社長のブログです
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4日の株式市場は88円台まで値を下げた円安を好感したのか、大幅高で年明け初日を終えた。これでもようやくリーマンショックの時の水準で、バブル全盛期のころと比べると1/4を少し上回っただけだ。
しかし、少し明るい兆しが見えたのか、昨日の築地市場の初セリでは大間のマグロが1億5千万円で競り落とされた。去年は5千万円が最高価格だったので、3倍の高値ということになる。 この落札価格で正常に商売するとなると、にぎり一貫で5万円の原価になるとのことである。 築地の初セリで、マグロの価格がニュースになったのは今世紀に入ってからだと思う。それまでは、和牛の落札価格が話題になっていたと思うのだが、最近ではマグロが主役を奪ってしまった格好だ。大間のマグロ漁船は度々テレビで取り上げられ、1本を釣りあげるのに大変な苦労があるということを知っている人が多いことが、よりニュース性があるのだろう。 初セリの高騰に最初に手をつけたのは、香港のすしチェーンの登場からだろう。連続して最高値をつけてかっさらって行ったのだが、昨年から「築地喜代村」が参戦して一挙に値を吊りあげてしまった。元をとることは考えず、“宣伝”のためのものとは思うが、一貫で5万円の原価となるのは少しやりすぎではないだろうか。 落語に「千両みかん」という話がある。大店の若旦那が病になり、番頭が何をしたいと聞くと「みかんを食べたい」という、しかし夏場の事でようやく見つけたみかんは千両もし、若旦那は7房食べて元気になり、残った3房を持って番頭が逐電するという落ちだ。 昨日のマグロの値段を聴いてこの話を想い出してしまった。ブロックにすると、1個で5キロはあるだろう。在庫管理は厳格にやっているだろうが… PR
有馬記念で、私の買ったトゥザグローリーはブービーの馬に10馬身離された、ビリだった。私の今年を象徴するような出来事で、クリスマスやお正月はは質素なものにならざるを得なくなってしまった。
その有馬記念だが、売り上げは330億円で去年に比べて12%の大幅な減少となってしまった。有馬記念は年末にあることから、もっとも売り上げの多いレースで、ピークの96年には800億円近くにまでなったが、それ以降じりじり減少を続け去年はとうとう400億円を割り込み、今年も売り上げ低下に歯止めがかからなかった。 景気の悪化が最大の要因であるのだが、様々な社会の変化の影響も大きいのではないだろうか。一昨日の中山大障害に出かけた時も、観客の高齢化が目立ったように思う。63歳の私が平均年齢より少し上という感じだった。 30年ほど前は、職場で有馬記念の事が話題になり、10人ほどからお金を預かって、私が“代表して”中山競馬場に出かけたことがよくあった。会社を離れて15年になるが、職場の話題に有馬記念が登ることはほとんどなくなってしまったのではないだろうか。 昔のデスクの配置は「島型」になっており、向いや隣の同僚と会話が弾んだのだが、今はパーティションで仕切られ、無駄話がやりにくい環境になっていると思う。ランチの時間になるとコンビニに行って弁当を買い、自分の席で食べる人も多いようだ。 一時喫煙ルームが、無駄話の場として存在感を示したことがあったが、今は喫煙ルームが遠くに追いやられ、黙々とタバコを吸って自席へ戻るという光景が多くなったように思う。喫煙者が減ったこともあるだろう。 職場での無駄話の機会が減ったことにより、有馬記念の話題も減り、関心も薄れてしまったのだと思う。競馬の売り上げは1日200億円程度であり、大きなレースがあるとそれに100億円ほどプラスされる。いつものフアンが少し奮発してのものだろう。 有馬記念の場合は、それにプラスして日ごろは競馬に関心のない人が、職場の“代表者に託して”購入する部分が上乗せされるのだと思う。ダービーもその傾向があるのだが、暮れに開催されることもあり有馬記念は別格なのだと思う。 コアな顧客とライトユーザーのミックスが変化しているというのは競馬に限ったことではないだろう。先日発表された書籍のベストセラーでも、今年は100万部を超えるビッグヒットはなかったとのことだ。競馬と同様に本について話題にすることが減ったことも一因ではないだろうか。 職場の話題について研究する必要がありそうだ。
NHKのお昼の時間帯にも政見放送が流されている。1都8県をテリトリーと広域の上に、政党の乱立、おまけに都知事選挙まであるのだからお昼休み返上となったのだろう。それに、先日の大地震、昨日もミサイル発射といずれも政見放送の時間帯にニュースが発生したわけだから、明日や明後日の番組のやりくりは大変だろう。
