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子どもの頃の遊びの定番はちゃんばらごっこだった。映画を見てはその真似をする、印象に残ったシーンを再現するのだ。今から想い起すと、子どもの頃というのは感受性が強かったということか。

鞍馬天狗の映画を見た後は、母親に風呂敷で頭巾を作ってもらうのだが、鞍馬天狗の頭巾は五角形なのに、自分の頭巾姿はまん丸だった。母親に言うと、「鞍馬天狗はちょんまげがある。あんたは丸坊主なんやから」と言われ、しぶしぶ納得したのを想い出す。

刀は手ごろな棒を腰に差すのだが、子どもの半ズボンにはベルトがなく、半ズボンの内側に入れて、下から出していたのだがいかにも様が悪い。そこで、炭俵のひもを腰に巻いて帯の変わりにして遊んだものだ。

少し大きくなると、チャンバラでは飽き足らなくなり、ピストルを使った遊びになった。ピストルにはいくつものタイプがあった。木を鉄砲の形にして、ゴムで紙を飛ばす紙鉄砲。運動会のスタートに用いる音だけがするもの、BB弾と呼ばれる丸い球を打つものや、水鉄砲である。

紙鉄砲は工作が必要だし、姿があまりにも本物と違いすぎる。音だけがするものは球が飛ばないし、音だけなら口でもできる。BB弾はすぐに球がどこかに行ってしまい、弾の補給が途切れてしまう。

ということで水鉄砲に行きついた。引金を引けば弾が飛び出すし、相手にあたるのが実感できるうえ、弾の供給が無制限でしかもランニング・コストがかからないというメリットがあったからである。(難点といえば夏場限定であるということくらいか)

さらにいうと、小型の拳銃型のものから、少し大きめのライフルや機関銃のようなタイプのものまであり、バリエーションに富んでいたのも魅力の一つだった。

昨日の台湾の漁船と巡視船の、領海侵入したのを見て子どものころを想い出してしまった。漁船が大挙侵入した時にどのような対抗策をとるのか興味を持っていたが、海保は放水によって撃退していた。この手があったのかと思わず膝を叩いてしまった。武器を使わずに、追い払うのには有効な手段だろう。

思わず笑ってしまったのは、台湾の巡視船も放水を返してきた映像だ。子どもの水鉄砲遊びと同じ光景のように思え、これなら武力衝突が避けられそうだ。水鉄砲遊びに勝つために、射程距離の長い放水ポンプの開発が急務だろう。
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涼しさとともにお湿りがやってきて、渇水が心配されていた利根川水系のダムも水位が上がり、取水制限も撤回された。この夏は太平洋高気圧が強かったために、猛暑の洗礼を受けたがそのために本土への台風の接近はなかった。

今もフィリピンの東側に大型台風が居るが、今のところの進路予想では今年の台風のパターンである朝鮮半島がターゲットになっているようである。来週あたりに長崎に出かける、その頃には通り過ぎていると思うのだが。

民主党は野田再選を受けて執行部の人事を発表した。長老の幹事長は留任し、その脇を若手3人で固める布陣となった。2人が主要閣僚であるため、内閣改造も行われることになった。

「近いうちに」選挙があるのに、今更内閣改造とはどうかと思うのだが、ここで想い出したのは「ポツダム○○」という言葉である。ポツダムとは日本が降伏をさせられるにいたった米英仏中の4カ国で起草されたポツダム宣言の事を指し、○○には軍隊の階級が入る。

日本軍は、降伏するに際して兵士の位を2階級上げたのである。今でも殉職した警察官が2階級特進されるが、それと同じ意味合いを持つのだろう。私の親父は6年間中国に出征し、終戦の翌年2月に内地に帰還した。その時の階級は、陸軍上等兵であったという。

上等兵というのは、下から3番目の位である。ポツダム上等兵であるから、終戦間際まで最下級の2等兵であったわけで、いくらなんでも6年間も軍隊生活をすれば、少しは昇進するはずで6年間も昇進しないというのはどのような兵隊だったのか、怖くて親父にこの疑問を訪ねることはできなかった。

私にとっては、「ポツダム上等兵の謎」がいまだに残っている。いずれにしてもポツダム○○というのは上げ底の昇進である。

選挙で苦戦が予想される民主党議員にとっては、大臣の肩書は護符のようなものであろう。しかし、政権維持に汲々としているような幹事長の続投では、選挙になるとポツダム大臣の屍が累々と浮かびそうな気がする。それにしても、野田首相はつくずく人事が下手だと思う。


今朝は、窓を開けたままでは少し寒いぐらいだが、気持ちの良い涼しさである。このまま一気に本格的な秋に突入してほしいところだが、予報では明日から夏が盛り返すとのこと、今日は束の間の秋を味わうことになりそうだ。

大陸にも涼しい風が流れているのだろう、あっという間に反日デモが収束したようだ。各地の暴徒化したデモにより、損害保険の金額が100億を超えるという報道がされていた。保険が適用されることはよかったのだが、リスクの大きい地域として今後は保険料が大幅に値上がりするのではないだろうか。

