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紅白歌合戦の出場歌手が発表された。今年発売されたCDが私のお気に入りの1枚になっている由岐さおりが出場する。最近の紅白では姉とのデュエットで唱歌を聴かされることが多かったのだが、今年はソロで出場するために歌謡曲での出番となるだろう。何を歌うのか楽しみにしている。

ところで、紅白に出場する歌手・グループの名称を見ると、アルファベットが15組あるが、私が知っているのはSMAPとAKB48だけである。片仮名や平仮名の名前が8組ある。そのうち知っているのはオリンピックでさんざん聞かされたいきものがかりだけであるが、写真を見せられてどれがいきものがかりのメンバーかと尋ねられてもわからない。

全部で50組のエントリーリストになっているが、顔と名前が一致するのは24組と半数しかなかった。これでは紅白に関心がないのも当然で、この10年ほとんど紅白をまともに見たことはない。NHKのニュースで出てくるアナウンサーが「言えた」と喜んでいるのは、「きゃりーぱみゅぱみゅ」という名前で、私も試してみたが、現状ではまともに発音できないことが分かった。

出場歌手の顔と名前やヒット曲がどれくらいわかるか、「きゃりーぱみゅぱみゅ」を正確に言えるかで、“おじさん度”が測定できるかもしれない。

アルファベットの名前の中で、数少ない私の認知グループがAKB48であるが、これはパチンコで登場するためで、「銭形平次」というパチンコ台で大当たりした時に登場し、大当たり中に歌が流れるために記憶の中に埋め込まれたためだ。

そんなこともあって、AKBの話題作りである「総選挙」や「じゃんけん大会」なるものの存在を知ることになったのだが、維新の橋下代表代行がみんなの党との選挙区調整で「じゃんけんで決めよう」と言ったのは、AKBの乗りでの発言だったのかもしれない。

橋下代表代行は、どんなきっかけでAKBを知るようになったのか気になるところだ。まさかパチンコで知ったとは思わないのだが…


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太ももの痛みは、少し和らいできた。スクワットを出来るような状態ではないが、階段を下りるのに手すりに頼ってみっともない格好さらすことはないというところだ。ただ言えることの一つは、「明日は一日ゆっくりできるから」ということで山歩きはできず、少なくとも2日の余裕を持つ必要があるということだ。

石原新党の名前が、「太陽の党」に決まった。慎太郎の出世作「太陽の季節」から取った名前のようだが、私には大阪万博のシンボルだった岡本太郎の「太陽の塔」を連想させられる。初めて目にした時は違和感があったが、見慣れていくうちに何とも言えぬ明るさを感じ、高度経済成長を続ける日本の姿を象徴しているようで、当時の時代の気分を現わしていたように思う。

夏の真昼に空高く輝く太陽のイメージだ。しかし、平均年齢70歳を超える太陽の党は、どうしても日没寸前の夕陽のように感じてしまうのは私だけだろうか。

夕陽の事について考えていた時に、20年ほど前にサイパン島に仕事に出かけた時の事を想い出した。リゾート開発の仕事で出かけたのだが、その時に気付いたことの一つは、リゾート施設は島の西側に集中し、東側は未開発のジャングルであったことだ。

理由は、リゾート施設としては夕陽に価値があり、朝日が拝めるというのは一文にもならないということだ(日本人の中にはご来光をありがたがるが、世界の中では稀だと思う)。

石原新党は、夕陽の美しさを示すことができるのだろうか。

足腰の痛みは、昨日よりも今朝の方がひどいように感じる。この分だと、山登りの後遺症は全治1週間になるかもしれない。痛みの強い部分は、太ももの前が最も強く、次いでふくらはぎである。太ももの裏側と、すねはそれほどでもない。

