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ダルビッシュの無失点記録が途絶えたのが、自らの暴投だったのは残念だが、金田・杉浦・稲尾という今や伝説上の投手を引きずりだしたのだから、ダルビッシュの5月以降の快投は称えられてよい。

交流戦の優勝が決まった。ソフトバンクは17勝2敗と15も勝ち越しをしての優勝である。昨日までの結果は2位以下は日本ハム、オリックスと続き、中日が西武と並んで4位となる。

中日以外のセリーグのチームはヤクルトの9勝11敗が最もよく、その他のチームは大きく負け越している。リーグのレベルの違いが、統一球という飛ばないボールが採用されたことによって、より顕著になった今年の交流戦であったと思う。

投手力が違うのは、防御率1点台の投手がパリーグには11人もいることで明らかだが、これを支える守備力の差も顕著であると思う(ニュース映像で日本ハムの糸井のミスや稲葉の頼りないバックホームがあったのは残念だが)。

一昔前のパリーグの野球は“投げて打つだけ”の大味な野球と酷評されていたが、今は正反対で脚力や強肩を売りにする選手がパリーグに多く、セリーグは打つだけの選手が多くなったと思う。

開幕を巡って紛糾した時に、強行しようとした巨人の“脅し文句”は、交流戦の中止だった。今となって見ると、脅し文句ではなく、みじめになる交流戦はやりたくなかったという本音だったのかもしれない。

昨日はダルビッシュの登板試合を、テレビで見る事が出来なかったのは残念だった。


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梅雨の鬱陶しい空模様が続いており、西日本では大雨になっている。梅雨の時期に最も雨が降るのは例年だと7月上旬であり、今年は季節が一カ月近く前倒しになっているような気がする。この分だと、6月中の梅雨明け宣言があるかもしれない。

こんな気候の中で昨日まで陸上の日本選手権が行われた。長距離種目にとってはかなり厳しい条件であったが、昨日の女子5000メートルで15分9秒という好タイムが出た。

優勝した絹川はこれまでの自己ベストが15分27秒であったから、悪条件の中で18秒も更新したことになる。

彼女は高校時代にブレークし、日本のトップランナーに上り詰めたのだが、内臓疾患で一頓挫してしまった。陸連のホームページでみると記録は07年でストップしてしまっていた。

高校卒業後の3年間は競技に復帰することもかなわなかったのだろう。ようやく昨日のレースで競技に復帰して2位に10秒、3位には30秒もの大差を付けての圧勝である。感動的な物語に陸上好きのおじさんには思えてならない。

3年のブランクがあってもまだ22歳と若い。今後病魔を乗り越えてどこまで記録を伸ばすのか楽しみだ。

それにしても、絹川選手といい、短距離で福島に続いて2位に入った井上選手もビジュアル的にもおじさん好みである。陸上競技を見る楽しみがまた一つ増えた。
昨夜はBSで日本ハムと中日の試合を見ながら、チビチビやるという“伝統的”な夜の過ごし方をした。ところが1-0という僅差で、しかも両投手のコントロールが良く、フォアボールが一つだったため8時過ぎに試合が終わってしまい、ゆっくり楽しむという計画がとん挫してしまった。

ダルビッシュは3試合連続の完封で、連続無失点の記録がパ・リーグの歴代2位に浮上した。試合の前までは稲尾と杉浦の記録が上にあったのだが、それを追い越してしまったのだ。

今朝の新聞には無失点記録のベスト10が掲載されているが、ダルビッシュ以外で藤川が06年に47回2/3という記録があるだけで、それ以前で最も新しいのは堀内が66年に記録した44回というものまで遡らなければならない。

ベスト10のうち、半分は昭和30年代の記録である。昭和30年代というのは稲尾のシーズン42勝や、杉浦の38勝4敗という今の野球では絶対敗れないような記録が続出した時代で、通算400勝という金田の不滅の記録もこの時代のものである。

投手が圧倒的に優位だった時代であるだけ、この時代に全盛期をむかえた長嶋や王の記録の価値も高いのだと思う。

その昭和30年代の再来を迎えたような今シーズンだが、統一球の採用で“飛ぶボール”が駆逐されたことの要因が大きいと思う。さらに、先日昼食時の話題になったのが、今シーズンの節電ルールの影響も大きいという意見である。

