社長のブログです
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今朝のニュースで、JR青梅線が架線凍結のために運転見送りのテロップが流れている。それほど今朝は寒いということだが、サクラの季節になると「花冷え」という言葉をよく耳にする。花冷えの強烈なものが到来したというわけだろう。
土曜日の花見以降風邪の症状に悩まされているが、昨夜の夜桜を楽しんだ人もその代償として風邪を引いた人が多いのではないだろうか。サクラの開花は暖かい日が続くことによって起こるのだが、いつまでも暖かい日が続くわけではなく、満開を迎えるころには例年の気温に戻るため、その寒暖の差で「花冷え」という言葉が生まれたのだと思う。ましてや、今年はお彼岸に満開を迎えてしまった。3月下旬の地力を発揮して強烈な花冷えが起こっているのではないだろうか。花見に出かける際の教訓にしたい。 昨日は、裁判で二件の無効判決が出たことが大きなニュースになっている。一つは、再三「違憲状態」との判断をなされながら、無効とまではされなかった選挙制度について、時限付きの無効判決がなされた。裁判所からの指摘にもかかわらず放置し続けた国会の怠慢によるもので、三権分立の精神が発露された判決だと思う。教訓を生かしてほしいものだが、大きく取り上げられているのは判決の出た衆議院選挙だけで、参議院も定数是正が行われたものの、それでも相当の格差がありこの夏の参議院選挙も気がかりだ。 もう一つの無効判決は、八百長問題で引退勧告に応じなかった力士に対して、「秩序を乱した」という理由で解雇されたことについての無効判決である。勧告に応じない=秩序を乱したとする江戸時代の「お家第一主義」のような、滅茶苦茶な筋の通らない判断だから無効は当然だと思う。 よその国の事ではあるが、滅茶苦茶な論理で気になることがある。キプロスの銀行支援策として、預金から一定額を棒引きさせられたことである。借金を棒引きする「徳政令」というのは庶民感情として納得できるが、銀行を助けるために預けた金を取り上げる「逆徳政令」のようのことが許されるのだろうか。当初より上限額を引き上げられ、大金持ちに限定されたのだが、キプロスに起こったことがどこでも起こりうるという「疑心暗鬼」に駆られてしまったのではないだろうか。 銀行は、「信用」の上に成り立っているものだと思うのだが、今回の出来事でその信用は一気に地に落ちてしまったと思う。その場しのぎで、キプロスの傷口は糊塗されたかもしれないが、その後遺症は途轍もなく大きいものになりそうな気がする。 大口預金者が訴訟を起こしたら、「無効判決」が出るのだろうか。 PR
日本がプエルトリコに勝っていれば、今朝はドミニカとの決勝戦のはずだった。祝日の午前中というのはテレビ観戦にはもってこいの時間帯であるから、中継するテレビ局も高視聴率をあてこんでいたのだろうが、とらぬ狸の皮算用に終わってしまったようだ。それにしても、ドミニカとプエルトリコの決勝戦を観たいと思う人も多いだろうと思うのに(私もその一人だ)、日本が出場しないとなると放映しないというのは残念なことだ。
百貨店の売り上げが2カ月連続対前年比で上昇というニュースが流れている。0.3%というわずかな上昇だが、去年はうるう年で2月は1日多かったから、実質的には4%の上昇ということだろう。牽引役は高額商品で、「身の回り品」「美術・宝飾・貴金属」が各々8.6%の増加ということになっている。全体では0.3%の増加ということだろうから、この二つの分野が突出した売り上げ増と見ることができる。 このところの株高と、円安の進行で海外の高級ブランドが相次いで値上げを発表していることによる、「駆け込み需要」が重なり合ったことが、高級品の需要増加を招いたものだと思う。 アホノミクスの効果だと政権は胸を張りたいところなのだろうが、足下を見ているとそうでもないような気がする。懐が緩むと公営ギャンブルの売り上げが増えるというのが鉄則だと思うので、昔からスポーツ新聞を観る時には公営ギャンブルの売り上げをチェックするようにしている。 メモをきっちり取っていないので感覚的なものになるのだが、競輪や競艇などの公営ギャンブルの売り上げは落ちっぱなしである(今の仕事の一つは、この公営ギャンブルに関するものなので、尚更注意を払ってみている)。 例えば、平和島競艇は都内の比較的交通アクセスの良い立地であり、集客力のある競艇場で最盛期の90年代前半は1日平均5億はあったように記憶している。それが2000年代に入って、3億円前後にまで落ち込み、昨今は1億円台前半がやっとの状況が続いている。最近はスポーツ新聞を毎日見ることはなくなったのだが、上向きに転じたという気配は見られない。 