その北のミサイル発射だが、一昨日の韓国からの情報として「ミサイル発射台で解体」というニュースが流され、発射延期の見方が趨勢だっただけに、見事に裏を書かれ、報道にも慌てぶりがうかがえた。 北のフェイントに引っかかった韓国の情報担当者は、対策に追われたのか記者会見の時間が1時間も遅れ、会見でもしどろもどろの対応になってしまったらしい。 日本政府は楽観論がある中で、警戒態勢は解かずに、いつものように7時に首相官邸に集合したという。オバマ大統領の再選に、選挙戦の終盤でのハリケーン対応が大きく寄与したらしいが、こちらの方はあまり報道されず、起死回生の一発とはならなかったようだ。 ところで北のフェイントだが、韓国は見事に北の情報操作に引っかかったような気がする。スパイ小説では、わざとにせの情報を流し、その行方を追うことで「裏切り者」をあぶり出すというシーンにお目にかかることがあるのだが、北の情報操作にはそんな思惑があり、北にいる協力者が捕まったのではないだろうかと、スパイ小説のフアンは勘繰りたくなる。 昨日、駅前のCoCo壱で読売新聞を見ていたら、東京農工大の新入生で、高校時代に「情報」の授業を週に1時間しか受けていなかった学生が多いという記事があった。高校の情報は必須科目で2単位となっており、週に2時間の授業が必要なのに、入試科目にないため1時間で済ませているというのが理由のようだ。 その1時間もパソコン教室のようなもので、“情報”とは何かというようなインテリジェンスとは全く無縁の情報教育であるようだ。断片情報の収集と、断片情報を組み立てて全体像を見出すというのは、高校生レベルでは無理なのかもしれないが。
このところの寒さの原因は、例によって偏西風の蛇行によるものだそうだ。北極圏の寒気が日本列島に向けて南下しやすくなっているためで、日本まで影響があるということは朝鮮半島にももちろん影響があり、韓国では電力需給がひっ迫し緊急措置が取られたと報じられている。北朝鮮のミサイルの不具合もこれと関連があるかもしれない。
日本では、突然のドカ雪のために、山での“遭難”が3件発生している。1件は1人が心肺停止の状態で発見されて、もう1人は行方不明、もう1件はビバーグしていたところをヘリコプターで救助され、もう1件は自力で戻ってきている。 その自力下山した人たちの記者会見の様子がニュースで流れていたが、「遭難という認識はなかった」という意味の発言が見られた。ドカ雪が降ると、歩くスピードは一気に落ち、暗くなってからの移動は危険なので、“もう一泊”という判断をしたのだろう。 遭難という言葉からは“無謀登山”ということを連想しがちであるが、天候の急変に対して臨機応変の措置をとるのは登山の基本であり、批難めいたニュアンスでの報道は避けるべきではないだろうか。 高校生時代の春休みに大峰山系の縦走をしたことがある。季節外れの1mのドカ雪が降って難渋を極め、ビバーグをしたことがある。テントを持たず、無人の小屋泊まりの予定だったのだが、歩くスピードが極端に遅くなってしまったため暗くなってしまい、小屋が見つからず、やむを得ず寝袋にくるまってリュックに足を入れ、上からポンチョをかけて一夜をすごした。 明るくなって回りを見渡すと、50メートル先に目指すべき小屋があった。陽が陰ると、それほど困難を極めるということを実感したものだ。親指の爪が変色し、凍傷の一歩手前だったのかもしれないが、私は“遭難”したとは思っていない。 帰り道に、雪のない平地を歩いていた時に、すぐ後ろでドサッと言う音がした。振り返ってみると、崖の上から直径10センチくらいのツララが落ちていた。見上げると崖には無数のツララがぶら下がっており、慌てて崖のそばから離れたものだが、ツララの直撃を受けていれば、“遭難”ということになっていたかもしれない。
選挙の期日前投票をする人が増えている。私なども、ふだん暇なので投票日の前に済ませてしまうことがこのところのパターンだ。その期日前投票で、トラブルがいくつか生じている。
一つは、係員が誤って前回の選挙で使用した投票用紙を渡してしまったとのことだ。これにより、その投票は無効になるらしい。わざわざ期日前投票に出かけ、有権者の側に落ち度はないのに、無効にされたのではたまったものではない。 もう一つは、知事選挙の期日前投票をした有権者に、衆議院選挙の投票用紙を渡してしまい、その後同じ人物が衆議院選挙のはがきを持参したところ、もう一度投票用紙が渡されたとのことである。一票の格差が問題になっていることもあり、選管が気を利かせたとも思えないのだが、この投票は有効とのことである。 おかしな話だが、もっとおかしいのはネットの活用が規制されており、橋下代表代行が公示後もツィッターで発信し続けていることについて「公職選挙法に抵触する恐れが強い」という官房長官は記者会見で述べている。 公選法では、文書図画の配布を一定枚数のはがきとビラのみを認めている。ホームページやツィッターはこの文書図画にあたるため、候補者は公示後一切ホームページに手を入れることはできなくなっている。 そもそも公選法で文書図画の規制をしているのは、資金力の差で選挙活動に差が出ないようにという公平性を考慮してのものである。15年以上も前の事ならともかく、現在ではホームページの更新にさしたる経費もかからず、むしろ資金力の乏しい候補者にとって有力な武器にもなりうるものだと思う。 いずれ近いうちにネット利用は解禁されると思うのだが、公選法改正前の橋下代表代行の行為は、公選法違反として摘発されるのだろうか。選挙後が注目だ。 |
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