今シーズンは3時間半を超えて延長戦を行わないという規定が設けられた。試合時間の短縮を意図して、審判がストライクゾーンを広げているというのである。

これも説得力のある意見だと思う。しかし、昨夜のダルビッシュを見ていると、ボールやストライクゾーンなど問題にしないような投球ぶりだった。空振りが多く、バットに当たっても当たり損ないの凡打ばかりであり、今が選手生活のピークのような感じがした。旬を迎えた選手の凄さだ。
昨日は真夏日に後一歩というところまでなったが、風があったため何とかエアコンのお世話になることはなかった。節電運転を励行しているさすがのメトロも緩めの冷房を入れており、苦になることはなかった。

今日はサッカーのテストマッチが行われる。日本は世界ランクがいつの間にか14位まで上昇しているのに対して、相手のチェコは世界ランク32位と“格下”とスポーツニュースでは報じている。

チェコは予選での組み合わせの不幸により南アW杯に出場できなかったが、それまでは世界ランク1ケタの強豪国であった。来日メンバーがフル代表のレベルかどうかはわからないが“格下”とは言えない国であると思う。

世界ランクを公表している競技はゴルフなどいくつもあり、競馬でもレーティングという形でのランク付けがなされている。日本の馬では昨年の凱旋門賞で2位に入ったナカヤマフェスタがトップであり、世界最高賞金のレースを勝ったヴィクトワールピザはその下である。

凱旋門賞の格をドバイW杯よりもはるかに上に位置づけているためで、ヨーロッパの“中華思想”が良く表れたレーティングだと思う。

サッカーも競馬同様にヨーロッパ中心の思想のはずなのだが、チェコが日本よりもはるか下にランクされるというのはどういうことなのだろうか。不思議な世界14位だ。
プロ野球の交流戦は後半戦に突入した。パ・リーグの優位は相変わらずで、リーグによるレベル、野球に質の違いが明らかだ。

その交流戦では、シャット・アウトゲームがやたらと多いことが目立つ。日本ハムが4試合連続で完封勝ちし、逆に広島が4試合連続で完封負けをしたのが典型だが、昨日も6試合のうち3試合がシャット・アウトゲームで、そのうち2試合は1-0という接戦であった。

今朝の日経のスポーツ欄には個人成績が掲載されている。日経のスポーツ欄では個人成績が毎日掲載されているわけではなく、久しぶりに目を通したのだが、驚いたのは投手の防御率である。

上位7人が掲載されているのだが、パ・リーグは1位のロッテ唐川が1.32で7位の楽天岩熊が1.72と僅差でひしめき合っているのである。この間には、西武涌井、ソフトバンク杉内、日本ハム武田、ダルビッシュ、楽天田中と各チームのエースが軒並み顔を連ねているのである。

セ・リーグでも巨人の内海の1.14を筆頭に4人の投手が1点台の防御率になっている。

メジャーで最近よくつかわれる言葉にクオリティ・スタートという言葉がある。先発投手の条件として試合を壊さないように、6回を3点以内の失点に抑えるというものである。

勝ったり負けたりで勝率がそれほど高くないにもかかわらず、ドジャースの黒田の評価が高いのは、ほとんどの試合でこのクオリティ・スタートの責任を果たしているためだろう。しかし、6回で3点というのは防御率4.5である。

パ・リーグのエース連中は6回で1点とられるかどうかの高いレベルを維持しているのである。背景には今シーズンから導入された統一球の影響が大きいのだろう。

これまで使用球は球場によってまちまちであった。不思議なことに規格があるのに、球場によって“飛ぶボール”が存在し、ホームランを量産するチームが存在していた。

WBCや五輪などで慣れない国際球に手こずった事もあり、今シーズンから導入されたのだが、その効果はてきめんで一挙にバッター受難の時代に突入してしまったわけだ。

私が野球に関心を持ち出した昭和30年代と同じような状況である。30年代には、ホームラン王が25本というシーズンもあったように思う。逆に阪神の村山のように1点を切る防御率の記録もあり、大昔に戻ったような感じがする。

ボール一つで野球が変わったのだが、この際球場の広さの規格統一も何とかならないものだろうか。詰まった当たりがホームランになるほど興醒めすることはない。野球のレベルは上がると思うのだが。

それにしても、イチローの不調は気がかりだ。


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