したのがいずれも西宮球場であり、甲子園のマウンドに上がることはなかったそうである。 交通機関が発達していない時代は、プロ野球の移動は大変であり、高校野球期間の遠征を「死のロード」と呼ばれるようになったのである。それが移動時間が短くなったことや、大阪ドームの利用など負担が減少したことにより、高校野球が甲子園を占有する時間が長くなり、1県1校をすべて甲子園で開催することが可能になったのである。 それでも五輪と開催時期が重複するために、日程を前倒ししているのに、参加枠を広げるというのは論理が一貫していないのではないだろうか。 今朝も熱帯夜ではなく、ぐっすり休むことができた。このまま続くわけはないのだが、ほっと一息である。
今日の日経の1面に、合成樹脂の値上げの記事が報じられている。ゴミ袋に用いられるポリエチレン、菓子袋用のポリプロピレン、惣菜の容器に使うポリスチレンなどの値上げで、2004年から数えて12回目、2.5倍になったとしている。
私の目を引いたのは、第2次オイルショックの影響が残る、1983年以来の高値という文言である。2.5倍も値上がりしてようやく25年前の水準に戻ったということは、この間の価格がむしろ安すぎたと言えなくもない。 現在高騰が続いている原油や食料の価格は、90年代から2000年の初頭までは低迷を続けていた。安値で安定していたのである。これが、中国やインドなど人口10億を超える国の人々が、“普通”の生活をし始めた途端に需給バランスが崩れ、値上がりが始まったのだと思う。 価格が上昇局面に入り、供給量も制約されだすと、買い手の側は過剰発注の傾向があると思う。第1次オイルショックの時のトイレットペーパー騒動がその典型で、最近ではバターが品薄になったのがきっかけで、買いだめに走る消費者が続出し、品薄に拍車をかけているのも同じような現象だ。 この数年の世界的な物価の高騰は、サミット8カ国だけで世界が動く時代がおわり、BRICsをはじめとする新興国が新たなメンバーに入ったために、秩序のパラダイムシフトが起こっているためだと思う。いわばリセットのスイッチ手を触れた状態になっているのだと思う。 過去のオイルショックも同じようなリセットだったといえよう。家計調査データを時系列に並べるとそのことがよくわかる。 最初のオイルショックの時、私は社会人3年目であった。昭和48年の4月の給料は6万3千円であった。それが諸物価高騰への配慮から9月に一挙に9万6千円まで昇給した。5割以上の昇給があり、これで何とかリセットに対応できたのである。 今回もリセットが起きるとしても、期中に給与改定ができるような状況にはほど遠い状態であることは間違いない。かなりダメージの残るリセットである。 |
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