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これで600本目になる。昨年の2月からはじめて、654日での達成になる。毎日更新しているつもりでも、10日に1度はサボっていることになる。更新率95%を目標にしよう。

大学生の就職内定取り消しが話題になっている。これから就職活動を再開するとなると、門戸を開けている企業は少なく、就職先を見つけるのは大変で、気の毒な話である。大学4年生の倅を持つ身にとっては、他人事ではない。

マスコミもこの問題を大きく取り上げ、企業の雇用責任を問う論調が多く、「安易な内定取り消し」についての批判的な意見が目立つ。企業名を公表する制裁を課すべきだという意見もある。

法的には、内定取り消しは「解雇」と同じとみなされ、特別の理由のない限り解雇は出来ないことになっている。ここでいう特別な理由とは、経営破綻や経営者が給与カットするなどして経営再建にあたっている状況に陥っていることとされている。

そもそもそのような状況では、新卒採用をしないだろう。その一歩手前でも安易な採用はしないはずで、突然死に近い状況の企業での内定取り消しが続出しているのではないだろうか。

内定取り消しにあった学生には気の毒だが、会社に入ってから倒産に直面するよりも、少しはましだと慰めるしかないように思う。

内定取り消し企業名は公表されていないが、高額の管理職手当てで話題になった不動産会社も含まれているようで、不動産会社が多いと見られている。

建築基準法の改正以来、不動産関連業界は不況に陥り、さらに金融危機でファンドの資金が逃げ出したことや、貸し渋りが追い討ちをかけ、ここのところ倒産企業が続出している。以前から経営状況が悪いのではなく、今年の3月期の決算では黒字を計上している(最高益を出していた企業もある)中での経営破綻であり、突然死である。

内定取り消し企業の公表は、止めを刺すことになるのだろう。その会社にも社員がいることを考えると、軽々に公表という制裁を科すべきではないと思うのだが…

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5時の気温は9度で、東京周辺はそれほどでもないが、アメダスの画面を見ると西日本は山間地では氷点下のところが多く、鹿児島あたりでも6度と非常に寒いようだ。西の方が寒いのは珍しい現象だが、天気は西からというからこちらも寒くなるのだろうか。いよいよコートの出番だ。

今日はワイドショー向けのニュースが多い。その一つは、厚生省の事務次官OBとその家族が相次いで襲われた事件だ。まるで映画や小説のような話であり、今日のワイドショーはこれで持ちきりだろう。

気になるのは、ニュースで「テロ」という表現を使っていたことである。日本で起こった事件で、テロという言葉が使われたのははじめてではないだろうか。地下鉄サリン事件の時にも、当初はテロという言葉は使っていなかったと思う。

こういうケースでもテロと呼ぶのだろうか、少し違和感がある。警察の発表でテロという表現が出たためなのだろうが、当局の意図があるような気がしてならない。

テロとは私流の解釈では、弱者が強者に対するもの、あるいは無差別攻撃であると思う。被害者が強者なのか、あるいは無差別攻撃なのかということで疑問が残るのである。あえてテロという言葉を使うことにより、何らかの狙いがあるのではないだろうか。

もう一つのワードショーネタは、昨日のブログで飲酒運転のことを書いたが、今度は警視庁の幹部が飲酒運転で逮捕されたことだ。この幹部は、交通畑でキャリアを積んでおり、今春まで東京都の「飲酒運転追放キャンペーン」の責任者だったというから、開いた口がふさがらない。これもワイドショーで大きく取り上げられるだろう。

飲みすぎると自制心がどこかに行ってしまうのだろう。他人事とは思えない。自戒しなければ。

「総選挙よりも総裁選の方が先になるのでは」ということを書くつもりだったのだが、この話は明日にする。

最近、自動車ではねられ、そのまま引きずられて死亡するという事故が相次いで2件起こった。痛ましい事故であり、16歳の新聞配達をしていた少年は、引きずられたことによる脳挫傷が死亡理由だという。いずれも大阪で起こったものだが、大阪人に引きずる性癖があるとも思えず、たまたまなのだろう。

