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このところようやく天候が安定し、気持ちの良い日が続いている。昨日は久しぶりに魚屋を訪れ、ブリのアラが目に付いた。ぶりとは銘打ってあるが、ブリとワラサの中間くらいのサイズだそうだ。ブリは出世魚で成長によって名前が変わるが、釣り雑誌などでは6キロを超えるとブリ、3~6キロをワラサ、1キロ前後をイナダ、それより小さい30センチ(5~600グラム)のものをワカシというネーミングがされている。

最近釣り欄では、「イナワラ」という名称が見られる。2キロ前後のイナダとワラサの中間のものをそう呼んでいるらしく、このでんで行くと昨日のものは「ブラサ」というところだろう。女将の勧めで、ブリ大根に挑戦することにした。

大根をいちょう切りにして下茹でをし、ブリに熱湯をかけ、薄口醤油と日本酒、味醂、砂糖を適当に入れて30分煮込んだ所、我ながら上手くできたと自画自賛の仕上がりになった。

日本酒にピッタリあい、秋の夜長を楽しむことができた。たっぷり作ったので、今晩と明日の夜も楽しむことができそうだ。味がなじんで旨味がどれだけアップするのか楽しみだ。

明後日からタイのバンコクへ3泊5日で出かけることになっている。せっかく涼しくなって体調も上向きになっているのに、暑い所へ出かけ体調を崩さないように心がけなければ。


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昨日は長崎へ日帰りで出かけ10時過ぎに帰宅した。その時間帯からこのブログにヴィトンなどブランド名でのコメントが何通も登場した。ログ解析の結果いずれも中国からのもので、これもサイバー攻撃の一環なのだろうか?夜中の1時から今朝までに4通投稿されている。今日の日中ははたして…

さて、その長崎では歴史文化博物館に所用があって出かけた。空港からのリムジンバスの運転手に聞いたところ、「大波止」で降りればよいという。その言葉に従って大波止で降りる際に、再度尋ねると、あちらの方だと後方の方を指さしてくれた。博物館があるようには見えず、通りすがりの人に尋ねると全く逆の方向を示し、「歩くと少し時間がかかりますよ」ということだった。

時間に余裕があったが、タクシーに乗って正解だった。長崎市の特徴は、平地が少なく山を切り開いて市街地開発をしたため、とにかくアップダウンが多いことである。

ここで生活するということは、毎日足腰の筋力トレーニングをしているようなもので、私のような運動不足でやわな人間には到底暮らしていけそうもない立地条件になっている。タクシーの初乗りは500円で、7月に函館で乗ったタクシーでも530円(だったと思う)だから、かなり安くなっている。運転手の話では、チョッとした距離でも気軽に乗ってもらえるよう値下げをしたとのことである。

3年前に長崎を訪れた時に、「くじらあります」の看板をあちこちで見かけた。空港の土産物店で探してみると、冷凍の鯨が売られており、ハリハリ鍋をしようと買い求めたが、100グラム2000円と値が張った。もう何度もお目にかかるチャンスはないだろうから、清水の舞台から飛び降りるような感じで少し買ってしまった。

前回長崎を訪れた時に、空港の寿司屋でアラの刺身を食べたことを想い出し、登場までの時間立ち寄った。昨夜見つけたのは、「大村湾産姫アワビ」の2貫セットだ。握りに大きな肝がついて900円で、つまみとしては手ごろである。おまけに、「一杯限定」100円焼酎を注文すると、時間潰しには十分だった。

3df47c65.jpg今度いつ長崎に出かけられるだろうか。
 
トラベルにトラブルは付き物で、先日の広島出張で新幹線が2時間も遅れたのだが、昨日も散々な目にあってしまった。羽田に着くと、機体整備のため1時間の出発遅れの表示があり、高松での仕事が長引いたこともあって空港行きのリムジンに乗り遅れ、タクシーを飛ばしてようやく飛行機に間にあった。

とどめは帰宅時の豪雨だった。羽田でバスに乗った時は雨は降ってなかったのに、走り出すと大粒の雨が降り出し、運転席の方を見るとワイパーが用をなさないような振り方だった。

到着まで30分ほどあるので、そのうち治まるだろうと高をくくっていたのだが、土砂降りのまま停留所に着いてしまった。バスの中にいたかったのだがそうもいかず、腹をくくって下りることにした。折り畳み傘を持っていたのだが、全く役に立たず少し先にある寿司屋に飛びこむにした。

ここでとどめを刺されたのは、店先にかかってある暖簾だった。濡れタオル状態の暖簾をうっかりくぐってしまったため、かろうじて傘でカバーしていた頭や顔もびしょぬれになってしまった。寿司屋で30分ほど過ごすうちに小やみになったのだが、空港までのタクシー代や雨宿り料など思わぬ出費になってしまった。

来週は長崎、再来週にはタイに出かけることになっている。何事もなければよいのだが。

昨日このブログのアクセス数が急増した。ストラディバリのムンツという言葉での検索サイトからのアクセスが多かったのだが、今朝の新聞でその理由が分かった。ドイツのフランクフルトの空港で、日本音楽財団が若手音楽家に貸与している名器が差し押さえられたとのことである。

8月にも日本の音楽家のストラディバリが差し押さえられ、1カ月余りたって返還されたことがあったばかりで、この時は所有証明書が持っていなかったことが原因だった。しかし、今回は貸与証明書があるにもかかわらず、関税1億2千万円を支払えというものだそうである。

