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このところの寒さで床離れが悪くなっている。日の出が遅いこともあって、目が覚めるのは7時前だが、そこから暖房をセットして部屋が暖まるまで1時間くらい寝床でゴロゴロし、至福の時を過ごしている。

しかし今朝は、6時前に床を離れ、コーヒーを飲んで身体を覚醒させた。6時半からのフットボール中継を観るためだ。シーズン中はほとんどが、夜の7時からか夜中の1時からの録画中継しかないのだが、今朝はプレーオフの準決勝ということもあるのか、ライブ中継である。

しかも、セインツと49er"sという好ゲームである。セインツは今シーズン何度か録画中継を観たが攻撃力が素晴らしく、観て楽しい試合を行うチームである。一方49er"sは私がフットボールに関心を持つようになった70年代から80年代のチャンピオンだったが、2000年代に入って精彩を欠き、久しぶりのプレーオフ出場である。

しかも黄金期には攻撃力が売り物のチームだったが、今シーズンは守備力により第2シードまで上り詰めたチームである。セインツの攻撃力と、49er"sの守備力という「矛と盾の戦い」である。というわけで、6時前に床離れを決断したのである。

試合を観ながらこのブログを書いているが、期待通りの好ゲームとなっており、最後まで目を離せそうもない。この試合を勝っても、昨年のスーパーボウルチャンピオンのパッカーズと対戦しなければならず、道のりは険しい。

しかし、第4クオーターまで進んで3点差である。この接戦をものにすれば勢いがつき、勝ったチームがパッカーズを撃破し、スーパーボウルも制するのではと予想している。

今日は都道府県女子駅伝がお昼からある。また引きこもりになりそうだ。
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年末から年始にかけて、BS1のスポーツ特集番組をかなり見た。大晦日にはなでしこのW杯や五輪予選の全試合を放映しており、さすがに24時間は見る事が出来なかったが、決勝の沢の同点ゴールは神技であったことを再確認した。今晩(明日の未明だと思うが)バロンドールの発表があるが、沢にもうひとつの勲章が加わると思う。

もう一つ面白かったのは、「伝説の名勝負」というタイトルで、新日鉄釜石が7連覇を達成した試合を、松尾と平尾という両チームのエースが試合を語りながら進めるという番組であった(今日3時から再放送される)。

このころは母校のラグビーの黄金時代ということもあって、大学選手権や日本選手権は国立競技場に通い詰めており、「伝説の名勝負」もスタンドで観戦していた。

スタンドは超満員で、ゴールポストの後ろしか席が取れず、日光を背に受けるスタンドからみて右側のゴールポスト裏がいつもの席になっていた。横の動きはよくわかるが、縦の動きはわかりにくく、テレビのアングルとは違うものであったが、これはこれで新鮮な感じがしたものだった。

学生が果敢に社会人に立ち向かう姿に感動を覚えたものだったが、特集番組でもう一度見返しても好ゲームだったと思う。

昨日は、大学選手権の決勝が行われ、関西の大学から天理大学が久しぶりに決勝に進出し、帝京大学が伝説の名勝負に登場した同志社以来の3連覇に臨むとあってテレビ観戦した。

スタンドは空席が目立ち、往時の大学選手権の決勝の熱気にあふれたスタンド風景とは様変わりしていた。伝統校ではないため、OBの厚みがちがうこともあるのだろうが、試合が始まってその理由がよくわかった。つまらないのである。

昨年のW杯もそうだったが、密集戦が多すぎ、ボールがバックスに回らないのである。攻撃の継続を促すために、ボールを保持する側に有利なルール改正を行ったらしく、密集の回りでの攻防がやたらと続くのである。

天理大学はバックスの展開力が売り物で、天理大学にボールが渡ると面白い展開が見られたが、帝京大学は強力FWが武器で、帝京大学にボールが渡ると密集戦が延々と続くのである。相手に有利な状況を作らないという戦略とは理解できるのだが、後ろに立っているバックスは風邪をひくのではといういらぬ心配をしてしまうほどだった。

「伝説の名勝負」を戦った新日鉄釜石も同志社も強力FWだったが、バックスと一体となってスピード感があったため、“観て楽しい”試合だったと思う。ルールは国際的なものなのでどうしようもないのだが、体格勝負の比率がたかくなりすぎるのはどうかと思う。

日本でW杯の開催が決まっているのだが、このままでは国民の関心は惹かず、不人気な大会になると危惧している。
暮れからすっかり正月モードに入ってしまい、粕漬け状態になってしまっている。身体に宿っている酒精を抜かなければならないと、昨日から控え目にしてようやく正常に戻りつつある。コントロールできるのだからアル中ではないと思いたいのだが…

酒精の宿る前には駅伝少年だった我が身にとって、正月はじっくり駅伝を楽しめるチャンスである。今年もテレビにかじりついて観戦したが、実業団駅伝よりもはるかに大学駅伝の方が楽しかった。