共通しているのは、飲酒運転だったということだ。福岡の子供3人が死亡する事故以来、飲酒運転の取締りが強化され、飲酒運転は減っていると思うが、ひき逃げは増えているのではないだろうか。

これは、今年の1月に福岡地裁で出された判決が、影響していると思う。1月9日付のこのブログでも書いたが、福岡の事件は最高罰の危険運転致死傷罪は適用されなかった。

加害者は事故後逃走し、大量の水を飲むなどして吐気に含まれるアルコール量を減らしたことが、裁判官の判断につながったようであり、飲酒運転での事故はとにかく逃げろということを示した判決である。

今回相次いだ2件の引きずり事故は、逃げるという意識が働いたものであり、福岡地裁の判決は明らかに問題だったと思う。裁判員制度がいよいよ導入されるのだが、福岡の事案のような飲酒運転の死亡事故にも適用されるのだろうか?

昨日は6日ぶりの晴天で、気持ちのよい1日であった。小春日和がもう1日続くということであるが、アメリカではこれをインディアン・サマーと呼ぶ。同じような気象現象を呼ぶ言葉があるのが面白いのだが、片や“春”といい、もう一方では“夏”と、表現する季節が違う。

緯度の違いで、夏の暑さが違うということか。

就任以来1ヶ月がたち、賞味期限がすぎたのか、最近麻生首相に対する批判的な報道が目に付くようになってきた。

定額給付税の無責任な対応に続いて、今度は「誤読」の問題である。所信表明演説で難しい言葉を連発し、おやと思わせたのだが、馬脚を現してきたようである。所信表明演説の原稿にはルビがふってあったのではないか。

日本では寺子屋時代から、難しい字を読める人が教養人であると尊敬され、熟語を読めない長屋の連中は落語のネタにされてきた。誤読の連発は、支持率をまた数ポイント下げる要因となるだろう。

小春日和とインディアンサマーと同じように、アメリカにもよく似たリーダーがいるもので、ブッシュ大統領も就任当初彼の英語力について、ジョークのネタによく利用されていた。2期目になり陰が薄くなると同時に、ネタにされることもほとんどなくなった。言われているうちが華なのかもしれない。

アニメを愛読し、「新聞は信用できないのでほとんど読まない」、とこの間も防衛委員会で答弁していたのだが、信用できないのではなく漢字が難しいからだと思ってしまう。

昨日参議院で、田母神元航空幕僚長の証人喚問が行われた。報道によれば、「自分の論文のどこが悪いのか、懲戒処分を受けてはっきりさせたかった」という発言があったようである。開き直ったような発言であり、自分の信念に自信を持っているように見受けられる。

内容はともかく、ブレない態度であり、リーダーとしての資質を備えていると見られる。発言のブレにより、周囲を混乱させている首相とは大きな違いである。

思想・表現の自由と、シビリアン・コントロールの問題がクローズアップされている。

田母神元航空幕僚長は喚問で、「軍は政府の意向に沿って活動しなければならない」と答えている。シビリアン・コントロールを尊重するという態度であり、シビリアン・コントロールを逸脱しようという意識はないと思う。

懸賞論文の内容は、最近さかんに論議されだしている、「自虐的日本史感からの離脱」を求めている一派の論調につながっているものだと思う。美しい日本を唱えていた人と、同じグループの考え方ではないだろうか。

思想・表現の自由からすると、論文の内容や、懸賞論文に応じたことに、何の問題もないと私は思う。どう考えようと自由だからだ。

問題は、このような思想・心情を持った人物が、軍のトップにふさわしいかどうかである。シビリアン・コントロールはコントロールされる側だけが問題視されているのだが、コントロールする側の問題があまり取り上げられないのはどうしたことなのだろうか。田母神のブレない態度からすると、どのような思想を持っているかは周囲にはわかっていたと思う。

田母神氏が航空幕僚長に任命されたのは、美しい日本の内閣の時なのだから。


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