音楽家にとって楽器は命の次に大事なもので、これを取り上げられたとなると飯の食いあげになりかねない。トラベルはトラブルの極め付きのようで、これに比べれば寿司屋の暖簾による被害など小さい小さい話だ。
今朝の空気はひんやりと気持ちがよく、ようやく待望の秋の空気に入れ替わったようだ。一昨日の朝は広島だったが、朝から乾いた空気で秋の匂いを感じさせられた。それが夕方に大阪に入ると蒸し暑く、がっかりさせられたものだった。

しかし、昨日の朝には広島で感じた乾いた空気が立ちこめ、大阪でも秋の到来を実感し、楽しみにしながら東京に戻ったのだが、夕方の東京駅の空気はまだ残暑でがっかりした。(汗をたっぷりかいたのは、ほかにも理由があるのだが)

今朝はそれが一転してようやく秋の訪れを感じさせられる空気になっており、ほっとしている。秋の空気は北から来るものだと思っていたのに、西から押し寄せてくるというのは意外な感じがするのだが、台風が運んできたためなのだろう。

火曜日の夕方5時過ぎに新幹線で広島に向かった。広島には10回以上出かけているが、新幹線を利用したことはなくいつも飛行機である。今回は広島で仕事を終えた後、因島と大阪でも仕事を入れたため、途中下車を繰り返して交通費を節約するという意味もあって新幹線利用としたのだ。

台風に向かって吹きこむ湿った空気のために、米原と岐阜羽島の間で運転見合わせとなり、私の乗ったのぞみは新富士で1時間半もストップしてしまった。ようやく動き出したものの、米原を過ぎたあたりで「この列車は新大阪どまりに変更します。後続ののぞみも全て新大阪どまりになります。博多方面へは岡山までのこだまと接続します。」というアナウンスが流れた。

“のぞみが断たれた”わけで、新大阪で降りてあくる日に広島に向かうか、こだまに乗り継いで、岡山まで前進するかの判断を迫られたわけだ。車内で説明に巡回している車掌に尋ねても同じ答えしか返ってこなかった。

新大阪の駅で情報収集してから考えようと決め、新大阪で列車の案内表示を見るといくつか博多行きの「のぞみ」も表示され、駅員に尋ねると表示されているものは全て運行されるとのことであった。後続ののぞみも大阪どまりのはずなのに、といぶかしく思っていたのだが、新大阪発の列車に乗って見て理由が分かった。

新大阪以西はJR西日本のテリトリーであり、列車遅延のためJR東海の車両が使えなくなったためのようだ。慌てて車両の手配をしたためか、新大阪始発ののぞみは全て座席が東京方向を向いたまで入線しており、乗客が自ら座席の向きを変えなければならないありさまだった。

先走って新大阪や岡山のホテルを手配しなくてよかったのだが、JR西と東海とのコミュニケーション不足のまま、乗客に不安を与えるようなアナウンスというのはいかがなものかと思う。

“のぞみがつながり”広島に到着したのは予定より2時間以上遅れた12時前であった。昔なら2時間以上遅れると特急料金の払い戻しがあったのだが、今はその制度はない。異なる会社が一本の列車を運行しており、責任分担がはっきりしないためなのだろうか。

JR東海に少し腹が立ったのだが、昨日は逆に感謝しなければならないことになってしまった。あろうことか、新幹線の車内にカバンを置き忘れてしまったのだ。

新大阪で好物のわらびもちを買い、車内で飲んだビールの缶や新聞に気をとられカバンを持たずに下車してしまったのだ。しかも気がついたのは東西線に乗り換え、電車が動き出してからというお粗末さだ。大事なメモが入っており、紛失すれば今回の出張が意味をなさなくなってしまう所だった。

カバンは無事救出されたが、認知症の先触れかという出来事に、昨夜は複雑な心境になってしまった。
“暑い”という言葉は死語になったはずなのに、またぶり返してエアコンのスイッチは点けっぱなしになってしまった。雷は日中ゴロゴロ鳴っているが、夕立は来ずに湿気だけが残っているという最悪の状況になってしまった。今月後半から出張が続くが、秋になっていることを望むだけだ。

医師会の調査で、医師の喫煙率が発表された。これによると男性医師では12.5%、女性医師は2.9%が喫煙者とのことである。医師会では2000年から4年ごとに調査を実施しており、男性医師は00年に27%だったものが、04年に21%、08年には15%と禁煙努力の跡がうかがえるが、ここにきて禁煙に踏み切った医師の割合が減少している。

一方、女性医師は元々喫煙率は低かったが、00年の6.8%から04年に5.4%、08年に4.6%と緩やかに減少している。

90年代に病院のCS調査を手掛け、何人もの院長にお話をしたことがある。少ないサンプルではあるが、院長室に灰皿があるのに驚いたことがある。ある病院の事務長にその話をしたところ、「専門分野の違いだと思います。内科系の出身の人はほとんど吸わないが、外科系の院長は喫煙者が多いようです。」との返事だった。

この調査では診療科別の喫煙率が出されている。さすがに最も低かったのは呼吸器科の6.7%で、高かったのは泌尿器科の17.9%、精神科の17.7%となっている。ストレスの多い科目で喫煙率が高いのだろう。

一方、呼吸器科は最も少ないのだが、それでも6.7%いるというのはどういうことだろうか。「めったにない」「例外」の基準は統計的には5%以下の事を指す。6.7%というのは例外扱いされない水準である。喫煙率の低下率の鈍化と合わせると、“筋金入り”の医師がそれだけいるということなのだろう。

何度もチャレンジしながら失敗している我が身を振り返りながら、6.7%の呼吸器科の医師にエールを送りたくなった。




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