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そろそろ梅雨入りの時期だが、このところ少し気温は低めだが、爽やかな日和が続いている。これも天候不順というのだろう。この調子で行くと今年は冷夏になりそうで、夏場に仕事が多く入っている私にとっては、農業に携わる方には悪いが、ありがたい夏になりそうだ。

今朝の日経の朝刊の1面トップに、党幹部との会談を終えた鳩山首相が、左手の親指を立てるポーズの写真が掲載されている。記者団からの、「続投か」という質問に応えてのものだそうだ。

管副首相をはじめ、大臣からは「首相を支える」というコメントが相次いでいる。一見しのぎ切ったかのように見えるが、支持率の低迷ぶりからすると、そうもいくまい。

来月には参議院選挙があり、選挙戦を戦っている候補者にとって、不人気のトップを抱えての選挙となると、やっていられないということになるからだ。航空機の援護もなく、片道の燃料だけで沖縄決戦に向かった戦艦大和の乗組員のような心境になっているのではないだろうか(旧い例えだが)。

今週が山場になりそうな気がする。しかし、トップの首を挿げ替えたとしても、7月の参議院選挙では与党は大敗すると思う。衆議院では300を超える圧倒的多数を誇りながら、参議院では過半数割れという不安定な状況が、また繰り返されることになるだろう。

そうなると、2院制度の矛盾を指摘する声が大きくなるだろうが、私は違うと思う。40%を少し超える程度の得票で、7割の議席を獲得できる衆議院の小選挙区制度の矛盾が露呈したと見るべきではないだろうか。

選択の自由度の拡大が、成熟化社会の条件の一つである。これに逆行した小選挙区制度の導入により、有権者のちょっとした“気まぐれ”で議席が大きく変動し、その数字の“錯覚”により与党の傲慢な議会運営が混乱をもたらすという構図になっていると思う。

参議院の制度を見直すよりも、衆議院の小選挙区制度を見直すのが筋だと思うのだが…

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