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今朝の日経の世論調査結果は驚きだ。内閣支持率はある程度回復すると見ていたが、内閣支持率は68%と昨年9月の鳩山内閣発足時とほぼ同じ水準である。「レの字」回復と思っていたのが、「V字回復」になったのである。

頼りないリーダーが辞任したこともあるが、やっぱり小沢幹事長の辞任と、「小沢流」を排除した人事に好感をもった有権者が多いという証明である。金権問題もあろうが、もっと大きいのは、「1年生議員は次の選挙に勝つことが仕事だと」する、“選挙至上主義”に対する批判が強かったのだと思う。

期待して投票し政治家になったのに、選挙対策に追われるのは、有権者の意思を無視した態度だと思われる。最大の選挙対策は、政治活動であるはずであり、党運営に対する批判が噴き出ての支持率低下である。

これが脱小沢人事で払しょくでき、政党支持率も47%にまで戻し、参議院選挙での単独過半数も見えてきた。国会延長問題がクローズ・アップされているが、この際思い切って国民新党の連立離脱を恐れず、会期延長は行わないのも一つの手である。

鳩山政権のもたつきの一つは、社民党や国民新党という1ケタ政党が300人を超える政党の鼻面を引き回したこともあると思う。勢いを利用して。「連立の解消」を国民に問う参議院選挙にしてはどうだろうか。
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民主党の代表選は、樽床氏が出馬表明をし二人の決選投票になる模様だ。昨夜、田中真紀子と参議院幹部が小沢氏に会い、出馬を要請したとあるがそれはないだろう。

ところで、対抗馬として出馬した樽床氏がどんな人物か、知っている人はほとんどいないと思う。私の故郷枚方が選挙区だったと思うのだが、間違っているかもしれない。そんな程度の知名度だ。今朝の日経の記事でも、「おれ、樽床ってよく知らないんだよな」と小沢氏が語ったとしている。

党の全体を把握している幹事長でさえこんな状況なのだから、国民で知っている人はほとんどいないのではないだろうか。昨日と一昨日のこのブログで、再生のためには抜擢が必要だと述べた。

しかし、野党の党首選びならともかく、決まれば首相というこの国の最高権力者を選ぶ代表選挙で、こんな人物を担ぎ出すというのは極めて無責任な態度ではないだろうか。

一時は、最大勢力の小沢グループが樽床氏の支持に回ると報道されていたが、さすがにそこまではできなかったようで、なんとか「自主投票」に落ち着いたようである。

首相と幹事長の刺し違えにより、支持率は少し回復しているようだ。読売の調査では20%から29%に、朝日では21%から27%になっている。これで管首相になれば30%を超えるだろうが、樽床氏がまさかの選出となると20%台にとどまることになると思う。

今日の投票結果にも注目したい。樽床氏が100を超える得票を得るとしたら、民主党にとりついた小沢ウイルスの病根が深く入り込んでいると見られ、近い将来の分裂は避けられないと思うからだ。

子供手当の支給が始まった日に、高額の子供手当を受け取っていた首相の辞任表明となった。何とも皮肉なことである。後継首相には、私の期待するサプライズが起こりそうもなく、内閣のナンバー2が就任することになりそうだ。

鳩山内閣がゴタゴタしたのは、首相自身のリーダーシップが欠如していたことも大きいが、それ以上に官房長官の力量が不足していたことだと思う。官房長官は“補佐役”である。補佐役は、内閣の中や党に対して睨みをきかし、調整を図るとともにトップの相談相手になって時には助言や苦言を呈するのが役割である。

トップがリーダーシップを発揮するためには、参謀と補佐役に恵まれなければならない。特に、「和の国」である日本においては、睨みの聞く補佐役が重要であると思う。

豊臣秀吉に対する、弟の大納言豊臣秀長の役回りだ。秀吉は竹中半兵衛や黒田官兵衛という優れた参謀にも恵まれたが、秀長という補佐役がいたことが政権を手に入れた大きな要因だったと思う。

