社長のブログです
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北京五輪も後2日になったが、野球の結果には落胆した。もう少し気迫のある戦いを期待したのだが、スイングにスピードがなく、力のない打球ばかりで得点の予感がないままに、終わってしまった感じだ。
予選リーグから通算して4敗目であり、決勝トーナメントに進出したチームからはまだ勝ち星がない。今日3位決定戦でアメリカに勝ったとしても、1勝4敗であり言い訳のしようがない結果である。 リーグ制覇はしても、日本シリーズに一度も勝てなかった監督の限界が露呈した感じである。シーズンの戦いは勝ちパターンを造ることが決め手になるが、短期決戦では臨機応変に対処する必要があり、その見極めができなかったと思う。 故障者や体調不良の選手が多く、昨年の予選を戦った選手にこだわった、選手選考のミスが最大の敗因だと思う。今シーズン不調だった上原をストッパーにして2試合に成功していたが、上位チーム相手には登板しておらず、強豪チームに通用したかどうか疑問が残る。 今朝の日経のコラムにもあったが、「○○ジャパン」と監督の名前を冠した球技は、野球、男子サッカー、男女バレーボールといずれも見せ場がなく敗退している。金メダルのソフトボールには名称がなく、健闘した女子サッカーは「なでしこ」である。 なでしこの名称は、前回のアテネの時にサッカー協会が名づけたものであり、○○ジャパンはスポーツメディアによるものである。メディアの側が煽りたて、ヨイショするためのネーミングとしか思えない。 スポーツメディアは、記事になる面白いコメントをする選手をもてはやす傾向があり、ボクシングの亀田一家の取り上げ方はその典型である。そこにはヨイショはあっても、批判は全くない。 メディアの役割は常に批判的に物事を見、警鐘を鳴らすことにある。だから「社会の木鐸」と呼ばれるのだが、日本のメディアはスポーツに限らず、ヨイショの方が前面に出ているような気がする。フレーズを巧みに操った、小泉元首相の扱い方などがそうである。 メディアにチェック機能を期待したいのだが、その手始めはスポーツ振興クジである。今朝の日経によると、次回のロンドン五輪を控えて金メダル17個と躍進著しいイギリスは、600億円の強化資金をクジから捻出しているという。 日本も、好調な売上を続けているサッカークジから、少なくとも300億円以上の強化費が賄えそうで、この配分に目を光らせてもらいたいものだ。 他国のミスにも助けられたのだが、リレーのメダル獲得は快挙といってよいと思う。 PR
アメダスの7時の気温が既に29度ある。ただし、風があり気温ほどの暑さは感じない。昨日も34度になったが、エアコンの助けがなくてもすごすことができた。今日も35度を超えなければエアコンは利用しないで済むと思う。
日経新聞の世論調査結果が今日の朝刊に掲載されている。内閣支持率は6月末の26%から38%へと大きく上昇している。昨日のブログで触れた読売の調査結果に酷似している。読売と日経の読者層はかなり乖離があると思うのだが、政党に対する好みは近いようだ。 共同通信の世論調査結果では、26.8%から31.5%への上昇という結果になっている。これまでの4社の調査結果を見ると、前回(6月末~7月上旬)は各社とも20%台半ばで拮抗していたが、内閣改造に対するリアクションが違うのである。 心情が自民党よりか、民主党よりかによってリアクションが異なるのだろう。これまでの支持率の推移をみると、朝日、毎日が先行して支持率の低下を映し出し、読売、日経、NHKの3社の調査結果は何ヶ月か遅れて低下し、この数ヶ月は極めて近い水準に落ち着いたと見ることができる。 世論に押されて、内閣への支持率を引き下げてきたものの、内閣改造に期待をかけるという心情自民党の顔が垣間見えた結果ではないだろうか。 毎日新聞の調査結果はまだ発表されていないが、読者層が心情民主党であるならば、おそらく朝日と同様に支持率の上昇はほとんどないものと推測される。 9月から10月にかけての世論調査結果が、きたるべき衆議院選挙の趨勢を決めると思うのがどうだろうか。 居眠り磐音江戸双紙25巻を読み終えた。7月に外出する機会が多く、1ヶ月で15冊を一気に読んでしまった。磐音のことについて書くつもりだったのだが、世論調査の事が気になったので明日にまわすことにする。
昨日は朝から気温が高かったものの、雲の量も多く、32度まで上昇することなく、風もあってエアコンのお世話になることはなかった。今日は、8時の気温が29度で、千葉県内のあちこちで30度をすでに超えている。今日は34度あたりまでいくのではないだろうか。
