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ニュースはサミット一色であり、東京都内も警官の姿をあちこちで見かける。駅のコインロッカーやゴミ箱も不審物を恐れて、使用できないところが多い。サミットが終了するまで、少し窮屈な生活を強いられることになる。

警備に動員される警官は、北海道で2万人を超え、東京でも2万人が動員されている。北海道には全国から派遣されており、昼食の弁当だけでも思わぬ「特需」が発生しているのだろう。20日間くらいの滞在で、昼飯だけで40万食はあるだろうから、一つ500円とすると、2億円になる。

一つの弁当屋だけで賄うことができないだろうから、10件程度には分散されるだろうが、1か月分程度の売り上げ増になるのではないか。

警備のためにはパトカーなどの車両が必要で、フェリーを利用せざるを得ないのだが、一度に乗船できる数は限られるため、サミットが終わってもすぐに帰郷できず、フェリーの順番待ちでの滞在が発生しよう。ここでも「特需」がある。

一方、サミットの警備で影響を受けている業界も多くあり、パチンコ業界もその一つである。

パチンコ店が台を入れ替えるには、警察が店に出向いて検査するという手続が要る。この手続を警備の期間中は遠慮し、新装開店の「自粛」が1ヶ月続いている。

ホールは新装開店はできないものの、営業の自粛はないため売上にはほとんど影響がないと思われるのだが、メーカーはダメージがあると思う。1ヶ月間は新台の導入がないので、減収は避けられない。

高成長を続けてきたパチンコ業界も最近は翳りを見せ始めており、「自粛」が引き金となって破綻に追い込まれるメーカーやホールが出てくるような気がする。サミット倒産など冗談じゃないという声が聞こえてきそうである。

前回の沖縄サミットの直後に、沖縄へ何度か出張があった。今回の洞爺湖サミットの直後には、北海道への出張が予定されている。個人的にサミット特需があるわけではなく、偶然なのだが、これも何かの因縁か。

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ガソリン価格が今月になってついに、1リットル180円台に突入した。原油市場の動向を見ると、1リットル200円になるのは避けられないであろう。

ラジオの交通情報を聞いていると、「交通量は少なめです」というアナウンスがこのところ目立っている。交通渋滞はほんの僅かな通行量の増加が、玉突きになって大きな渋滞に結びつくものであり、数%の増減が影響しているものと思われる。

首都高の19年度の決算報告書によると、乗用車は0.1%の減、トラックが1.3%増えているために合計では18年と変わらないとしている。

おそらく、今年度このままガソリンの上昇傾向が続くと、通行量の減少が現れるのではないだろうか。スーパーや百貨店の売上は、毎月公表されており、景気判断の一つの指標となっている(もっともこの数年対前年同月比ダウンが続いているのだが)。高速道路の通行量も景気判断指標の一つであり、毎月公表すべきだと思うのだがどうだろうか。

自動車の普及が生活様式の変化に大きな影響を与えた。特に一家に一台から、一人に一台の時代になって(地方都市の話だが)、個人主義的な色彩がより強くなったように思う。

それが、一家に一台へと逆戻りしたり、公共交通機関への依存が強くなると、行動様式にまた変化をもたらすのではないだろうか。

ガソリン高騰で儲かるのは元売会社だけではないはずで、ビジネスチャンスがゴロゴロありそうな気がする。目の付け所の勝負だ。
南からの風が昨日から吹いており、蒸し暑い1日になりそうだ。これで雨が降れば少しは気温が下がってましなのだが、降らずにいると気持ちの悪い時間を過ごさなければならない。今日はシンポジウムのコーディネーターを務めるため、ネクタイを絞めなければならず、憂鬱だ。

今日のような天気の時には、「人身事故」で電車がストップすることが多い。人形町から大崎に出かけた時に、往きと還りで2回人身事故に遭遇したことがあるが、やっぱり今日のような空模様だった。鬱病の人にはこのような天気がよくないと思ったりもしたのだが、自殺の動機で鬱病が1番多い理由となっていると警察庁から発表された。

厚生労働省が発表した昨年の人口動態統計では、一昨年に比べて1万9千人人口が減少したのだが、自殺による死者が3万人を超えており、自殺を防ぐことができれば日本の人口は微増だったことになる。

