社長のブログです
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先週までは九州で大雨が続いていたが、今度は東北で集中豪雨になっている。梅雨前線が素通りした関東では、前線の南側の温風のため蒸し暑さが続いているが、風があるためエアコンのお世話にならずに済んでいる。
私がポータルサイトに設定している日刊スポーツのサイトには、上段の目立つ所に東京電力管内の供給電力と消費電力が掲載されている。昨夜はサッカーの五輪予選を見るために夜中から起きていたが、真夜中でも消費電力は3千万キロワット近くの消費電力が示されていた。 震災直後の電力不足の中で計画停電が実施された時は、ピーク時の消費電力が3千万キロワットの半ばだったと記憶している。真夜中は最も消費電力が少ないはずの時間帯であるのに、消費電力が3千万キロワット近くというのは異常な気がする。 W杯や五輪の本番ならともかく、二次予選レベルで夜中に試合を見ている人はそれほど多くはないだろうし、エアコンを点けっぱなしで寝るほどの暑さでもなかったと思う。何もしなくても、知らず知らずのうちに大きな電力を消費しているということだ。 節電意識が高まっているはずなのに、これだけの電力を夜中に消費してしまっているのは考えなくてはならないことだと思う。昼間のピークカットも大事だが、何もしなくても使ってしまっている電力について分析する必要があるだろう。 今年初めて真夏日になった一昨日の電力使用のピークは午後4時台だった。通常は2時台にピークが来るのに、2時間ずれたことになる。ピーク時に外出したり、我慢していた人がほっとしてエアコンを点けたのだろうか。人の心理の面白いところだ。 ところで昨日のクエートとの試合では、開始時も終了時も現地の気温は39度だった。お隣のカタールで開かれる22年のW杯は、12月開催になるのは間違いないだろう。
今朝の日経には、景気の動向を示す記事がいくつか掲載されている。一つ目は、政府の月例経済報告で景気が「上向きの動き」という判断が示されたことである。
震災の影響で大きく落ち込んだ生産が、回復基調にあることがその大きな要因であり、消費も「弱さが見られるものの下げ止まりつつある」ということで、底は過ぎたと見られている。 その消費に関連したデータではプロ野球の交流戦終了時点での観客動員数と、コンビニの5月の売り上げが発表された。 プロ野球の1試合当たり入場者数は、昨年に比べてセリーグが3.6%減、パリーグが1.7%減といずれも減っている。東京ドームが4月に使えなかった巨人が10.2%減、平日の9試合をデーゲームにしたロッテが24%減となったほか、楽天や横浜も減らしている。 競馬の売り上げが10%以上落ち込んでいるように、世の中は1割減が“相場”なのに、巨人やロッテの大きな落ち込みがありながらの数%で済んでいるのは、やっぱり“野球の底力”なのだろうか。 もう一つ“底力”を感じさせられたのはコンビニの売り上げ増だ。コンビニの5月の売り上げは前年同月比で5.7%の増加となっている。4月には1.6%増だったから好調と言える数字だ。 好調の要因は、主力の食品や飲料はほとんど増えていないのに、“日用品”が22%と大幅増になったためで、その牽引車はタバコである。4月にはコンビニでもタバコが手に入らない時があったが、5月になってからはコンビニとキオスクでは欠品がなくなった。 今でも駅前のタバコ屋では欠品の張り紙が目立つのに、優先的にコンビニに配荷された成果だろう。 5月のコンビニの客単価は585円で、4.5%の増となっている。タバコの値上げで1箱400円を超える“高額商品”となったことも寄与しているのであろう。世の中の嫌煙ムードの中で、コンビニでは“日用品”として分類されている。“タバコの底力”なのだろうか。
イタリアで実施された原発の再開発についての国民投票は、大差で反対派が勝利した。イタリアには原発がないが、これからも原発の推進が出来なくなったわけだ。
今回の国民投票では賛否の帰趨とともに、投票率も注目を集めていた。というのは、イタリアの国民投票では投票率が50%を切ると、その時点で無効となるためだ。最近行われた国民投票の多くは、投票率が過半数に届くことができずに無効となるケースの方が多く、今回も投票率への関心が高かった。 原発推進に身を乗り出したベルルスコーニ首相は、サッカーのACミランのオーナーであるのをはじめ、建設業や百貨店、メディアなどを経営する実業家でもある。特にメディア部門では、地上波テレビ局4局のうち3局を支配するメディア王とも呼ばれるほどである。 