筑波山神社の何段も続く階段を手すりにつかまりながら、みっともない姿をさらしてヨロヨロ下りて行ったことから、身体へのダメージは2時間の山下りによるものだと思っていたが、太ももの前とふくらはぎという痛みの強い箇所を考えると、ダメージは1時間ちょっとの登りの時に受けていたものだと思う。

登っている時は、息苦しさの方が先に立って、足へのダメージを感じさせなかったのだろう。下りの方が辛く感じたのは、登りでダメージを受けたところに負荷がかかったことだと思う。

50年近く前の山登りをしていたころを想い出して見るのだが、太ももやふくらはぎが痛かったような記憶はない。北アルプスを縦走するには1週間かかり、昨日や今朝のような痛みを感じていてはとても1週間の縦走には耐えられなかったはずだ。

想い起すと、当時は放課後に仲間が集まって、毎日4キロのランニングと、体力強化のためのトレーニングをやっていた。そのメニューの中には、スロープをうさぎ跳びで登ったり、壁に背中をあててそのまま腰かける格好まで腰を落として何分か静止するというもの、壁に向かってスクワットの動作を何度もするというのもあった。

いずれも、太ももやふくらはぎの筋肉を鍛えるためのトレーニングだった。当時は苦しいだけの“しごき”だと思っていたが、山で耐えられる基礎体力を作るという考えられたメニューだったと思う。そのお陰で、1週間の縦走に耐えられる身体になっていたのだろう。

最終目標の富士山登山ができるようになるには、駅ではエスカレーターを使わないようにすることはもちろん、家でもできる壁を使った腰かけや、スクワットをコツコツやるしかないだろう。

さっそく取り掛かりたいところだが、この痛みがもう少し取れるまではという気持ちの方が先に立ってしまうのが…

もう一つ発見がある。筑波山に登った時は、7時前に朝食をしっかり取り、山頂で11時過ぎに山菜そばを食べ、つくば駅の近くで3時過ぎにオムライスをとり、帰宅してから海鮮ズンドウフと1日4食も食べたことである。自分では食が細いと思っていたのだが、日ごろは運動不足で身体がカロリーを必要としていなかっただけだということだ。何と自堕落な生活を送っていることか。今朝はお腹が減らないのだが…

昨日は娘と約束をしていた筑波山に出かけた。天気予報では、数日前から午後から雨とのことであったが、低気圧の動きがゆっくりで、夕方帰宅する頃に降りだすとの判断で出かけることにした。

つくばエクスプレスのつくば駅から直行バスで、終点のつつじヶ丘まで行き、そこから女体山に登り、筑波神社を目指して降りるというコースを選択した。つつじヶ丘の方が標高が高く、登る距離が短いという軟弱なコース選択である。

つくば駅でバスを待っていると、子どもたち30人くらいのグループを引率していた30歳くらいの人から、「JAMSTECですか?」と声をかけられた。私のお気に入りの帽子は、去年横須賀のJAMSTECを訪れた時に、受付の横で販売されていたので買い求めた帽子だった。

海洋開発機構というならともかく、JAMSTECという略称を知っている人は100人に1人もいないと思うので、どんな人なのだろうと思いながら、少し話をしたが相手の事は深く尋ねることはなかった。正体が判明したのは下山した後の事である。

登山口から歩き始めて、1分もたたないうちにぜいぜい言い始めた。それまで横に並んで歩いていた娘は、いつの間にか私の後ろを歩き始めた。

a6623509.jpgこんな穏やかな散歩気分で歩ける所は、ほんのわずかである。






63a1f63a.jpgコースの大半はこのような石がゴロゴロしており、歩きにくいことこの上ない。何度か足を踏み外して体がふらつくと、すかさず娘の手が伸びて支えてくれる、娘は理学療法士なので習慣になっているのだろう。一緒に歩き出した父親の姿を見て、すぐに後方でサポートするという判断したのだろうが、リハビリをしている患者のように映ったというのは情けないことだ。



