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昨日は娘と約束をしていた筑波山に出かけた。天気予報では、数日前から午後から雨とのことであったが、低気圧の動きがゆっくりで、夕方帰宅する頃に降りだすとの判断で出かけることにした。

つくばエクスプレスのつくば駅から直行バスで、終点のつつじヶ丘まで行き、そこから女体山に登り、筑波神社を目指して降りるというコースを選択した。つつじヶ丘の方が標高が高く、登る距離が短いという軟弱なコース選択である。

つくば駅でバスを待っていると、子どもたち30人くらいのグループを引率していた30歳くらいの人から、「JAMSTECですか?」と声をかけられた。私のお気に入りの帽子は、去年横須賀のJAMSTECを訪れた時に、受付の横で販売されていたので買い求めた帽子だった。

海洋開発機構というならともかく、JAMSTECという略称を知っている人は100人に1人もいないと思うので、どんな人なのだろうと思いながら、少し話をしたが相手の事は深く尋ねることはなかった。正体が判明したのは下山した後の事である。

登山口から歩き始めて、1分もたたないうちにぜいぜい言い始めた。それまで横に並んで歩いていた娘は、いつの間にか私の後ろを歩き始めた。

a6623509.jpgこんな穏やかな散歩気分で歩ける所は、ほんのわずかである。






63a1f63a.jpgコースの大半はこのような石がゴロゴロしており、歩きにくいことこの上ない。何度か足を踏み外して体がふらつくと、すかさず娘の手が伸びて支えてくれる、娘は理学療法士なので習慣になっているのだろう。一緒に歩き出した父親の姿を見て、すぐに後方でサポートするという判断したのだろうが、リハビリをしている患者のように映ったというのは情けないことだ。



0eac1965.jpg何とか1時間と少しかけて、山頂に到着した。これがその証拠写真である。あいにくの空模様で富士山は見えなかったが、霞ヶ浦はしっかり見る事が出来た。






山頂で山菜そばを食べて下山を始めたが、これがかなり厳しいものとなった。登るときには息苦しさで忘れているのだが、下りは呼吸が楽になった分、足腰の痛さが鮮明になった。特に膝と太ももへのダメージは相当なものだった。この歳になって「人生の下り坂」をゆうゆうと下りられるはずが、苦しいのはなぜなのかわかった気がする。

アスファルトで舗装された下り坂と、山道とでは全く違うのだ。私の「人生の下り坂」は山道なのだということを思い知らされた。

2時間近くかけてようやく、筑波神社に辿りついた。バスの停留所まで何度も階段を下りねばならず、手すりを頼りながら階段を下りていると、後ろから声をかけられた。つくば駅で声をかけられた子どもたちのグループだった。娘の感想は、「元気な子どもたちとほぼ同じペースで歩けたのだから、お父さん頑張ったね」という慰めの言葉だった。

子どもたちのグループはJAXAのボーイスカウトのような組織のようで、声をかけてくれた青年はそのボランティアで子どもたちの面倒を見ているらしく、昔海上自衛隊に居たので、JAMSTECの事を知っていたのだということが判明した。

今朝は起き上がれないのかと心配していたが、昨日と同じ程度の足腰の痛みで、一安心だ。次は、高尾山か大山あたりに挑戦しようというのが娘との約束だ。最終ゴールは富士山なのだが…

 
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