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8時半までに更新する予定が、考えがまとまらず遅れてしまった。今日はスーパーボウルの生中継があり、試合観戦に集中するためだ。

今日の対戦は、ピッツバーグ・スティーラーズとグリンベィ・パッカーズである。パッカーズは地区優勝できずワイルドカードで出場して勝ち上がってきたチームだ。昨年のプロ野球で言うと、ロッテのような存在だ。

昨夜は寝つきが悪く、BSのプレミア・リーグの放送を仕方なく観たのだが、なんとマンチェスター・ユナイテッドが敗れてしまった。マンUは今シーズン無敗で、30戦連続負けなしのチーム記録更新がかかっていた試合だったが、リーグ最下位のチームに1-2の逆転負けになってしまった。

その試合を見た後だけに、パッカーズがワイルド・カードからの“下剋上”を期待しながら観ている。今、第一クオーターが終わったばかりであるが、パッカーズが14-0とリードしている。なぜパッカーズに肩入れをしながら観ているのかは、明日のブログで観戦記とともに触れるつもりだ。

名古屋のトリプル選挙の結果も、既成政党の体制に対する“下剋上”と見る事が出来、チュニジアやエジプトなどの騒動も含め、“下剋上”がトレンドかもしれない。頑張れパッカーズ。
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とうとう動かぬ証拠が出てきたようだ。これまで相撲の世界は八百長の影がチラチラしており、何度も週刊誌のテーマに登場していたが、元力士の証言だけでは“証拠不十分”とされ、千秋楽の7勝7敗の力士の勝率の高さだけが目立っていた。

それが携帯メールの記録という動かぬ証拠(モバイルの記録が動かぬ証拠とは皮肉なものだ)により、今回ばかりは逃げ切ることはできないようだ。

今回疑惑の持たれている力士は、十両や幕内下位の“常連”が中心である。相撲の世界は厳格なヒエラルキーがあり、その境目が十両である。十両以上になると関取となり、○○関という敬称で呼ばれるようになる。

幕下以下では月給がないが、十両になると104万円の高給取りになる。親方として引退後相撲協会に籍を置くためには、現役時代に十両以上の経験者という資格要件にもなっている。関取とそれ以下では天と地との差があり、八百長疑惑を生む土壌がこの境目に特に多いわけだ。

幕内での八百長疑惑は、境目の延長のようなものであり、問題の本質はこの境目にあると思う。

問題の本質ということでいえば、親方株制度があると思う。親方になると、協会から給与が出て、定年まで働き口を確保できる。さらに、部屋持ち親方になると、協会から力士一人につきなにがしかの手当が支給され、所属力士の活躍次第では谷町からの援助も期待できる。

さらに親方株は売買され、定年後の第二の退職金にもなっている。この親方株を取得するには関取になり、十両で何場所かを過ごすというのが条件であり、この境目で怪しい動きが頻発しているのだと思う。

今回疑惑をもたれているのは13人と報じられているが、これは氷山の一角であり、すでに親方として活躍している連中にも脛に傷を持つものは多いのではないだろうか。

おそらく、名前の挙がった13人は永久追放の処分となるだろうが、これだけで治めず、様々な改革が打ち出されなくては公益法人として生き残ることはできないと思う。

私は、改革の本丸は親方株制度にあると思う。資産=既得権という構造が抜本的な改革を妨げ、境目の不祥事を呼ぶ元凶だと思う。

サッカーの世界では監督になるためにはS級ライセンスが必要であり、有名選手でも現役時代の活躍に関係なく、コツコツ資格を積み重ねてようやく監督になれる厳しい制度となっている。

相撲の世界では親方株を協会が一括管理(=売買の対象としない)し、一般教養も含めた試験による親方としてのライセンス制度を導入すべきだと思う。

現行の親方株制度を残したままで、公益法人として税制の優遇処置を受けるのは認められないと思う。

野球とばく事件の副産物として出てきた八百長の動かぬ証拠が、相撲協会の体質改善につながりそうだ。
アジア杯のMVPには本田が選ばれたが、私の評価では断然長友がMVPにふさわしいと思う。得点こそあげていないが、攻守にわたり目覚ましい働きぶりだった。

長友の魅力はスピードとスタミナである。スピードがあってスタミナがあるというのは一見矛盾するようだが、サッカーの試合での選手の動きを見ているとのべつ幕なしに全力を出しているのではなく、緩急があり陸上競技のインターバル・トレーニングのようなものである。

学生時代に、このインターバル・トレーニングは練習メニューの中心であった。200mを30秒で走り残りの200メートルを60秒前後でジョギングし、これを10~15本こなすのである。最初の3本くらいまでは軽くこなせるのだが、4本目位から徐々にきつくなり、10本を超えると30秒で入るところが35秒かかるようになり、ジョギングもトラックを走れず、フィールドを横切って近道しなければついていけなくなる。