今朝のあらたにすを見ていると、内閣改造に伴う緊急世論調査の結果が朝日と読売に掲載されている。朝日新聞の内閣支持率は24%、読売新聞は41%となっている。 世論調査結果の偏りについては、何度もこのブログで取り上げてきたが、今回も偏りが顕著に現れている。24%というのはいつ倒れてもおかしくない状況が続いているし、41%の支持はぎりぎり合格点を与えられる数値に回復したと見られる結果である。 電話調査を行う時に、実施主体者を名乗るが、主体者に好意を持つ人は回答するが、朝日嫌いや読売嫌いの人は回答を拒否する可能性が強くなる。朝日と読売の読者層では相当距離があるといわざるを得ないだろう。 絶対値の比較は無理なため、時系列での変化を見ようとしても、直近の調査との比較では朝日は24%→24%と全く替わらないのに対して、読売は調査方法が面接だったとはいえ前回の26%から41%へと大きく好転しているのである。 調査を生業としている者にとっては、看過できない問題である。調査に協力する人の偏り、調査手法、設問の仕方など調査結果がゆがむ要因はいくつもある。これらを通して“データの癖”を読み取る必要がある。今回の両者の調査結果はこの“データの癖”が顕著に出たものと見ることができる。 間もなく毎日や日経、共同通信、NHKの調査結果も公表されると思うので、この問題をもう少し考えてみたいと思う。 メディアの側も、調査結果を垂れ流すだけでなく、この問題についての見解を公表すべきではないだろうか。 この問題解決のためには、新聞協会などの中立機関が調査主体となって同時期に調査を実施し、「真の値」(といえるかどうかは怪しいのだが、メディアの名前を明記する調査よりも中立的である)との乖離を見るしか方法はないのではないだろうか。
7時の気温が14度で、冷たい雨が降り続いている。最高気温が20度に届かないという予報になっており、サクラの花が咲く頃の陽気に戻ってしまった。梅雨寒という感じか。
Jリーグ川崎フロンターレの我那覇選手のドーピング違反事件で、スポーツ仲裁裁判所の最低が一昨日出され、我那覇選手のドーピング違反は取り消されることになった。 この件について、Jリーグ側は当初極めて高飛車な態度であり、昨年12月7日のブログで問題点を指摘した。昨日のテレビのニュースでは、鬼武チェアマンの謝罪コメントが流れており、随分殊勝になったものだと感心させられた。 ところが、今朝の日経によると大分違うようで、我那覇選手への謝罪はしたものの、その後のやり取りではCASへの不満に終始していたようである。選手生命にかかわるような裁定を拙速にし、選手側に負担の大きいCASへの申し立てを強いた(弁護士費用を除いて2千万円以上の負担になったそうである)ことについての反省はなかったようである。 映像で部分的に切り取られたものと、実際との乖離は大きいのだが、昨日の謝罪会見の場合は特にかけ離れていたようだ。映像の怖さを感じさせられる。映像のメディア・リテラシーを鍛えなければならない。 Jリーグは我那覇選手には、出場停止処分の期間の「出場給」の補償を考えているようだが、チームに対して科した罰金1千万円については返還しない方針であるという。「返す論拠がない」(羽生事務局長)というのだが、おかしな話だ。
聖火リレーについて、善光寺が場所の提供を拒否した。仏教徒であるチベット人が迫害されていることに対する、同じ仏教徒としての抗議の意味もあるのだろう。
コカコーラをはじめとする、聖火リレーのスポンサー3社(こんなものがあるとは知らなかったのだが)は、厳重な警備のもとでの宣伝効果はないという理由で、伴走車を辞退した。物々しさばかりの中で、企業のロゴが映るのはかえって逆効果かもしれない。 メディアが報道する度に、事柄がだんだん膨れ上がるということはよくあることで、欧米のメディアの中国叩き(洋の東西を問わず、メディアというのは魔女狩りが大好きだ)に、乗せられている気もする。 映画「靖国」の上映が自粛されたことについて、メディアは「表現の自由」の侵害ということで、一斉に書きたてたのを受け、上映を計画する映画館が続々と表れているようで、今朝の日経によると全国で21の映画館で上映される予定という。当初5つの映画館が上映するとされていたのに比べると、今回の騒動で5倍に増えたことになる。 日経には右翼の談話として「我々が行動を起こす前に映画館が勝手に転んで騒ぎが大きくなり、無視すべき映画にプレミアムを付けてしまった」というコメントが掲載されている。本質を突いた言葉ではないだろうか。 法律が施行されてから、騒ぎが大きくなることがある。「後期高齢者医療制度」や「障害者自立支援制度」である。国会の審議の中で、野党から問題点の指摘がされていたが、そのときにはあまり大きく取り上げず、法が施行されてから騒ぎ出すというのは、メディアの姿勢として問題ではなかろうか。 メディアの威力は大きく、「もう一つの権力」というべき存在になっていると思う。メディアを批判的な眼で見るという態度は、我々にとって必須条件ではないだろうか。 |
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