秀吉の不幸は、豊臣政権の大番頭として活動していた弟の方が、先に死んでしまったことだと思う。歴史にIFが付き物だが、秀長が生きていれば関ヶ原の戦いは起こらなかったのではないだろうか。

鳩山政権でも、管官房長官であったならば、だいぶ違ったことになっていたと思う。管氏にとってラスト・チャンスとみての出馬なのだろうが、副総理としての連帯責任があり、後継候補としてはふさわしくないと思う。それに、これまでの延長上という感じはぬぐいきれない。

ここは補佐役に徹し、代表には思い切った若手の抜擢を考えた方がよいと思う。日本の政治の20年来の混迷は、これまでの常識から踏み出すことができなかったことにあると思う。このさい、過去からのしがらみを断つために、手あかの付いていない人物(女性の方がよいと思う)を選択し、管氏は官房長官として腕をふるうのがよいと思うのだが…
今朝のブログで、今週が山場だと述べたが、それが今日起こってしまった。指導力のなさが、ダメージとなったがその最大の要因となった沖縄県民にとって、辺野古と明記した日米共同声明を発表してすぐに辞任というのは、やりきれない気持だろう。

どうせ辞任するのなら、日米共同声明を発表する前にしてほしかっただろう。無責任な行動というそしりは免れまい。

政権のたらいまわし批判を民主党はしていただけに、たぶん衆参ダブル選挙になると思う。鳩山の後継者にだれがなるかは現状ではわからない(誰も手を挙げる者がいない?)が、内閣に入っていたメンバーは失格だと思う。政権の混迷を招いた一因は彼らにあるからで、そのような連中がトップに着いたとしても、期待できないのは当然だ。

思い切って、40歳代もしくは30歳代のフレッシュな人材が代表になるのがよいのではないだろうか。事業仕分けで名を売ったあの女性議員でもよいと思う。とにかく、あっと思わせるような党首選びをしないと、ダブル選挙をやったとしたら、衆議院の議席は200を切るのは必至だ。

鳩山首相は小沢幹事長と刺し違えをし、膿を出したのだから、次の党首選びで再生のチャンスはもう1回ある。
そろそろ梅雨入りの時期だが、このところ少し気温は低めだが、爽やかな日和が続いている。これも天候不順というのだろう。この調子で行くと今年は冷夏になりそうで、夏場に仕事が多く入っている私にとっては、農業に携わる方には悪いが、ありがたい夏になりそうだ。

今朝の日経の朝刊の1面トップに、党幹部との会談を終えた鳩山首相が、左手の親指を立てるポーズの写真が掲載されている。記者団からの、「続投か」という質問に応えてのものだそうだ。

管副首相をはじめ、大臣からは「首相を支える」というコメントが相次いでいる。一見しのぎ切ったかのように見えるが、支持率の低迷ぶりからすると、そうもいくまい。

来月には参議院選挙があり、選挙戦を戦っている候補者にとって、不人気のトップを抱えての選挙となると、やっていられないということになるからだ。航空機の援護もなく、片道の燃料だけで沖縄決戦に向かった戦艦大和の乗組員のような心境になっているのではないだろうか(旧い例えだが)。

今週が山場になりそうな気がする。しかし、トップの首を挿げ替えたとしても、7月の参議院選挙では与党は大敗すると思う。衆議院では300を超える圧倒的多数を誇りながら、参議院では過半数割れという不安定な状況が、また繰り返されることになるだろう。

そうなると、2院制度の矛盾を指摘する声が大きくなるだろうが、私は違うと思う。40%を少し超える程度の得票で、7割の議席を獲得できる衆議院の小選挙区制度の矛盾が露呈したと見るべきではないだろうか。

選択の自由度の拡大が、成熟化社会の条件の一つである。これに逆行した小選挙区制度の導入により、有権者のちょっとした“気まぐれ”で議席が大きく変動し、その数字の“錯覚”により与党の傲慢な議会運営が混乱をもたらすという構図になっていると思う。

参議院の制度を見直すよりも、衆議院の小選挙区制度を見直すのが筋だと思うのだが…



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