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2月も終盤が来ようとしているのに、寒さが治まりそうもない。特に、最近は北風がことのほか強く、寒さが一層身にしみる。このままだと、まだしばらく巣籠り状態が続きそうだ。

国会同意人事で、「西岡ルール」というものがある。人事案が事前に報道された場合、採決には応じないというものだ。重要な人事について、報道をするのはメディアにとって自然な行為であり、これを盾にとって審議に応じないというのは、国会対策以外の何物でもない不思議なルールだと思っていた。

昨日、このルールを撤廃することが、与野党の協議で決まったというニュースが流れている。NHKのニュースで知ったのだが、日経の朝刊でも、一面に掲載されているが、日銀総裁人事の環境が整った事や、野党が事前協議で人事に関与するなどと言った事に触れているだけで、そもそもなんでこのようなおかしなルールが存在したのかということについては触れていなかった。

実はこのおかしなルールについて、昨日の国会中継を聴いていてその背景がわかった(巣籠り状態の極みだ)。舛添議員の発言で出てきたのだが、このルールができた背景には、官僚が人事案を既成事実化するために、わざとリークしているということがあったらしい。官僚の天下り先の既得権益化を図るために、官僚がメディアにリークしていることが目にあまり、このルールができたようである。

メディアが、官僚の順送り人事のお先棒を担いでいたことになる。後ろめたさがあるためか、メディアはこの問題についてあまり多くを語ろうとはしないのだが、日本のメディアは、“煽る”以外に、“提灯持ち”という特技もあるようだ。人事報道にはいつも眉に唾を塗らなければいけないということか。
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台風は、昨日ようやく沖縄に到達したようだが、相変わらずスローな動きでまだ半日ほどは沖縄は暴風圏にとどまるようだ。台風の動きが遅いのは気圧配置の影響だろうから、この暑さも当分続く。今月一杯は、辛抱をしなければなるまい。

台風の進路予想を見ると、東シナ海を北上することになっている。このまま行けば、韓国を直撃しそうな気配だが、左にそれると中国大陸になる。行き先にいろんな思いがあるのだが…

今朝の日経の世論調査によると、内閣支持率は31%で、3ポイントの上昇となっている。一挙に20%の危険水域に突入するのかと思っていたが、回復とは不思議な現象だ。

政党支持率も、自民党は2ポイント下落で25%、民主党が3ポイント増加の21%と接近してきたのも理解できない数値だ。そもそも、日経の調査では無党派層が27%と、巷間言われている50%と大きく食い違っているので、疑問を持たざるを得ないのだが。

もう一つ気になる調査結果は、原発の割合に対する意見だ。「原発ゼロ」が43%、「15%程度」が31%、「25~30%」が19%になっている。この結果について記事では、「程度の差こそあれ原発維持派が5割にのぼった。」としている。

先日行われた「討論型世論調査」と比べると、「原発ゼロ」はほとんど変わらないのだが、「15%程度」は2倍の開きがあり、「25~30%」も5割増しだ。討論型の場合は、態度未定が3割ある(討論前には4割あり、未定者だゼロに動いたと思うのだが)のに対し、日経では態度を示さないのは7%にすぎないのである。

無党派層が27%しかいないということも含めて、日経の調査は疑問だらけだ。原発維持というスタンスだけはよくわかるのだが。
昨日の夜のNHKスペシャルは、福島の原発のメルトダウンに至った過程を、津波だけでなく地震による配管の破損について触れており、例によってアルコールが入った状態での視聴であり、細部はあやふやな面もあるが大きな問題提起をしていたように思う。

圧力を逃すためのバルブの開閉は空気を送り込み、その圧力によってバブルが開かれて圧力を引き下げる仕組みになっているらしい。そのバブル操作ができなかったのだから、配管の亀裂が起こっていたと考えるのが、有力な推論の一つだと思う。推論にならざるを得ないのは、原子炉の中に入ることができず、検証不能だからである。

電源喪失が事故を引き起こした第一の理由だろうが、緊急避難的処置のバルブが開かなかったことが水素爆発につながり、放射能を拡散するということになったのではないだろうか。津波の被害だけでなく、地震の被害もあったとする国会事故調の指摘は正しいとと思う。

番組では、原子力発電所の耐震基準が、部位によって異なる点を指摘していた。ここからはうろ覚えなのだが、原子炉本体とバルブを開閉する配管の耐震基準が2段階くらい違っていたように思う。おかしな話だ。

本丸を堅固なものにしていても、外堀と内堀を埋められてあっけなく落城した大阪城のようなものだ。ここで疑問になるのは、昨年鳴り物入りで実施されたストレステストの結果である。大飯原発はストレステストを二次にわたって合格したそうだが、本丸だけでなく外堀もしっかりチェックしたのだろうか。金曜日に官邸周辺に集まっている人でなくても、気になるところだ。

