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神奈川県の禁煙条例案の骨子が発表された。4月に発表された構想案に比べて、ホテル・飲食店での「分煙を認めたこと」、パチンコ店などには「3年の猶予期間を設ける」ということが盛り込まれたために、日経の記事には「神奈川の禁煙条例案 後退」という見出しが付けられている。

禁煙条例そのものがはじめての試みであり、後退というのは当たらないと私は思う。この条例が発足すると喫煙者にとっては非常に吸い辛くなるからだ。

禁煙条例といい、先日の1000円にタバコを値上げするという増税案といい、反対を声高に主張できない喫煙者に対する「社会的イジメ」ではないだろうか。

社会的イジメといえば、メタボ検診制度についても同じようなことがいえる。メタボ検診が義務付けられ、健保組合に対しては受診率、メタボ率により後期高齢者保険の負担割合を増やすというペナルティが付く制度だ。

体格に個人差があるのに、腹囲によって「肥満」のレッテルを貼るという乱暴なやり方である。デブに対する「社会的イジメ」だと思う。

そもそも、禁煙運動やメタボ対策が強化される背景には、増え続ける医療費の抑制があるという。「健康」になることによって医療費が減るというのだが、そうも思えない。

喫煙による健康被害は、様々なデータで示されている。一方、禁煙したことによる健康への影響についてのデータは見たことがない。禁煙したことによって、体重が増えた人を何人も見ている。禁煙→メタボの増加という流れがあるのではないだろうか。

健康になることによる医療費抑制にも疑問がある。長生きしても、どこかで医療機関のお世話にならざるを得ず、寿命が延びることによりトータルの医療費は増加するのではないだろうか。

それに寿命が延びると、年金支払額も増えることになる。こういうのを屁理屈というのだろうが、愛煙家でウエスト90Cmのズボンを着用し、「社会的イジメ」の“被害”を受けている男のささやかな反論である。

とはいっても、所詮は「負け犬の遠吠え」にしかすぎないのだろう。
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