15本こなすと、走行距離は6キロ近く(近道のズルがあるため)になるが、ロードを10キロ走るよりも数段きつかった思いがある。

そのインターバル・トレーニングが抜群に強いのが長友だと思う。先日のオーストラリアとの試合で、長友は15キロ走りチームでトップの走行距離である。15キロのインターバル・トレーニングというのは、私のきつさの体験からすると、長友はオーストラリア戦でロードを30キロ走った感じだ。

私もインターバルの3本目までは楽についていけた。相手選手も前半は何とかなるが後半になるとお手上げ状態になる。決勝戦の見事なアシストもそのような中から生まれたものだ。

その長友がインテルへの電撃移籍が決まった。シーズン途中での移籍をというのはそれだけインテルが渇望していたということであり、しかも7億円の移籍金にプラスして、インテルに所属しているイタリア代表選手の譲渡を含んでのことである。

90年代のサッカー・バブルのころに中田がペルージャからローマに30億円の移籍金でトレードされたのが話題になったが、今回の長友の移籍はその時に匹敵するものだと思う。BSで今シーズンはセリエAの試合も放映しているが、競合チームに移籍したことで観る楽しみが一つ増えた。

インテルの主力に、長友がW杯で対峙したカメルーンのエトーやオランダのシュナイデルが居るというのは、巡りあわせの妙を感じさせられる。

昨夜は午前零時のキックオフに備えて作戦を立てた。日ごろは10時を過ぎると眼を開けてられなくなるが、晩酌を2時間かけてたっぷりとり、おなかも膨れて眠気を誘うためである。

そこで夕食はビールだけで我慢し、15分で手早く済まして、8時から11時まではコーヒーとお茶だけで過ごすことにした。11時に解禁してワインをチビチビやりながら観戦というスタイルをとったので、全く眠気を感じることなく表彰式までたっぷり楽しむことができた。

試合内容は、オーストラリアのロングボールに苦しめられ、きわどいシーンが何度もあったがゴールキーパー川島の好セーブと、オーストラリアの決定力不足に救われた格好だ。

昨日の試合では、ザッケローニの好采配も目立ったと思う。韓国戦では終盤守備を固める5バックにしたことが裏目に出て、防戦一方の苦しい試合展開になってしまったが、同じように守備の選手交代だった昨夜は長友を前に出して守備的にならなかったたことが決勝点に結びついた。前の試合からはきっちり修正されている。

今大会を振り返ってみると、ザッケローニ監督の手腕が光った大会だった。天皇杯の影響で代表を集めてすぐに大会に臨むことになったが、チームを上手くまとめ上げたと思う。その要因は、昨日の李もそうだが、交替で出場した選手の活躍にあると思う。

韓国との試合で、本田のPKがこぼれたのを鋭い飛び出しで救った細貝、カタール戦でなんでここにいるのかという位置にいて決勝ゴールを決めた伊野波などすべてレギュラーの代役である。23人の代表メンバーで試合に出なかったのは2人か3人だったと思う。

試合の出場機会があることで控え選手のモチベーションが高まり、チーム全体の雰囲気をよくしたのだと思う。選手起用を含めて、「この監督中々やるわい」という印象を持った人が多いのではないだろうか。

最高気温が10度に満たず、最低気温も氷点下前後という日が続いている。しかし体が寒さに慣れてきたのと、陽射しが強くなってきたので一時ほどの寒さは感じなくなってきている。週末には一段と寒くなる予報が出ているが、これがこの冬の寒さの底になりそうである。月が替わると暖かくなることを期待したい。

一昨日の日本と韓国の試合の視聴率は40%と発表された。私のようにBSで観戦していた人も多いので、地上波と合わせると60%を超える視聴率になったのではないだろうか。時間帯も良かったのだが、アジアの試合でもあり驚異的な視聴率だと思う。

決勝は6-0でウズベキスタンに完勝したオーストラリアとの試合になるが、先制されてウズベキスタンのモチベーションが下がったための点差であり、6点にビビることはないと思う。

ただし守備に不安定さがあるため、日本が第二のウズベキスタンになってしまう可能性もあるとは思う。韓国との後半以降のような防戦一方になるとそうなるので、どれだけ攻撃できるのかがポイントになるが、香川の骨折の影響はどうなるのだろうか。

松井も負傷して帰国してしまったので、コマ不足になっているポジションだ。細貝を入れて遠藤を前に上げるのではないだろうか。

ところで香川の骨折だが、当初右足甲の骨折と発表されていたため心配していた。甲は骨が7枚重なりあっている部分であり、骨折すると治りにくい厄介な部分であるからだ。

私も学生時代に何度か左足の甲を骨折や捻挫したことがあり、松葉杖と接骨医のお世話になったことがある。同じところを何度も傷めるというのは、今から考えてみると体のバランスが悪いためなのだろう。とにかく治るのに時間がかかるため、せっかくブレークしている最中であり、今後への影響が心配だった。

幸い香川の骨折の場所は、甲ではなく小指の付け根という発表がされたので、厄介な所を避けられたようである。一安心だが、問題は決勝戦の開始が夜中の一時からということだ。私にとってもっともきつい時間帯であり、はたして観戦できるのだろうか。厄介な時間だ。






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