毎日新聞の電子版では、「国営放送も含めてテレビ局では、投票日直前まで極力国民投票の話題に触れず、すでに夏休みを取っているか、週末には海に行く人が多く、ローマのメッサジェーロ紙など一部メディアでは“夏の国民投票は過半数には至らない”と報じていた」としている。 ところが、メディアの“配慮”にもかかわらず、投票率は56%と過半数を超え、建設反対が93%にも達し、原発計画はとん挫することになってしまった。 これで日本でも現在停止中の原発の再稼働は、よほどの説得材料が提示されない限り難しくなったと思う。今年の夏の電力不足よりも、稼働中の原発が検査のために停止してしまうこの冬以降の電力不足のほうがより深刻なものになりそうだ。 ところで、イタリアの国民投票でユニークなのは、投票率が一つの目安になっていることである。地方の首長選挙や国会議員の補欠選挙などで、投票率が30%にも満たないことが良くある。日本でも低投票率はすべて無効にしたらどうであろう。首長や国会議員が不在になるのは、有権者の責任でもあるからだ。 日本には国民投票で物事を決めるという制度がないのだが、原発の問題や沖縄の基地の問題など国民投票で決めた方が、頼りない政治家に委ねるよりもましなような気がするのだが。
原発事故の関連で私が気になることの一つが、「相馬野馬追い」の存続である。野馬追いは10年ほど前に一度見物したことがある。日帰りで出かけたのだが、観覧するには上野から出る常磐線特急では間に合わず、たしか牛久だと記憶しているが、そこまで電車を乗り継いで牛久発の特別列車で出かけたのだ。片道4時間の行程である。
野馬追いの起源は平将門に遡ると言われている伝統行事で、騎馬行列や甲冑競馬、神旗争奪戦を堪能することができる。騎馬武者が登場するということで、京都の時代祭りを想像していたのだが、はるかにスケールが大きいもので圧倒された。 いわき以北の常磐線の特急は2時間に一本なので、帰路駅前の寿司屋で時間潰しをしていると、そこに騎馬武者が次々とあいさつに訪れてきた。寿司屋の親父が地元の有力者なのだろう、出場を終えた武者が玄関先で大音声で名乗る様は、将門の時代にタイムスリップしたようでイベントのおまけをもらった感じだった。 その野馬追いの開催が危ぶまれている。津波の犠牲になった馬もいたが、震災直後はいち早く開催が発表された。しかしその後の原発事故の拡大もあり、今日現在で開催の見込みは立っていない。 災害による自粛で廃れてしまったのは、私の生まれ故郷である枚方の秋祭りだ。子供のころは各町内ごとに「布団太鼓」と呼ばれる関西地方独特の神輿があり、10基くらいあったと思うが中心街を練り歩いた祭りだった。 神輿の中に子どもが乗り太鼓をたたく事になっており、小学校の高学年の担当であった。小学校5年になってようやくデビューすることになったその年に、伊勢湾台風が襲来し、自粛による中止になってしまった。 一旦中止になると、再開するのは困難なようで、次に祭りが開かれたのは10年後であり、結局私が太鼓をたたいたのは子供神輿だけで、今度は担ぎ手としてのデビューになってしまった。 今では3つの町内会のうち当番で1基だけ神輿が練り歩くだけになってしまっている。しかも担ぎ手が調達できず、全国制覇を何度もしている市内の高校のラグビー部の生徒が、日当5千円で参加しているそうである。 祭りが廃れるのとコミュニティの崩壊は密接な関係があると思う。野馬追いの開催場所は避難地域の外にあると思うが、武者たちの中には避難地域に入る人もいるだろう。原発事故の収束まで10年単位の時間になるとすると、コミュニティの崩壊も懸念され、伝統行事の行く末が心配だ。
つくばエクスプレスは地下深くか、高架の上を走る路線である。都内に入るまではほとんど高いところを走っているが、かなり遠いところからスカイツリーが見える。
いつも新聞や本に目を通して過ごすことが多い東西線だが、このところの蛍光灯の間引き運転で薄暗く、老眼には耐えられなくなって仕方なくぼんやり外を眺めると浦安あたりでかなり大きく見える事に気がついた。 南武線の沿線では、東京タワーとスカイツリーの両方が見え、重なり合って一つに見えるポイントがあるそうだ。そんな話題を昨日の昼食の時にしたばかりで、夕方のニュースを見て驚いた。 その東京スカイツリーの観覧料金が発表され、一番上まで到達するには3千円かかるとのことである。家族4人で出かける上り下りで1万円札が飛んでしまうことになる。「一度は行ってみたい」という“一見さん”を狙った強気の価格設定である。 開業当初は予約制で入場制限をし、年間来場者700万人を見込んでいるとのことである。開業時は予想通りの観客があるだろうが、いつまで続くのだろうか。私は5年と見るのだが。 |
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