人災というのは、緊急時の“菅直人リスク”だけでなく、物事の全体を俯瞰的に眺め、おかしな点を顕微鏡的に調べるということをせずに、結論ありきでそのための証拠(言いかえると論理の説明に都合のよいものだけ)集めをするというのも人災ではないだろうか。

原発再稼働を考える上で、昨夜のNHKスペシャルは優れた内容だったと思う。発表されたものにだけ頼らず、取材を積み重ねての問題提起であり、久しぶりにジャーナリストの気概を見た気がした。

国会事故調の報告書は、英文レポートに合わせて日本語版を書きなおすことになったらしい。間もなく、政府事故調の報告書が公表される。どのような態度・中身であるのか注目されるところだ。


昨日は一日自宅にいたので、仕事をしながらラジオの国会中継に一人でヤジを飛ばしていた。ふだんなら少数野党の質問時間は5~10分と短いのだが、3党合意の談合批判に応じたのか、2~30分と少し多めの質問時間を与えられていた。

その最後に登場したのが、昨年末に民主党を離党したグループだった。そこで耳慣れない言葉が出てきた。「あじさい革命」という言葉である。

原発再稼働に反対するデモが、毎週金曜日に国会周辺で行われているらしい。参加人数がドンドン増え出し、先週の金曜日にはとうとう4万5千人もの人がデモ行進をしたと民主党を離党した議員は述べていた。

アラブの春のきっかけとなったチュニジアの「ジャスミン革命」をもじってあじさい革命と呼ぶらしいが、チュニジアと同じようにインターネットの交流サイトから自然発生的に起こったデモらしい。

この手のデモや集会の参加人数は、主催者発表のものと警察の発表では大きな違いがあるものだが、相当大きな規模であることは間違いないだろう。

これが私の知る限りでは、全く報道されていない。私のニュースソースは、NHKと日経という限られたものではあるが、このことについては一切触れられていない。調べてみると、テレビ朝日の報道ステーションと、東京新聞では取り上げられたようであるが、その他の報道機関は今のところ全く無視しているようである。

昨年、セントラルパークで起こった若者たちの抗議活動がきっかけで全米にも波及したデモは、世界中にニュースが流れた。私もNHKやBSのニュースを何度も見た。驚いたのは、デモの参加者は500人程度と、極めて小さな規模だった(聞き間違いかもしれないが、映像だけでは規模は推し量れない)。

規模は小さくとも、社会の格差に対する警鐘として、アメリカのメディアは受け止め大きく報道したのだろう。日本のメディアはよその国の事は報じるくせに、日本の事となると沈黙してしまうのはどういうことだろうか。

下手にニュースで取り上げると波紋が広がりするのを恐れているのだろうか。消費税の増税では煽りたてているのに、体制を批判する動きには消火に懸命になっているような気がする。メディアが自己規制するというのは、メディアの自殺行為のように思う。

日本の政治が三流なのは、政治をチェックするメディアも三流であるためかもしれない。NHKや日経はいつ「あじさい革命」という言葉を紹介するのだろうか。
今朝7時の気温が18度で、日中もそれほど暖まらないとの予報である。今日は出かける予定はないのだが、Tシャツ、短パンで過ごすのは少しためらう陽気である。週末に函館に出かけるが、函館の気温も16度とほとんど変わらない。やっぱり今年は異常気象だ。

今朝の日経では世論調査の結果が掲載されている。内閣支持率は33%で、先月より5ポイント上昇したとある。党内のゴタゴタや、原発の再稼働問題など減点項目が多かっただけに、支持率が上向いたのは少し意外な気がする。

良い悪いはともかく、党内や世間の批判に耐えて増税路線を突き進む“ブレない”所が評価されたのかもしれない。自分が主導権を握れないと見るや、すぐに反旗を翻す元代表の行動への反感が支持率上昇に少なからずつながったのだろう。敵役の存在をアピールするというのは、小泉政権や維新塾など最近の政治のトレンドなのだろうか。

ところで、今朝の記事には性別のデータが掲載されていた。原発再稼働で性別の差が大きいためで、賛成は全体では36%だが、男性では48%なのに、女性では26%と大きな開きがあるということである。

女性の方が環境問題についてはセンシティブであるとよく言われるが、ここでもその傾向が顕著に表れたのだろう。

性別の傾向も大事だが、同じように年齢別の世論の違いも同じように重要だと思う。今問題となっている、社会保障などは年齢別の意識の違いが特に大きいのではないだろうか。高齢化時代を迎えた今日では、人口構成に素直にあてはめると年寄りの声が大きくなってしまうと思う。

小さな声をくみ取り世代間ギャップを把握するためにも、35歳以下、60歳以上とその中間層の3つで比較したものを、たまには取り上げてほしいと思うのだが…


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