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今朝の日経には、景気の動向を示す記事がいくつか掲載されている。一つ目は、政府の月例経済報告で景気が「上向きの動き」という判断が示されたことである。

震災の影響で大きく落ち込んだ生産が、回復基調にあることがその大きな要因であり、消費も「弱さが見られるものの下げ止まりつつある」ということで、底は過ぎたと見られている。

その消費に関連したデータではプロ野球の交流戦終了時点での観客動員数と、コンビニの5月の売り上げが発表された。

プロ野球の1試合当たり入場者数は、昨年に比べてセリーグが3.6%減、パリーグが1.7%減といずれも減っている。東京ドームが4月に使えなかった巨人が10.2%減、平日の9試合をデーゲームにしたロッテが24%減となったほか、楽天や横浜も減らしている。

競馬の売り上げが10%以上落ち込んでいるように、世の中は1割減が“相場”なのに、巨人やロッテの大きな落ち込みがありながらの数%で済んでいるのは、やっぱり“野球の底力”なのだろうか。

もう一つ“底力”を感じさせられたのはコンビニの売り上げ増だ。コンビニの5月の売り上げは前年同月比で5.7%の増加となっている。4月には1.6%増だったから好調と言える数字だ。

好調の要因は、主力の食品や飲料はほとんど増えていないのに、“日用品”が22%と大幅増になったためで、その牽引車はタバコである。4月にはコンビニでもタバコが手に入らない時があったが、5月になってからはコンビニとキオスクでは欠品がなくなった。

今でも駅前のタバコ屋では欠品の張り紙が目立つのに、優先的にコンビニに配荷された成果だろう。

5月のコンビニの客単価は585円で、4.5%の増となっている。タバコの値上げで1箱400円を超える“高額商品”となったことも寄与しているのであろう。世の中の嫌煙ムードの中で、コンビニでは“日用品”として分類されている。“タバコの底力”なのだろうか。
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