もっと極端なのは、パチンコ屋の客の入り具合である。見知らぬ土地に行った時に、時間があると必ず覗くようにしているのはスーパーと、パチンコ屋である。入り具合、客層などを眺めていると、その地域の特徴がよくわかるからである。 3年くらい前からだと思うが、「1円パチンコ」が急増しているのである。これまで1玉4円が一般的であったが、1玉1円のローリスク・ローリターンの店の方が圧倒的に客の入りがよいのである。パチンコ業界もデフレの波に乗っかってしまったように思っていた。 近所の店には昨年とうとう、「0.5円パチンコ」なるものが出現した。1玉0.5円での貸出になるわけで、4円パチンコだとドル箱1杯でタバコに交換すると15~6個になり、1円パチンコでは4個、0.5円パチンコでは2個にしかならないことになる。 近所の店では、長く1円パチンコ専門店でやっていたのだが、昨年0.5円パチンコも併設し、さらに今年はアホノミクスによる好況を期待したのか、“王道”である4円パチンコのエリアも設定した。売り上げを考えると、4円パチンコは0.5円の8倍、1円の4倍であるから店にとっては期待するのもよくわかる。 しかし、現実はそう甘くはなかったようである。4円のコーナーでは多くて3人まで、それ以上座っているのは観たことがない。私のランダムサンプリングでは、誰も座っていないのが8割だと思う。1円コーナーの方もパラパラといる程度、0.5円コーナーは半分以上の席が埋まっている。この傾向はこの1~2カ月変わらないように思う。 一昔前のパチンコ屋のゴールデンタイムは、会社帰りの人で賑わう夕方以降の時間帯であったように思うが、今は昼過ぎの時間帯が最も混みあう(混雑するようなことにはならないので。適切な表現ではないかもしれないが)のである。高齢化の進展、サラリーマンの収入ダウンと時間の余裕のなさなどが原因であり、年金生活者が主要ターゲットになってしまった事が0.5円パチンコを生み出してしまった大きな理由だと思っている。 私の観察では、0.5円パチンコの導入で少しは賑わいをとり返してみたものの、3年前に比べると明らかに客数が落ち込んでおり、今年になってもじり貧状態は続いているように思う。間もなく閉店に追い込まれるのは間違いないだろう。 メディアは、“提灯持ち”だからアホノミクスを持ちあげ、百貨店売上のたった2カ月の上昇を大きく囃し立てているが、株価が上昇しているだけで実態はまださびしい限りだ。 キプロスのとんでもない銀行救済策(借金を棒引きするという徳政令というのは聞いたことがあるが、銀行に預けた金を自動的に徴収するというのは暴挙としか言いようがない)は、賛成が1票もないという議決で否決されてしまった。これはキプロスという小さな国の問題だけでなく、EUという大きな国の政策に対する不信感につながると思う。 これでは、今の円安・株高というのは束の間の幻になってしまうのかもしれない。わたしの幻想でなければよいのだが…
若いころ、仲間からよく言われた言葉に「お前は2σ外だ」というものがあった。統計的品質管理で用いられた正規分布の考え方からすると、標準偏差の2倍の範囲にあることが“正常値”とされ、それを超えるはみ出した部分は“異常”と見なされ、常識と違った見方をする私の言動に業を煮やした仲間からの指摘だった。
2σ内とは95.45%の範囲に入ることであり、約5%が2σ外=滅多に起こらない確率となるのだが、中国の各組織のトップを決める投票で掟破りが登場した。中国で投票により是非が問われるというのは不思議な話だが、信任投票の色彩が強いものだろう。一昨日の国家主席の投票では、99.97%というトリプルナインを超える“信任の強さ”が示されたのだが、各省庁のトップを決める昨日の投票では異常値が出現したようである。 今朝の日経の記事によると、反対票と棄権票を合わせた数値が、環境保護相(こんな名称の組織が存在するというのはブラック・ユーモアとしか思えないが)、住宅都市農村建設相(これも脈絡のない言葉が並んでいる組織だと思うが)が7.4%、教育相が5.7%となり、「反対票 異例の多さ」という見出しがつけられている。 多いといっても7%を少し超えたに過ぎず、2σ外に近い数値だから普通の常識では無視されるレベルなのだろうが、これを「異例の多さ」として取り上げられざるを得ないのは、“異常な国”の出来事だということか。
中国の上海の川に、5千頭もの豚の死骸が流れついたという記事が一昨日掲載されていた。病気で大量に死んだ豚の処理に困った業者が川に大量放棄したようで、識別票が付いたままになっていることから犯人も特定できるらしい。大量に死亡したということは伝染性のおそれがあり、これを簡単に不法投棄するという中国人の感覚がよくわからない。
