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アメリカでの聖火リレーは、騒動を避けるためか、不審な動きになっているようだ。映像に登場する青と白のユニホームで、聖火を取り巻いている集団は、五輪組織委員会が派遣しているガードマンのようである。こうまでなってくると、何のための聖火リレーなのか訳が分からなくなってしまう。インドでも聖火ランナーの事態が相次いでいる。長野はどうなるのだろうか。

昨日の日経の記事で気になるものがあった。2面の社説の隣の記事であるが「各省庁 地方分権ゼロ回答 分権委 対決アピール」という見出しが付いている。丹羽宇一郎伊藤忠会長が委員長を務める、政府の地方分権改革推進委員会が進める国から地方への権限委譲についての中間答申に対して、各省庁の反応が冷ややかであったというものである。

丹羽氏のコメントとして「従来に比べれば前向きなものもあったが、依然ゼロ回答もある。頭にきている」というものが掲載されていた。

丹羽氏は伊藤忠を立て直したことで著名だが、日経の夕刊に毎週コラムを掲載されており、人柄の良さも感じさせられる方である。今週のコラムでも、目線について書いておられ、丹羽氏は通勤に電車を利用されていることがわかった。このことが、庶民の常識的判断に敏感な姿勢を生むのだろう。

この丹羽氏が「頭に来た」というコメントをされたということは、よっぽどのことなのであろう。役人たちが必死になって守ろうとする、国の権限とは何なのだろうか。

先の人事制度改革でもそうであったが、役人は自分たちの制度を改革されることには、拒絶反応があるようだ。抵抗が大きいものほど効果は大きいのではと思う。

国の権限の縮小は、天下り先の縮小につながるからなのだろうか。
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チベット問題が尾を引いて、聖火リレーが大混乱しているようだ。ロンドンに次いで、パリでも騒ぎになっており、テレビの映像では厳重な警備に囲まれて、聖火ウオーキングの様相である。

中国はこれに対して猛反発しているが、人権について敏感なヨーロッパの神経に触ってしまったようだ。経済成長著しく、存在感を増しつつある中国を牽制するという意味もあるようで、文化の異なる「中国嫌い」というのも背景にあるのではないか。

昨日の日経の夕刊によると、携帯電話の市場でインドがアメリカを追い抜いて世界第2位の市場規模になるそうである。1位はもちろん中国なのだが、中国・インドと世界人口の1/3以上を占める両国の、潜在パワーを感じさせられる出来事だ。一人当たりの所得は低くとも、数の勝負になると彼らの独壇場になる。

インドの経済成長は、21世紀に入って急加速しだしており、鉄鋼メーカーは世界一だし、タタ社はイギリスの老舗自動車メーカーのジャガーを手に入れようとしている。2010年代はインドの時代になるかもしれない。

インドも民族紛争が多発している国なのだが、中国に対するものと同じような態度をヨーロッパは示すのだろうか。

日銀人事は、3度目の提案になるが、民主党で小沢代表や山岡国対委員長がどうやら反対しているらしい。国際問題を担当する財務官出身者は、むしろ日銀トップのキャリアとしてはふさわしいものだと思うのだが、今度は天下りを問題視しているらしい。

天下りは、公益法人とセットで考えるべきで、官僚にも有能な人材は多くあり、彼らの活動を阻害するのはどうかと思う。民主党も数の威力を再認識したのだろうが、兵の引き時を誤ると…

昨日の朝日新聞の社説で、日本のODAが世界で6位になったことが報じられていた。日本は、90年代には世界一であったが、2000年にアメリカが首位となり、しばらく2位であったが、イギリス、ドイツ、フランスに抜かれてとうとう6番目になってしまったようだ。

日本が多くの資金を供出してきたアジアの国が成長したこと、日本の財政事情が悪化したことなどがその要因である。また、ヨーロッパの諸国が上位に入ったのは、宗主国の立場としてアフリカの援助に力を入れているということもあるのだろう。

太田大臣が、日本の経済力を超一流国ではない、という発言をしていたがここでもその事が示されたことになる。1970年代に、イギリスの低迷を指して「イギリス病」という言葉が使われたが、「日本病」という言葉もあてはまるのではないだろうか。

国内では、4月からはじまった「後期高齢者保険制度」について、非難轟々である。ネーミングも悪いが、年金から天引きして徴収するという手口も、優しさのかけらもない悪代官のようである。

