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今朝は体感的には11月である。週末からのどの痛みがあり、気をつけなければ。

今朝の日経の3面の記事は、「生活関連消費 中高年が主役」という見出しである。何を今更という感じのタイトルである。

バブル崩壊以降、20年もの間の景気の低迷は、サービス業が育たず製造業からの転換で躓いたこと(いまだにそれを引きずっている)、と少子化・高齢化による人口ピラミッドが崩れたことに尽きると思っている。

それがはっきり表れたのは、95年の国勢調査である。サービス業の従事者が製造業を上回り、65歳以上の人口が14歳以下の人口を上回ったのである。兆候はその前から出ていた。「中高年が主役」という見出しは90年代でこそ意味あるが、2009年の10月の見出しとしては、「寝ぼけた見出し」ということになるのではないだろうか。

そんな記事の中で、改めて認識させられたのは、「紙おむつ大人用が逆転へ」というデータである。内需が縮む中で、紙おむつは市場規模が堅調に伸びている。少子化を高齢化が補ってさらにお釣りがあるためである。

このような市場が他にもあるかもしれない。教育産業などはその範疇に入るのではないだろうか。元気で時間に余裕が出来た高齢者の向かう先の一つであると思う。

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民主党政権の、人事の骨格が少しずつ見えてきた。小沢幹事長就任が決まると、途端に「権力の二重構造」という言葉が紙面を賑わしている。ステレオタイプ的な報道は相変わらずなのだろうか。

このブログへのアクセス数はじわじわ増えている。検索サイトからのアクセスが増えているためだが、「国会議員 失業」というフレーズのものが先週は10件ほどあった。

政権交代が実現したことによる「失業」は、政治家や秘書だけでなく、記者や学者にも及びそうである。

政・官・財に報・学を加えたペンタゴンは与党が縮んだことにより、瓦解すると思う。これまで新聞社では政治部出身が経営トップについているケースが多かった。政治部の記者は自民党の派閥担当の番記者として人脈を築き、顔の広さが出世の武器になっていたと思う。

90歳近くなってもドンとして、政界再編まで口出しするようになったどこかの新聞の会長などはその典型であろう。

しかし、野党になってしまった番記者に、これまでの出世のメカニズムは通用しなくなったと思う。若手ならともかく、ベテランともなるとつぶしが利きにくいだろうから、自民党担当から民主党担当にはなりにくいだろう。

もう一つの、「御用学者」も同じ運命だ。これまでの「有識者会議」はほとんど廃止されるだろうし、国家戦略局でお呼びがかかるとも思えない。国の委員会や審議会メンバーに名を連ねて箔をつけることはできず、肩書きには「元」という言葉を付けるしかなくなる。

政権交代は、議員と秘書の失業だけでなく、あちこちに影響を及ぼしている。にもかかわらず、一斉に「権力の二重構造」という報道の仕方は、相変わらずという感じしかしない。メディアも変わる必要があるのではないだろうか。

明日は、南アルプス市に出かける。7時前には家を出なければならないので、ブログの更新ができるか微妙なところだ。

台風が接近しているせいか、今朝は曇天でこのところの残暑が幾分和らいでたすかる。しかし、起きてしばらくの間咳が続いた。このところしばらく鳴りを潜めていた持病の喘息が蘇ったのか、それとも…で気になっていたが、2時間ほどで治まったので、どうやら前者のようだ。

喘息が始まったのは、10年ちょっと前に知人からハムスターを譲り受けて、自宅で飼い始めてからである。もっともひどいときは夜中に発作が起き、横になって居なれなくなり、座禅のような格好で眠るしかなかった。

ハムスターは文字通りネズミ算で増殖し、大家族になった時にもっとも症状がひどくなった。「ハムスター譲ります」のチラシを掲示板に貼り、処分したことでひどい症状は治まったのだが、それ以後は軽い発作が時々思い出したように起こるようになった。

春先と、秋口に起こることが多く、花粉の飛散と関係があるのかもしれない。それと気圧の変化の大きい時にも起こるようで、理由はよくわからない。

柔道の世界選手権は今日が最終日で、女子は金メダル3個の好成績だが、男子は銀メダルが1個だけとこのところの不振がそのまま続いている。日本チャンピオンの穴井が今日登場するので期待したいところだが、緒戦に優勝候補と対戦することになっており、どうだろうか。

女子の金メダルのうち、2人は初出場でのものだが、これまでも国内で好成績を挙げていた。それが、同じクラスに谷、谷本というアテネの金メダリストがいたため、北京の代表から漏れた選手たちだった。