PM2.5の問題など、中国人の無神経さ・鈍感さなどで迷惑を被る隣人として大きく抗議するべきではないだろうか。河に豚と書いてフグと読むのだが、中国語でもそう読むのだろうか。 その中国で国家主席に習近平国家主席が誕生した。全国人民代表大会で、参加者の投票によって選ばれたもので、こちらは「根比べ」とはならず一発で決まったわけだが、昨夜のニュースウオッチ9では、3000近い投票で、反対は1票だけだということだった。99.97%の支持を受けた事になるのだが、反対票を投じた人は、その後どうなるのか心配だ。 過半数をわずかに超えた得票では、反対派の勢力も拮抗し政権は不安定になるのだが、反対する人が0.03%しかいない世界というのも人間集団のあり様としては不自然な感じがする。昨日も述べたように、民主主義の合意形成としては反対派の2倍の勢力となる、2/3というのが程良いものだと思うのだが。 豚をフグに変えたり、99.97%の支持など中国人の感覚が全く分からない。
昨日は南風が強く、行徳駅に行くには市川バイパスを渡らなければならないが、風の強い日はこの道路を渡るのに難渋する。道路沿いに風が吹き抜ける一種のビル風なのだろう、室内にいても風の音が大きく、夕方まで外出を控えたほどだった。テレビの映像でも、成田付近では砂塵が舞い飛行機の着陸も覚束ないようだったが、この間の日曜日にも風による「煙霧」が発生しており、昨日の成田も煙霧だったのだろうか。
成田は黄色い煙だったが、バチカンには「白い煙」が流れた。新しい法王が誕生したわけだが、この法王選定についてはいくつも考えさせられることがあった。 一つ目は、些細なことだが法皇ではなく法王であるということだ(昨日は誤って法皇と表記してしまった)。法皇とは仏門に入った天皇の事であり、ローマ法王は王と書かなければならない。偉い人には皇という字を与えなければならないというのは中華の文化であり、ヨーロッパでは大王ということか。 二つ目は、アルゼンチンの司教が法王の座についたのだが、連日流れていたBSの海外ニュースでは下馬評には上がっていなかった人物である。大統領選挙ならば、世論調査や情勢取材などである程度の予想はできるのだろうが、枢機卿の世論調査もできず、メディアの取材力にも限界があるということなのだろう。 何事にでも賭け率を発表してビジネスにしているブックメーカーも、コンクラーベではオッズを出していない。取材力に定評があるブックメーカーでも危なくて手を出せないのでは、素人のメディアでは予想が当たらないのは当然のことかもしれない。調査でも手を出せない分野があるということか。 最も考えさせられたのは、選挙によって決められるが過半数ではなく2/3の支持があって、初めて決定されるということだ。選挙は立候補者が居てその中から選ぶのではなく、枢機卿同士の互選によって決められる仕組みで、学級委員の選挙と同じようなものだが(今は立候補制度があるのかもしれないが)、学級委員は一番多くの得票で決まるのに、法王は多数だけではなく2/3という高いハードルが設定される。 そのために、繰り返し投票が行われるため「根比べ」と呼ぶのだと思っていた。冗談はさておき、合意形成という観点からすると、過半数をやっと超えた程度では反対者とは拮抗しているが、2/3になると反対者の2倍の支持になり合意が得られたということになるのだろう。 憲法改正論議が安倍政権で活発になっているが、その最初の論議は改正決議をこれまでの2/3から過半数に引き下げようとしていることである。憲法という国の根幹をなすものについては国民の合意が必要であり、反対論が拮抗する過半数ではなく2/3という“大人の知恵”を守るべきではないだろうか(現行の制度でも国民投票では1/2になっているのだが)。 法王の名前は自分で決めるというのを今回初めて知った。どのような名前にするかが、法王からの最初のメッセージになり、過去の法王の名前を引き継いで「何とか何世」というものが多かったが、今回は「フランチェスコ1世」ということになった。3代前の法王はバチカンの改革に乗り出して「ヨハネ・パウロ1世」を名乗り、急逝した(暗殺説もあり、その後継者はヨハネ・パウロ2世を名乗った)。 しかし、ウイキペディアで調べてみると、1世を名乗った法王は9世紀のマリヌス1世まで遡らなければならない。相次いで初代を名乗る法王が誕生したということは、それだけ法王庁に問題が山積し、改革の意思がそれだけ強いということなのだろう。それにしても、とっくに隠居をしているはずの76歳での就任であり、64歳になったばかりの私もまだまだ頑張れということなのだろうか。 |
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