昨年も、障害者自立支援法の改正によって、障害者が苦境に立たされており、これも解決はしていない。高齢者や障害者という手を差し伸べなければならない弱者に、負担を強化するという政策は、知恵を使った施策といえるのだろうか。

今週からはじまったNHKのラジオ番組「私も一言 夕方ニュース」で聴取者から寄せられる声も、「後期高齢者」問題が多い。

小泉構造改革で、「小さな政府」を目指すとしたことの影響であるが、郵政選挙で自民党に1票を投じた人もこのようなことになるとは思いもしなかったのではないだろうか。

ODAや社会福祉の削減はとにもかくにも、借金が多くて金がないからきているわけで、他人事ではないような…。まだサクラは散り始めたばかりだ、花でも観に行こう。
道路暫定税率が与野党対立したまま年度末を迎え、福田首相が新たな提案を表明した。09年度以降に一般財源化するということで、これまでの修正案から一歩踏み込んだ内容である。

民主党は、暫定税率の廃止を求めて徹底抗戦の構えだが、環境問題などを考えると、暫定から恒久へとするべきで、安ければよいというものではないと思う。どこで矛を納めるかのタイミングを逸するとしっぺ返しを喰らうことになる。

それにしても、福田首相の野党対策は、徹底した「抱きつき作戦」のようだが、一国の総理としては少し見苦しいのではないだろうか。

ところで、昨日の五輪代表のサッカーの試合は、観客も少なく注目はそれほどでもなかったのだが、中々面白い試合だった。一昨日の日本代表の試合を見た直後だけに、余計溌剌としたプレーには爽快な感じがした。

特に目立ったのは、途中出場したセレッソ大阪の香川選手で、スピードや巧みな足技で、フランスW杯でデビューした頃の小野を想い出させてくれた。“サッカー小僧”という呼び方がピッタリ来る。平成生まれとのことであり、これから10年は日本を背負って立つ逸材だと思う。

パリーグは開幕して1週間たったが、西武の岸、楽天の永井、ソフトバンクの大隣など2年目の投手の活躍が目立つ。ここでも若い力が着実に伸びてきているのが頼もしく思われる。万年Bクラスのオリックスや楽天も健闘しており、今年もパリーグは活況を呈するものと思われる。

政治の世界にも若手が登場しないものだろうか。いつも同じ顔ぶれを見ているような気がする。「抱きつき作戦」しか能がないトップのもとでは、より行動力のある若手の出現が待たれるのだが、「家業」になりつつある政治の世界では、ひ弱な2世、3世しか期待できないのだろうか。
昨日は雨模様だったが、南風で温かく、コートなしで出かけることができた。桜の開花予想では、最初の発表よりも少し早まり26日ごろとのことであるが、通りすがりの桜の樹をよくみると、蕾が大きく膨らんできており、来週末には開花するのではないだろうか。毎日の散歩が楽しみだ。

国会は、道路特定財源や日銀総裁の人事問題で、強行策を採っていた与党の側から歩み寄りの気配が漂ってきた。ねじれ国会における新しい政策決定の枠組みができるのではないだろうか。エコノミストのJAPAIN批判で、政治の責任とされたことに対して、ようやく動きが出始めたのだろう。

突っ張っていた与党が方針転換をしそうなのは、世論の力によるところが大きいと思う。この場合の世論とは、メディアの主張ではなく、メディアが実施している世論調査の結果である。ここの所の支持率の低下に、真剣に対応しようということなのだろうか。

2~3日前に、成人年齢を18歳に引き下げるための有識者懇談会の初会合のニュースが報道されていたが、その中で「マスコミの行う世論調査の結果も参考にしながら…」という記事が流されていた。何で自前の調査をしないのだろうかという疑問がわいたが、国の行う調査よりもマスコミの調査の方が客観性が高いという有識者の判断があったのだろう。

国が実施する調査というだけで、かなりバイヤスが発生しているのではないだろうか。

国土交通省は道路特定財源の継続について、全国の自治体の首長に調査したところ、1800人のうち1794人が継続に賛成したそうである。99.7%という、イラクでフセインが大統領に再選されたときの得票率のような数値である。

世論調査結果とは隔絶した数値であり、世直しをすると発足した、選択(洗濯)議員連盟の方々にこの結果をどう見るか、意見を聞いてみたいものだ。


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