0eac1965.jpg何とか1時間と少しかけて、山頂に到着した。これがその証拠写真である。あいにくの空模様で富士山は見えなかったが、霞ヶ浦はしっかり見る事が出来た。






山頂で山菜そばを食べて下山を始めたが、これがかなり厳しいものとなった。登るときには息苦しさで忘れているのだが、下りは呼吸が楽になった分、足腰の痛さが鮮明になった。特に膝と太ももへのダメージは相当なものだった。この歳になって「人生の下り坂」をゆうゆうと下りられるはずが、苦しいのはなぜなのかわかった気がする。

アスファルトで舗装された下り坂と、山道とでは全く違うのだ。私の「人生の下り坂」は山道なのだということを思い知らされた。

2時間近くかけてようやく、筑波神社に辿りついた。バスの停留所まで何度も階段を下りねばならず、手すりを頼りながら階段を下りていると、後ろから声をかけられた。つくば駅で声をかけられた子どもたちのグループだった。娘の感想は、「元気な子どもたちとほぼ同じペースで歩けたのだから、お父さん頑張ったね」という慰めの言葉だった。

子どもたちのグループはJAXAのボーイスカウトのような組織のようで、声をかけてくれた青年はそのボランティアで子どもたちの面倒を見ているらしく、昔海上自衛隊に居たので、JAMSTECの事を知っていたのだということが判明した。

今朝は起き上がれないのかと心配していたが、昨日と同じ程度の足腰の痛みで、一安心だ。次は、高尾山か大山あたりに挑戦しようというのが娘との約束だ。最終ゴールは富士山なのだが…

 
11月に入って寒さが一段と進んだようで、ようやく悩まされていた深夜の蚊の襲来が鎮静化したようだ。真夏には猛暑が堪えるのか鳴りをひそめ、9月後半の過ごしやすい気候になると活発に動き回るというのが、この数年の我が家の“ぐうたら蚊”の行動パターンである。

どうやら最高気温が20度を下回るようになると、動けなくなるようだ。冷え込みは大陸にもあるようで、万里の長城で大雪のために観光客の犠牲者が出てしまった。ガイド付きで遭難したというから、我々が通常写真で見るような穏やかな丘の上の長城ではなく、山岳部に築かれた
長城だったのだろうか。

亡くなった2人は、60歳代。行方不明の人は70歳代というから、日本のお手軽登山ブームで見かける人たちと同年輩の人なのだろう。私も今週末は娘と筑波山に出かけることになっている。

少しずつ歩いてはいるし、タバコも止めた(?)ので雨乞いはせずに済みそうだ。筑波山は1500mほどの山だと思っていたが、調べてみると800mちょっとで、子どものころ慣れ親しんだ六甲山よりも低く、生駒よりもやや高いというレベルである。

高校時代に比良山で遭難死した同級生の捜索活動に参加したことがあるし、春先に大峰山を縦走中に思わぬ大雪で雪中ビバーグを余儀なくされたこともあり、山を侮る気はないが何とか山頂には辿りつけそうな気がする。

筑波山には男体山と女体山の2つの頂があるらしいが、両方に登るかどうかは当日のコンディション次第だ。

ところでタバコの件だが、一昨日の朝に最後の1本を吸ってから48時間が過ぎたことになる。別に辞めようという重大決意をしたのではなく、このところ仕事で出かけることが多くパチンコを打つ機会が少なくなったので、ストックがなくなったためである(タバコはほとんど買った事がない)。

正確に言うと、タイから記念に買ってきたタバコがあるのだが、パッケージの写真を見ていると封を切る気にはなれないのである。体への影響が気になるのではなく、写真が貼ってあるだけでいかにも“不美味そう”に見えて吸う気にはなれないのである。

写真入りパッケージの有効性を改めて感じさせられたのだが、禁煙を続けるためには、パチンコ屋に近づかないこと、コンビニの利用を控えることという2つの難関が待ち受けている。どうなることやら


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