その箱根駅伝は、東洋大学が2位に10分近くの大差をつけ、大会記録も9分更新しての圧勝だった。2位から4位のチームのタイムでもこの10年では優勝できるレベルであり、いかに東洋大学が凄いレースをしたかということがよくわかる。

箱根駅伝の特徴は、一番短い区間でも18.5キロとほかの駅伝と比べても距離が長く、ハーフマラソンを10人で走り抜くというところにある。距離が長いということと、一人や二人のエースが活躍しても他の選手が頑張らなければならないという、ごまかしが効かない駅伝なのである。

箱根駅伝の10区間を二分すると、スタートの1区、花の2区、勢いをつける3区、山登りの5区、復路のエース区間である9区と残りの5区間に分けることができると思う。

前者の5区間は各校の有力選手が集まり、さすがの東洋大学でも区間賞は山登りの1区間だけである(ここで2位以下に3分以上の差をつけたのだから凄いことだが)。

後者の力が劣る5区間の区間賞を見ると、全て東洋大学の選手が獲得したのである。第二グループのレベルが高く、それに加えて大エースがいるのだから、2位以下に大差がついたのだ。

レベルの高さに加えて、レースまでのコンディショニングが旨く行ったのは監督の手腕と言ってもよいと思う。東洋大学の優勝タイムを1キロ換算すると、2分59秒42と3分を切っている。一口に1キロ3分ペースとよく言うが、山登りも含めての3分切りというのは特筆されるものである。

来年はどのようになるのか楽しみだ。ようやく酒精とおさらばできた。
第6戦で決着がつくと予想していたが、最終戦にまで日本シリーズはもつれてしまった。それでも、最後は地力の差が出て、ホークスが快勝した。

飛ばないボールの採用、広いドーム球場、ハイレベルの投手力のチーム同士ということで、7戦ともロースコアのゲームで、投手交代や足をからめた戦い方など、両チームの駆け引きを堪能することができ、テレビ観戦にはピッタリの日本シリーズとなった。

中日もさすがの試合巧者ぶりを見せ、2-1で3試合をものにしたのだが、3点とられたら負けという貧打ではどうしようもなかった。7試合でヒットの数が34本というのは、1試合にすると5本に届かないことになる。打てないなら足を絡めてということになるのだが、積極的走塁はホークスの方が断然上回っていたのだから、この結果は仕方がない。

2000年代に入って日本シリーズではパ・リーグの方が分がよく、交流戦の結果から見てもリーグのレベル差がかなり開いたように思う。最大の要因は、広い球場が多いことがあげられると思う。

球場の広さが投手を育て、力投派の好投手が多くなり、それを攻略しようとホームランに頼らない野球のため俊足強肩の好選手がそろい、野球の質が変わったと思う。FAでホームランバッターばかり集めるどこかのチームとは正反対である。

どこかのチームの実力者は、「ホームランが出ないと野球の面白みに欠ける」と、統一球を廃止しようと画策しているらしいが、ますますレベル差は拡大するのではないだろうか。

ところで、昨夜から今朝にかけてこのブログへの検索サイトからのアクセスが10件を超えている。その検索ワードは「MVP森福」というものだった。同じことを考えている人が多いことがよくわかる。やっぱりMVPは森福だと思う。
予想通りホークスがアウェーで3連勝をした。ホークスが強かったというより、ドラゴンズがあまりにも打てなかったことに尽きる。打てなければ、足を活かすような攻撃の工夫を凝らせばよいのに、そのような素振りも見られない。ホークスの選手が塁に出ると大きなリードで撹乱しようとしているのとは対照的である。

間が一日空くので、流れが変わる可能性はある。私が野球を知り始めた昭和30年の日本シリーズ(小学校1年生の時だ)で、南海に3勝1敗と王手をかけられた時に、巨人の水原監督が藤尾や加倉井などの若手を抜擢して3連勝で逆転したことがある。

子ども心に、非常に悔しい想い出として残っている。最近では阪神とダイエーの日本シリーズで、福岡で2連勝した後、甲子園で3連敗して王手をかけられたのを、再びホームで逆転したこともある。

逆転の可能性もあるとは思うが、この3試合の流れからは思い切った手を打たない限り難しそうだ。例えば、ブレーキをかける役回りになっている、谷繁や井端を外して開き直りをするしかないと思う。彼等は替え難い絶対的存在であるが、それほどのショック療法を取らなければ流れを変えることはできないと思う。“俺流”の落合が、水原のとった故事に倣うだろうか。

そんなことを考えながらテレビを観ていたら、ボジョレーを一本空にしてしまった。昨日はドメーヌ・レ・ヴィリエというブランドで1980円のものだった。後3本仕入れておいたので、味比べをするつもりだ。


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