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今朝の日経朝刊には、世論調査結果が掲載されている。それによると内閣支持率は58%で、発足直後からは9ポイントの下落となっている。同じタイミングで毎日新聞でも世論調査が行われ、こちらの内閣支持率は50%で、前回に比べ6ポイントの下落となっている。

どちらもかなり支持率が落ちており傾向は変わらないのだが、支持率には両社の間に8ポイントも開きがある。1000サンプル程度の調査を行っているものと思われるが、この規模の調査でのサンプル誤差は3%ていどであるため、明らかに両社の調査では異なる結果となっているのである。世論調査のゆがみである。

調査方法やサンプリングの仕方は同じだと思うので、ゆがみが生じるのは、調査主体によるバイアスと質問方法の違いが考えられる。

調査は読者ではなく、広く一般に向けてのものであるのだが、電話口で新聞社名を告げられた時、その新聞への好感度によって調査への協力率は変わると思われる。読者層あるいは好感を持つ人の偏りがゆがみとなって現れるのだと思う。

もう一つは質問の仕方により異なる結果が出ると思われる。最も顕著に表れるのは政党支持率である。日経の調査では民主党35%、自民党30%、みんなの党6%、共産・公明3%で無党派層が17%となっている。

一方、毎日の調査では民主16%、自民18%、みんな7%、公明5%、共産3%で、支持政党なしは49%となっている。

自民、民主と無党派層・支持政党なしで大きな違いが見られる。自民と民主の支持率では逆転現象も見られる。これは質問文の違いだと思う。無党派と支持政党なしの割合が大きく異なる点にそれが示されていると思う。

想像するに、毎日の調査では単刀直入に支持政党を聴取しているのに対し、日経の調査では「選挙に投票するなら」あるいは「好意を持っているのは」というような修飾語がついているのではないだろうか。

面白いのは復興増税に対する意見である。賛成が日経も毎日も賛成が39%と全く同じで、反対が日経52%と毎日が58%とほぼ同じ傾向を示していることである。復興増税に対する考え方は新聞社への好感度に左右されない不偏的なものだということか。
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昨日の夕立(?)は凄まじいもので、道路があっという間に川のようになってしまった。傘を持たずに出かけたので、雨宿りをしたところで思わぬ出費を強いられてしまった。傘を買った方がはるかに安くついた。

朝から蒸し暑かったので嫌な予感がしていたのだが、冷たい空気と接触した途端のゲリラ豪雨の発生ということになったようだ。ヒートアイランド現象が生み出した大雨であり、これからも長く付き合っていかなければならないのだろう。

民主党の代表選挙は、結局5人に絞り込まれた。いずれも現職か前職の大臣経験者であり、大臣経験のない人たちは立候補を断念したようである。大臣経験が首相になるための前提条件ということか。

スズメの学校の先生は、鞭を振るうべき人物として経済産業大臣を指名した。一番扱いやすいということなのだろうが、勝ったとしても長続きはせずに、解散総選挙に追い込まれ、源氏と同じように3代目で政権消滅になりそうな気がする。昨日の大雨がそれを暗示しているものだと思う。

ところで、今朝から世界陸上が始まり、早速女子マラソンの中継があった。TBSの放映だが、優勝争いはほとんど映されず、日本選手だけを追いかけるものだった。スポーツ中継の姿勢としては極めて邪道なように思う。

以前から国際報道に置いて気になったのは、大きな事故があると必ず「この事故で日本人は…」というセリフだ。日本に関係があるかないかが、そのニュースの重要性の判断基準となっており、その事故の意味などについてはほとんど報道されることはない。

視野の狭さを助長しているような報道姿勢が感じられて嫌な思いをしていたが、世界チャンピオンを決めるレースで、日本にしか焦点を当てないようなやり方はその極みだ。赤羽は頑張ったと思うのだが…
準優勝チームのメンバー3人が飲酒をしたことが問題になっている。去年の暮の事が、このタイミングで明らかにされるというのはどういうことなのだろうか、不思議な話だ。これで国体や秋季大会への出場辞退が予想されるが、これで青森の高校球界はレベルダウンするのだろうか?

メダカの学校にもう一匹名乗りを上げそうである。今度の参入者は一回り大物らしいので、スズメの学校の先生がどのような鞭の振り方をするのか注目されるのだが、大物相手とあって乱立気味の中から誰かに絞り一本化するのではないだろうか。これでまた、反と親の戦いが繰り返されることになると思う。

ところで、新しく名乗りを上げた人物を、メディアは“国民的人気”があると評している。世論調査の次の首相にふさわしい人としてトップにランクされているためである。短命内閣が続く中で、平成に入って唯一長期政権となった小泉内閣は、この国民的人気があったことが長寿の秘訣であり、国民的人気を物差しにして政治家を評価するようになったと思う。

政治家の人となりは、メディアの報道を通じてしか多くの国民には伝わらない。国民的人気とは、メディアの活動の成果に他ならない。メディアがよってたかって創り上げたものが、“国民的人気”ということになるのだと思う。メディアが“国民的人気”を強調する理由だ。

