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9月の1日から11日までの間に、サッカーの国際試合が7試合も行われる。昨日のなでしこに続いて今日は男子がウズベキスタン戦で、サッカー好きにはこたえられない11日間になっている。

なでしこは、W杯の優勝以来人気が急上昇し、オリンピック予選の前の岡山県美作というひなびた(失礼)合宿には、連日数千人の見物客が詰めかけるほどだった。なでしこが国民栄誉賞を受賞したことについては、異論もあった。女子サッカーというマイナーな大会での世界一にはそれほどの価値はないというのがその論拠である。

面白いのはテレビ視聴率で、29日の北朝鮮との男子の試合が20%だったのに対して、なでしこの韓国との試合は29%と男子代表を上回ったのである。なでしこの試合が土曜日だったということもあるのだが、マイナーなはずの女子サッカーの方が、メジャーであるはずの男子代表戦を上回ったのである。

8日には男子と同じように北朝鮮との試合がある。私の予想では30%を超える視聴率になると思う。女子サッカーをマイナー視する人々は、視聴率は興行データの一種にすぎないと切って捨てるのだろうが、私はそうは思わない。

メジャーとマイナーに分ける基準は、興行的要素が裾野の拡がりと同じくらい大きいと思うからだ。日本のスポーツ中継の視聴率過去最高は、東京オリンピックのバレーボールの決勝戦で記録したものである。日本には女子スポーツのほうが強い(?)という伝統があるのだろうか。

昨日のオーストラリア戦では、相手の不調ということもあったのだろうが、1-0以上の力の開きはあった。次の北朝鮮との試合でも王者のメンタリティを見てみたいものだ。
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高校野球が終わると秋モードになってしまったようだ。とうとう昨夜は今シーズン初めて土鍋を引っ張り出す事になってしまった。さすがにエアコンの助けは必要だったが、日本酒の季節到来を満喫し、少し寝坊をしてしまった。

ところで、甲子園で準優勝した青森代表のメンバーは、レギュラー全員が大阪などからの留学生で、県内からの生徒は控えの3人だけだったそうである。監督や主力選手のインタビューで関西弁が気になっていたのだが、案の定という感じである。

北海道に初めて優勝をもたらした駒大苫小牧も、関西からの留学生が主力を占めていたが、レギュラー全員、ベンチの控えも大半が留学生というようではなかったように思う。

青森県にはもう一つ留学生を集めている甲子園の常連校があり、両校の切磋琢磨により青森のレベルアップに貢献しているという意見もある。しかし他県の選手を集めてのものはレベルアップとは言えないのではないか。むしろ地元選手の門戸が狭くなり、地域にとってはレベルダウンになってしまいかねない。

高校野球の魅力の一つは1県1代表の制度にあると思う。はたして地元の盛り上がりはどうだったのだろうか。三沢高校の時とは雲泥の差があるように思うのだが。

プロ野球でも気になることがある。統一球の採用によって、投高打低が顕著になり、ホームランは激減しているのだが、打率も大幅ダウンし3割バッターがパで5人、セでは2人しかいなくなっている。

特にセでは首位が.305で2位は.300ちょうどである。このままでは、首位打者が3割を切ることになるかもしれない。昭和30年代前半も打者が受難の時代で、低い打率の首位打者が誕生しているが、3割を切った事はない。頑張れ長野と応援したくなる。
作新学院の戦い方に共感を覚え、今日の準決勝を注目していたが、雨のために試合が中断している。少々の雨では試合を続けるのが高校野球であり、相当激しい雨が降り続いているのであろう。関東地方も午後には強い雨が降ると予想されている。これで温まった路上や家屋が冷やされるはずだ。

作新学院に注目しているのは、1,2年生が多いということもあるが、監督も28歳と若いチームであるためだ。昨日の智弁との試合では、その若さの魅力をいやというほど感じさせられた。

1点リードされて9回の攻撃を迎えた。それまでリリーフした投手に完璧に抑え込まれていたが、先頭バッターにようやくヒットが生まれた。高校野球の常識ならバントでランナーを進めてということになるのだが、セオリーを無視して強攻策をとり、見事に逆転をしてしまった。

試合後の談話によると、最終回の攻撃が始まる前の監督の指示は、先頭打者が出塁してもバントはしないというものだった。抑え込まれていた相手投手に対し、監督から突撃命令が出たというわけだ。この場合一番必要なのは、“気迫”であり、バントはしないという言葉が選手たちを奮い立たせたのだろう、常識にとらわれず、その場の状況を分析し、的確な指示を出すという見事な采配だったと思う。

ベテラン監督ならこうはいかなかったのではないだろうか。作新のキャッチャーは1年生がマスクをかぶっている。この選手が素晴らしい選手で、先輩投手を巧みにリードしており、動きを見るのが楽しい選手である。