あっという間にデモが拡がり、あっという間の収束ということを見ると、政府のコントロールによる官製デモと言われても仕方がないだろう。どこまで確かな情報なのかわからないのだが、デモ参加者に100元の日当が支払われたという話や、警官が私服に着かえてデモの先頭に立って誘導したというような話もある。

デモと言うと、昔の安保闘争や最近の反原発デモにみるように、体制に対する抗議活動が日本では当たり前なのだが、中国では御法度である(地方政府に対しての抗議活動は時折散見されるのだが)。

しかも、今朝の日経の記事によると、今回の反日デモについてテレビや新聞ではデモの様子を知らせる記事は一切ないということらしい。略奪・放火などの乱暴狼藉は一切国民には知らせないということなのだろう。

「国境なき記者団」が発表している報道自由度では、世界179の国・地域で中国は174番目ということになっている。国が成熟化すればするほど国民の権利意識は大きくなってくる、いつまでこのような言論統制ができるのだろうか。そう遠くはないような気がするのだが(「近いうち」ではないが、10年以内には転機を迎えると思う)。


中国の反日デモの被害金額は相当大きいようだ。店舗を破壊されたイオンの青島店では、エスカレーターや冷蔵庫などの設備が破壊されたのをはじめ、商品の略奪などで25億円の被害にあったとされている。店舗の復旧までには3カ月を要するとのことである。

平和堂の百貨店も同じような被害にあっており、工場を破壊されたパナソニックの工場や、操業停止を余儀なくされた自動車工場など、これらすべてを併せた被害総額は1000億円を超えるのではないだろうか。タイの洪水ほどではないだろうが、大きなカントリーリスクであり、これも“経済制裁”の一環なのだろうか。

気になるのはこれらの損害賠償なのだが、中国政府が補償するとは到底思えないので、泣き寝入りするしかないのだろう。設備などの保険で賄うしかないのだが、保険会社もカントリーリスクの大きさから再保険には少し躊躇し、保険料が高騰するのではないだろうか。

今日は柳条湖事件のメモリアルディーで、これまでにもまして大規模化が予想されている。これでガス抜きが終わり鎮静化するとよいのだが…

今日から、広島・因島・大阪へと2泊3日の出張である。因島は私のルーツがある瀬戸田の隣の島で、楽しみにしている(瀬戸田を訪れる時間が取れないのが残念だが)。


今日は敬老の日である。昔のように9月15日に固定されていればわかりやすいのだが、暦に合わせて移動するので誰かに言われなくては、忘れてしまう。自営業とは名ばかりで、毎日が日曜という仕事ぶりではなおさらだ。

それでも、敬老の日にちなんだニュースが流れて思い出させてくれる。65歳以上が高齢者ということになっているそうだが、団塊世代の先っぽ(47年生まれ)が65歳に到達したことにより、とうとう高齢者人口が3000万人を突破したことがニュースになっている。

去年に比べて102万人の大幅増である。これで驚いてはいけない。ところてん式に高齢者人口が増え、75歳以上で1500万人、85歳以上でも430万人という多さだ。初めて国勢調査が行われたのは大正9年だが、当時の日本の人口は5500万人である。

今の半分以下であるが、当時の65歳以上人口は300万人で全体の6%ほどである。現在は3000万人を突破したわけだから、当時の10倍の規模にまで高齢者が増え、4人に1人は高齢者というわけだ。5%なら貴重な存在として大事にされようが、25%まで膨れ上がると厄介者でしかなくなり、社会保障費の負担の急増に恐怖を感じている人が多いのだろう。

高齢者が増える一方で、15~64歳の生産年齢人口は減少しているが、実は生産年齢人口のピークは95年と、今から15年以上前でありそれ以降ずっと減り続けており、日本の経済の停滞と密接にリンクしている(百貨店やスーパーの売り上げなど消費のピークは97,8年ごろである)。

このところ領土問題で、隣国から圧力をかけられているのは、年寄りの足元を見透かしてのことかもしれない。なめられたものである。

反日デモの拡がりが連日ニュースで流されているが、私がもっと懸念しているのは漁船問題である。反日デモは、“領土内”の問題だからエスカレートしすぎると中国政府も対処せざるを得ないと思うが、漁船が大挙して尖閣周辺に襲来すると何が起こるかわからない。

16日までは東シナ海では禁漁期間となっており、解禁明けに漁船団が領海侵入してくると(1万隻余りの漁船が出漁準備中との報道もある)、海上保安庁の船だけでは対処しきれないかもしれない。警告活動で船の衝突なども十分考えられ、一触即発の事態になることは十分考えられる。幸か不幸か、台風の影響で今日明日は漁船も動かすことはできないのだが…

日本政府の公式見解では、「尖閣は日本固有の領土であり、領土問題は存在しない」という立場だが、これだけ因縁をつけられているのだから竹島と同じように、国際司法裁判所で決着をつけたらどうだろうか。「出るとこに出ようじゃないか」というのが、もめごとが起こった時の常套句の一つなのだから。


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