自殺による死亡は、90年代の半ばまでは2万人台の前半で推移したのだが、90年代の後半に急増して3万人を超え、それ以来10年間連続で3万人をキープしている。

自殺対策として、警察庁は昨年から自殺動機についての細かな集計をはじめた。これによると鬱病が原因とされる自殺者が6千人で18%を占め、自殺理由のトップとなっている。

健康問題によると見られる自殺者が1万4千人と自殺者の半数近くを占めるのだが、その中でも鬱病が半分近くを占めることになる。鬱病患者は全国で100万人居るといわれている。

単純計算では、鬱病患者の200人に1人が毎年自殺で自らの命を絶っていることになる。「心が罹る風邪引き」というように軽く見ることはできないのではないだろうか。風邪により200人に1人が亡くなれば、世の中はパニックになるはずだ。

鬱病はこじらせると死に至る恐ろしい病気だと再認識するべきだ。

ネット上には鬱病についての自己診断ができるサイトが溢れかえっている。診断項目を見ているとあてはまるものが多い。ひょっとすると…
タバコの増税論議が最近多くなったように思う。国会議員でも超党派の勉強会が発足し、今朝の日経の社説にもタバコ税の増税についての記事が掲載されていた。

イギリスでは1箱1000円を超え、アメリカでもニューヨークでは800円になっており、日本のタバコは300円で国際比較では安すぎるというのがその理由らしい。「欧米と比較して」というフレーズが好きな、いかにも日本人らしい発想だ。

喫煙率が減らずに、1箱1000円にすると、8兆円の増税効果があるとされている。増税論議でいつも話題になる消費税は、1%が2.8兆円である。タバコの増税で消費税3%に相当する勘定になる。

これまでも嫌煙権が強くなる中で、喫煙者の肩身がドンドン狭くなっており、増税は追い討ちをかけるようなものである。いまや、喫煙者は社会的弱者であり、日経の記事にあるようにこれも「イジメ」の1種であると思う。

喫煙により健康リスクが増大するというデータがよく示される。「この研究では、喫煙する人は、すわない人に比べて○○倍発生する可能背が高いことがわかった。」というようなニュースがよく出ている。

この種のデータについては、いつも胡散臭さを感じている。この種の研究では常に、「仮説」が先行している。喫煙=悪ということを前提に、これを証明するためにあれこれ都合のよいデータを引っ張り出しているようなことにしか見えない。

毎年の死亡者は年間100万人を超えるようになっている。成人の死亡者で喫煙者の割合がどれだけあるのかのデータはない。本当に喫煙被害を云々するならば、細かなデータを取り上げるのではなく、まず全体を俯瞰するデータで論議するべきだと思う。

タバコを止めることにより罹患率が減少し、医療費抑制につながるというのが、禁煙促進派の論理である。しかし、禁煙をすることにより、ストレスが高まったり、肥満を促進するというのもよく見られるものである。禁煙したことによるリスクを研究している人はいないのだろうか。
喘息の発作は幾分ましにはなったが、眠りにくいことに変わりはない。気圧配置も微妙に影響していると思う。いま少しの辛抱が必要だ。

14日に開業したばかりの東京メトロ副都心線のダイヤが、昨日大幅に乱れた。相互乗り入れの際の調整に手間取ったためと報道されている。朝の通勤ラッシュ時にダイヤの乱れが発生し、修正できぬままに夕方の帰宅時間を迎えたため、混乱に輪をかけたようだ。

不慣れのためか、今朝もダイヤの乱れが発生しているようである。乗客の方も、構内の移動に手間取るために相当時間の余裕を見なければいけないだろう。便利になった人も、恩恵に預かれるようになるのにしばらくかかりそうだ。

「定刻への逆襲」というどこかで聞いたような名前の芝居が上演されるそうである。誤変換ではない。沖縄の劇団の公演である。

沖縄の人の時間のルーズさには定評がある。この原因は鉄道がないためである。鉄道は定刻運転が常識であるが、バスは渋滞があるため、定刻運転はほとんどできない。バスが主要公共交通機関であるために、ルーズさが生まれたといわれている。

最近モノレールが沖縄でも走り出した。はじめて軌道の上を走る乗り物の誕生である。少しは沖縄時間というのがなくなったのだろうか。

そんな沖縄の人が、副都心線の混乱を見てなんと感じるのだろうか、聞いてみたいものだ。


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