この“国民的人気”という言葉のマジックにひっかかったのは、自民党政権の幕を引く役割になった首相だと思う。秋葉原やマンガ好きということで庶民性をメディアはアピールしたが、無能さをさらけ出し、政権を明け渡すはめになってしまった。

今度の大物(?)もせいぜい10数%の人気しかなく、一桁(それも5%未満)しかない他の候補よりも少しましという程度で、ドングリの背比べに変わりはない。少し大きいドングリを、クリだとメディアが叫んでいるだけではないだろうか。

徳川幕府や足利幕府は3代目で長期政権の足場は固まったが、源氏は3代目で滅亡しているし、平家は3代目には至らなかった。民主党は徳川幕府になるのだろうか、それとも源氏の運命をたどるのだろうか…


昨日私のお気に入りの魚屋「海老の桑田」で、東京湾のタコを売っているのを見つけた。富津沖の東京湾が最もくびれている地域は、潮の流れが良く、タコのえさとなる青柳が大量発生するため、明石と並んでタコの産地として有名である。

しかし、明石のタコは魚の棚で買い求める事が出来るのだが、東京湾のタコはめったにお目にかかれない。スーパーのタコはアフリカ産か、北海道の水ダコばかりである。房総の水槽のある土産物店でたまに生きたものを売っているのを見かけたことがあるが、1キロほどのサイズで一杯3~4千円もする高級魚である。

その東京湾のタコがあり、聞いて見ると一杯1千円とのことである。500グラムほどで少し小ぶりだが、4日分の酒の肴にはなりそうで、日割り換算すると随分お得な感じがして早速買い求めた。

足2本ずつで4日分と想定したのだが、期待通りの美味しさで、思わず1本追加したため、3日で片付きそうな案配だ。「パスクア ビアンコ デル ヴェネト」という600円の白ワインとの相性はばっちりで、タコを1/3ワイン1/2だから、しめて630円で楽しめたことになり、私としては大満足だった。

ところで、ワインをチビチビやりながらニュースを見ていたのだが、保安院のやらせ問題はよくわからないニュースだと思う。中部電力が記者会見して明るみになったのだが、5年前の事をなぜ今になって中部電力が発表したのかが良くわからないのである。

今朝の新聞を読んでいても、公表に至る経緯は示されていない。考えられるのは、どこかの特ダネで問題が明らかになり、後追い報道ではあえて問題が明るみに出たいきさつは報道しないという事なのかもしれない。それはそれで問題だと思うが、特ダネではなかったとするともっと大きな問題であると思う。 

この種の問題は、誰がどのような意図を持って明るみにしようとしたのか経緯そのものが重要だと思うのだが、報道では「保安院はけしからん」の1点張りである。保安院解体論者には思わずにっこりするような報道ぶりではないだろうか。

昨日から始まったグリコ・森永事件を扱ったNHKスペシャルは面白い。報道の側からの視点でとらえられており、劇場型犯罪を助長した報道姿勢についてもまな板の上にのせている。これを見た後でニュースを見たため、余計疑問を感じたのかもしれない。

今夜もタコと白ワインをともに、NHKスペシャルの続きを楽しむことにするか。
福島原発1号機のメルトダウンは、地震直後に発生していたとする分析結果が東電から発表された。徐々に事態が進行してメルト・ダウンに至ったのではなく、津波の被害を受けてすぐに深刻な状況に突入していたわけだ。

1号機がそうだとすると、同じ環境にある2号機や3号機も同じようにメルトダウンが発生しているだろうことは、容易に想像がつくことだ。収束に向けての活動が長期化することは避けられまい。

ところで、このニュースは大きなものであり、新聞では一面トップに扱われているのだが、メルトダウンが始まったとされる時間が各紙で微妙に違うのである。

あらたにすによると、読売は「1号機の炉心溶融、津波から4時間後に始まった」としているのに対し、朝日では「1号機、津波の5時間半後には炉心溶融 東電解析で判明」という見出しになっている。どうでもいいことかもしれないが、1時間半の開きがあるのである。

日経の一面では、「1号機燃料棒 地震翌朝に大半溶融」として開始時間が見出しのトップにはなっていないが、科学技術面では「溶融 地震5時間後から」というのが見出しになっている。

読売と朝日は津波を基準にし、日経は地震を基準にしている違いがあり、津波発生が地震から約1時間後ということを考えると、読売と日経はほぼ同じ時間と見る事が出来るだろう。

疑問に思うのは、これらの記事は東電の記者発表に基づくものであり、各社同じ情報ソースであるにもかかわらず、異なるデータが、しかも大見出しになって掲載されたのかということだ。

記者発表資料をそのまま記事にしてほしくない。各メディア・記者の認識や分析を含めた記事が望ましいのだが、基礎的データに手を加えてもらいたくはない。

4時間であっても5時間半であっても、2カ月を経過した今となっては“直後”に変わりはなく、瑣末な問題なのだが、大見出しとして扱われており、気になって仕方がない。


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