社長のブログです
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連日ニュースは小沢疑惑一点張りであり、うんざりしている。今日から通常国会がはじまるが、野党は「政治とカネ」の問題で追求をするらしい。共産党や公明党ならいざ知らず、自民党に「政治とカネ」の問題を追及できる資格があるのかどうか疑問なのだが…
NHKの今朝の解説者の話では、検察と小沢のバトルの行方は「世論の動向次第」としている。さらりと述べている言葉なのだが、ここでいう世論とは何かが気になる。 世論の多くはメディアの論調に尽きると思っているからだ。この論調のベースには「取材」による証拠固めがあるのだが、聞こえてくるのは検察関係者の話ばかりであり、小沢関係者の話は目にしたことはない。 検察の捜査というのは、事件・事案を白紙の状態で見るのではなく、構図という仮設を描いて捜査を進めるというやり方だと思う。全体のシナリオを作り細部を詰めていくわけだ。こうした中で検察のリークは世論操作の意味合いを持たせ、情報を小出しにしているように見える。 捜査か操作なのかの見極めが重要だと思う。小沢を擁護するつもりはない。世論操作の片棒を担ぐようなメディアの態度が気に入らないだけだ。 今日のカレンダーの標語は、「言ってもらえることがありがたい」とある。 PR
このところ母校が不振なこともあって、ラグビーへの関心がやや薄れていたが、東福岡高校の評判が高いので久し振りにテレビ観戦をしてみた。
桐蔭の頑張りもあって中々好いゲームだったが、終わってみれば31-5の圧勝だった。体格・スピード・ゲームのコントロールなど高校生のレベルを超えているようなチームであり、大学生相手でも勝負になるようなチームであった。 中でも目を惹いたのはフルバックの選手で、スピードがありタックルされても倒れない強さがあった。1年生との事であり、久し振りにわくわくするような選手が出現したと思う。他にも、12番や3番の選手が出色の動きを見せており、桐蔭にも好素材の選手が目立った。 2019年に日本でワールドカップ・ラグビーが開催される。現在の大学生や高校生が主力メンバーになっているはずで、昨日の決勝を戦った選手の中から何人が代表に選ばれているのか楽しみが一つ出来た。 話は変わるが、今朝の日経の社会面のトップ記事の見出しは、「小沢氏“用意できた。取りに来て欲しい”4億円台車で運搬」と陸山会土地問題を大きく取り上げられている。生々しい見出しで、“関係者”への取材でわかったことらしい。 一方社説では、「小沢氏は国民に説明を」というタイトルである。文中では、「首相と与党幹事長がともに政治資金に絡む疑惑で追求を受けている現状は異常な事態といえる。」としている。 確かに異常事態なのだが、次から次から疑惑が出てくるネタ元はすべて検察のリークである。リークは何らかの思惑があって行われるものであり、それを無批判に垂れ流すだけの報道姿勢こそ異常事態であると思う。ましてや曖昧な検察情報だけで説明責任を問うのはどうなのだろうか。 今日のカレンダーの標語は、「いつも“世のため人のため”を」となっているのだが…
冬将軍様がお帰りになっても、晴天続きのため放射冷却で冷え込みは厳しい。このところの寒さのせいで、毎晩鍋ばかりになっている。ただし、毎日ネタが違うので飽きることはない。昨夜は鴨鍋に挑戦した。今日の昼飯は、残りにうどんを入れることにする。楽しみだ。
ようやく税制改正がまとまって昨夜発表されたが、タバコが1本あたり5円の値上げになり、マイルド・セブンは300円から400円へと33%アップである。デフレ解消につながるとは思えないのだが… 今朝の日経の4面に、「税制改正大綱の要旨」として1面を使って内容を掲載している。「要旨」であるから省略する部分があるのだが、略されている部分は、「はじめに」の冒頭の、1.わが国を取り巻く環境の変化の(1)経済・社会構造の変化と(2)これまでの政府の対応、本丸の「第4章 10年度税制改正」の1.10年度税制改正の考え方の部分である。 新政権の、わが国の現状に対する認識や、税制改正の基本的考え方の部分がすべて欠如しているのである。詳細に記述されているのは、何がどのように変わるのかというWhatやHowに関する部分である。 4W1Hに固まったメディアの特質が見て取れる典型的ケースである。WhatやHowばかり追い求め、最も大事であるべきはずのWhyをおろそかにする体質である。省略するべき部分が違うだろうと言いたい。 社説では、「税制は国の骨格を左右する。(中略)基本的な方向は正しく、評価できる内容もあるが、骨太な税制改革とは言い難い。」としている。この部分は政権の認識や考え方の中で触れられているはずであり、これがすべて省略されているのである。 3面の署名入り解説記事の見出しも、「国力高める視点欠く」というものである。これも基本的な認識や、考え方を問うものではないだろうか。 90年のバブル崩壊以降の長期的景気低迷や逼塞感は、すべて認識の甘さ・方向違いにより、国の形の将来像が描けていない事によるものだと私は思っている。 前月比や前年同月比など目先の変化にばかりとらわれ、長期的な大きなうねりを見過ごしているために、後手後手の対応にならざるを得ないのである。 政治家は選挙至上主義になって目先を追いかけたとしても、それをチェックすべき「社会の木鐸」も4W1Hの報道姿勢では、世の中がよくなるはずはないのではないだろうか。何とかならないか。