満を持しての登場で、これまでの鬱憤を晴らしたことだろう。見方を変えると、選手層の厚さを示しているものであり、“やわらちゃん”の功績の大きさだとおもう。

北京五輪やこの間の世界選手権のマラソンなど、女性の方の活躍が目立つ。今度の選挙で自民党の大物を追い詰めているのも、民主党の女性候補が圧倒的に多い。草食系男子に、肉食系女子なのだろうか。
インフルエンザの感染拡大が続いている。新型ということで免疫がなく、流行しやすいのである。これだけ各地で集団感染が起こっているとなると、ウイルスに取り付かれるのは覚悟しなくばなるまい。取り付かれても発病しないよう、発病しても軽症に治まるよう体調管理に務めるだけだ。

厚労省は、ワクチンの生産が間に合わないため、緊急輸入によりカバーしようとしているが、そのことで論議が持ち上がっている。

輸入ワクチンの安全性の検証がなされていないこと、優先順位をどうするかなどである。既往症のある人は重症化することが多いと指摘されている中で、副作用のチェックが十分でないならばかえって被害が大きくなる恐れもある。数が限定される中で、優先順位を決めるのも難しい問題ではある。

私が問題に感じるのは、大騒ぎするほどワクチンが有効かという疑問である。これまでもワクチンを接種したのにインフルエンザに罹ることは多く、はしかのワクチンなどとは効目が違うのである。

そんな程度であるにもかかわらず、ワクチンの生産が間に合わないからといって、輸入で賄うというのはどうかと思う。日本で生産が間に合わないというのは、世界でも同じ状況のはずである(日本だけが生産能力が低いとすればそれはそれで問題なのだが)。そんな状況で、世界中からワクチンをかき集めてよいものだろうか。

特効薬のタミフルも突出して多い「備蓄」を誇っているのに、ワクチンまでもとなると、世界中から非難を受けるのは間違いない。

「国民の安全を守る“責任力”」をアピールしたいのかもしれないが、この担当大臣は春先の深夜のお粗末な記者会見でもみられるように、パフォーマンスに走りすぎるきらいがある。

検証が不十分で、国際的な軋轢を生み出すワクチンの輸入はあきらめ、少ないワクチンは医療関係者と、重症化しやすい小児、高齢者の順で投与をし、それ以外は発病したら即座に効果のあるタミフル(潤沢にあるはず)を使って軽症化を目指すという方針を採るべきではないだろうか。

全国学力テストの結果が公表され、秋田1位、福井2位は定着したようだ。秋田県民のやる気はもう一段上がるのだろうが、昨日パチンコ店の駐車場で、車内放置された幼児が死亡するという事件が秋田県で起こった。数年前に事故が多発し、「学習」したはずなのだが、学力日本一の県で学習が活かされなかったのは皮肉なことだ。

一昨日の夜は、夜中でも29度あり、一晩中エアコンの点けっぱなしだった。昨日は一転して窓を開けっ放しでは寒いくらいになり、もちろんエアコンはお休みになった。

北東風になったためで、関東ではこちらの方角から風が吹くと気温が下がる。南よりの風とぶつかると薄雲が広がり、直射日光が弱まり気温は上がらない。南風の勢力が弱いとカラッとした晴天になる。昨日は前者、今朝は後者のパターンのようだ。どちらにしても、「北東風さま歓迎」である。

今日は終戦記念日である。メディアでは特集が組まれているが、テレビ局では終戦記念日の特番のいくつかが中止されたそうだ。ラリピーの事件のせいである。

最高で30%を超える視聴率をたたき出した番組(TBSの情報7days)があり、ワイドショーの視聴率が軒並みあがっている。テレビ局にとっては「特需」で、さらに各局はのりピーを取り上げた特番を計画しているそうである。

民放の視聴率はスキャンダルが起きなければ上がらないのだろう。

それに引き換え、凋落の著しいのがプロ野球の中継である。この3年プロ野球中継がめっきり減っている。2000年以降の巨人戦が地上波で放映された試合数を夕刊フジのデータで見ると、順に131,140,134,132,133,129,106,74,61となっており、今年は7月末で29である。見かけないはずだ。

今年は休日にディゲームが行われることが多いが、これはテレビ中継をやりやすくするためで、テレビを考慮した興行をしても中継数が減っているのである。

その原因は視聴率で、2000年からの巨人戦の視聴率は順に18.5,15.1,16.2,14.3,12.2,10.2,9.6,9.8,9.7で、今年の7月末まででは10.3となっている。中継数が減るはずである。

稼ぎ時のゴールデンタイムに10%を切るコンテンツでは、テレビ局が敬遠するのもよくわかる。しかし、テレビ局の姿勢には大いに疑問を感じる。

話題性のある事件を追いかけ、目先の視聴率を求めるという姿勢ではテレビ離れが進むだけだ。志が感じられないのである。

右肩下がりの時代にあって、マーケティングの大きな課題は“共感”であると思う。消費者との間に共感が生まれたところが生き残っていくと思う。のりピーを追い掛け回すところに共感は生まれるのだろうか。



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