社長のブログです
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プロ野球の交流戦は後半戦に突入した。パ・リーグの優位は相変わらずで、リーグによるレベル、野球に質の違いが明らかだ。
その交流戦では、シャット・アウトゲームがやたらと多いことが目立つ。日本ハムが4試合連続で完封勝ちし、逆に広島が4試合連続で完封負けをしたのが典型だが、昨日も6試合のうち3試合がシャット・アウトゲームで、そのうち2試合は1-0という接戦であった。 今朝の日経のスポーツ欄には個人成績が掲載されている。日経のスポーツ欄では個人成績が毎日掲載されているわけではなく、久しぶりに目を通したのだが、驚いたのは投手の防御率である。 上位7人が掲載されているのだが、パ・リーグは1位のロッテ唐川が1.32で7位の楽天岩熊が1.72と僅差でひしめき合っているのである。この間には、西武涌井、ソフトバンク杉内、日本ハム武田、ダルビッシュ、楽天田中と各チームのエースが軒並み顔を連ねているのである。 セ・リーグでも巨人の内海の1.14を筆頭に4人の投手が1点台の防御率になっている。 メジャーで最近よくつかわれる言葉にクオリティ・スタートという言葉がある。先発投手の条件として試合を壊さないように、6回を3点以内の失点に抑えるというものである。 勝ったり負けたりで勝率がそれほど高くないにもかかわらず、ドジャースの黒田の評価が高いのは、ほとんどの試合でこのクオリティ・スタートの責任を果たしているためだろう。しかし、6回で3点というのは防御率4.5である。 パ・リーグのエース連中は6回で1点とられるかどうかの高いレベルを維持しているのである。背景には今シーズンから導入された統一球の影響が大きいのだろう。 これまで使用球は球場によってまちまちであった。不思議なことに規格があるのに、球場によって“飛ぶボール”が存在し、ホームランを量産するチームが存在していた。 WBCや五輪などで慣れない国際球に手こずった事もあり、今シーズンから導入されたのだが、その効果はてきめんで一挙にバッター受難の時代に突入してしまったわけだ。 私が野球に関心を持ち出した昭和30年代と同じような状況である。30年代には、ホームラン王が25本というシーズンもあったように思う。逆に阪神の村山のように1点を切る防御率の記録もあり、大昔に戻ったような感じがする。 ボール一つで野球が変わったのだが、この際球場の広さの規格統一も何とかならないものだろうか。詰まった当たりがホームランになるほど興醒めすることはない。野球のレベルは上がると思うのだが。 それにしても、イチローの不調は気がかりだ。 PR |
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