今日から5連休である。期末の締め切りを控えて、休みとは無縁の人も多かろう。私も、インタビューをこなさなければならない時に、休日のためにままならず、随分邪魔な5連休である。給料日直前の連休に意味があるのだろうか。
昨日は水戸まで出かけた。水戸までは特急で1時間15分で、新聞をじっくり読むのにちょうどよい時間である。日ごろはめったに読むことのない朝日を行きに、帰りには読売を読んでみた。報道の違いを見てみたかったのだ。 案の定、鳩山内閣に対する報道スタンスは大違いであった。朝日には新政権の船出をじっくり見守ろうとする姿勢があるのに対して、読売は対決姿勢が鮮明で、コラムの書き口は典型的である。 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20090917-OYT1T01258.htm?from=any 自民党べったりで出世コースを歩んでいた人たちが、突然立場が変わり、必至に抵抗しているような感じがする。この新聞社は利権について敏感だと思う。Jリーグが発足した時に、地域名をチーム名に冠するという理念に対して、プロ野球と同じように企業名を認めるように主張し、Jリーグと対立したのはその象徴のような出来事である。 そのサッカーではとうとう東京ヴェルディの経営から手を引くようになり、名門の存続が危ぶまれている(株式は関連会社の日テレに譲渡されていたのだが、実質的には読売だと解釈している)。2008年のJリーグの経営指標が先日公表されたが、Jリーグで人件費が最も高かったのがヴェルディである。J2に陥落したチームの人件費が、ガンバやアントラーズなど上位の常連チームを上回っていた。 時代の変化に対応するのが苦手な企業体質を持っているような気がする。ただし、大きな文字の紙面は非常に読みやすく、評価に値すると思う。 来週末に尾道に出かける。その時には毎日と産経を読むことにしよう。
「鳩山民主各地で圧勝!ナマ数字をすべて公開」という大見出しと、「本誌が史上初の大調査 全国300選挙区3万人に投票先を聞きました」というキャッチコピーに惹かれて、週刊現代を買ってしまった。夏休み版のためか390円もして躊躇したが、立ち読みでは細かな数字を見ることはできないためだ。
「これは革命だ。自民党は小選挙区でほぼ全滅!」という書き出しではじまっている。なんと小選挙区では自民党の獲得議席は3で、比例区を合わせて44にすぎず、民主党が390という調査結果なのである。「これは革命だ」という表現も肯ける調査結果である。 数字の信憑性を見るためにはどんな調査を行ったのかをチェックする必要がある。インターネットで調査会社のモニターを利用して調査をしている。全体の合計では民主支持が38.1%、自民が14.6%で、共同通信の民主33.9%、自民16.9%や朝日の民主37%、自民22%と大差はないとしている。 一見すると民主が少し高目に、自民が少し低目になっている程度で、それほど違和感はないように見える。しかし、3万サンプルという大量サンプルであることを考えると、共同通信や朝日の調査とは明らかに「異なる母集団」に対する調査だと思う。 調査データの一番最後にサンプル属性が掲載されている。年齢を見ると20代が20%、30代が39%、40代が26%、50台が11%、60代以上が4%となっている。30代までで全体の60%も占めているのである。 2005年の国勢調査結果から類推すると、30代以下は有権者の30%程度にすぎず、週刊現代の調査ではこの世代が2倍も占めているのである。逆に有権者の1/3を占める60代以上がこの調査ではわずか4%となっている。 年齢構成の歪みに、ネット調査に協力するモニターの偏りも加わり、全くいいかげんなデータになっている。いいかげんを通り越して「でたらめ」と言ってよいと思う。こんな調査データを用いて17Pも記事を掲載しているのである。週刊誌のやっているとことと言ってしまえばそれまでだが、調査をお手軽に扱われることに腹が立つ。 390円は、ネット調査のでたらめさを示すデータ代として考えることにするか。 |
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