3回戦だったと思うが、試合後の監督の談話の中でキャッチャーへの指示について聞かれた時に、「彼にまかせている」という言葉が述べられた。1年生に判断をまかすというのも、中々聞かれない言葉だと思う。監督の役割で最も大きいのはチームを掌握することであり、見事なマネジメントぶりだと思う。

小沢元代表は、次の代表の資質について「知識と経験」をあげているが、リーダーに要求されているものは違うと思う。パラダイムの変換が要求される時代では、これまでの常識は通用しないものであり、過去の実績はほとんど役に立たないと思う。政治の世界も、常識のレベルが違う世代にまで若返るべきだ。

なでしこジャパンの国民栄誉賞で、副賞として化粧筆が贈られた。「なでしこセット」がどれだけ売り上げを伸ばすか注目だ。
ガスター10のお陰で、ようやく胃の痛みも治まってきた。晩酌の量も控えた(飲めなかった)のも体調が戻りつつある要因だろう。しかし、40年以上飲み続けているが、酒を飲むのをためらうようになったのは初めての経験だ。歳をとるというのはこういうことか。

一昨日行われたサッカーの韓国戦は、相手の決め手不足もあって3-0の快勝だったが、韓国相手に3点以上ホームで点を取ったのは37年ぶりとの事である。私がお酒を飲み始めて間もないころの話であり、いかに圧倒され続けていたかがわかる話だ。

試合内容を振り返ってみると、速いパス回しで韓国を翻弄してのものでありたくましさを感じさせられるものだった。選手のレベルが一段と上がっているのを感じさせられる。レベルアップの証拠として、ヨーロッパのチームに所属している選手が先発メンバーのうちの7人、途中交代の5選手のうち4人と多い事があげられる。

日本が初めてW杯に出場したフランス大会では全員国内組、日韓大会では中田1人だけ、昨年の南ア大会でも4人しかいなかったのに、一昨日招集されたメンバーは海外組が14人と半数以上占めている。

この1年で海外流出が急激に進んだことを示す数字だ。去年移籍した香川や長友の活躍で“日本の品質のよさ”を示したことが、今年になって代表経験のない宇佐美や乾などの若手の移籍にもつながっている。成績不振で流出にブレーキがかかっているプロ野球とは対照的である。

しかし喜んでばかりもいられない。スター選手の海外移籍で国内のJリーグの空洞化が進み、今シーズンのこれまでの入場者数が17%も落ち込んでいるのである。震災の影響も多少あるのだろうが、被災地のベガルタ仙台は好調な滑り出しをしたにもかかわらず、Jリーグ平均と同じ17%の観客を失っているのに、楽天は下位に低迷しているにもかかわらず、昨年を上回る観客を集めているのである。

“野球の底力”を見せられているようなデータである。しかし、これを悲観的データとしてとらえてはいけないと思うのだ。プロ野球ではFAの問題もあるのだろうが、メジャーへの移籍は30歳前後であるのに対し、サッカーの海外移籍は20歳前後と10歳も若いのである。

海外の環境にもまれることによる「ノビシロ」は、若いほど大きくなるもので、日本代表の実力アップはサッカーの方がより大きいということだ。一昨日の韓国との試合でのたくましさはこのことを象徴しているものだと思う。

「ドーハの悲劇」や「ジョホールバルの歓喜」などヒヤヒヤ、ドキドキしながらW杯予選を見ていたころから比べると、今はどんな勝ち方をしてブラジルへ臨むのかという余裕を持ちながら予選を見る事が出来るのである(油断は禁物だが)。

代表が強くなることが、回り回って国内リーグの活性化につながるものだと思う。それに球団経営としては、入場料収入だけでなく、“育てて儲ける”というのもあると思うので、悪いことではないかもしれない。

企業の空洞化もこの円高でより問題視されるようになっている。しかし、国内だけにしか目を向けない企業はやがて廃れるだろうから、こちらも“海外移籍”は避けられないだろう。
なでしこジャパンの国民栄誉賞の受賞決定に続き、サッカー協会からの報奨金の増額が発表された。規定の150万円に500万円をプラスすることになり、キリンからの100万円と合わせると750万円になり、世界チャンピオンにふさわしいプレゼントになったように思う。

プロ契約をしている選手は一握りで、大半の選手は事務やコンビニのアルバイトなどをしながら選手生活を続けている。プロ契約といっても、月収30万円程度とされているから、年収の2~3倍のボーナスになる。世界一の価値の目安ということか。

国民栄誉賞の方は、選手・監督だけでなくトレーナーや医師など、裏方さんも含めて40人近い人が受賞対象になるということだ。これまで国民栄誉賞は個人を対象に送られており、団体は今回が初めてということになる。

裏方も含めての表彰というのは極めて珍しいケースだ。選手の活躍の陰には裏方さんのサポートが欠かせないはずで、裏方さんにもスポットライトをあてた今回の表彰は官邸のヒットであると思う。

その官邸の裏方さんがあまり機能していないように見えるのはどうしたことだろうか。


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