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原発のストレステスト結果についての、専門家の意見聴取会が大荒れになった。傍聴を求める市民(?)に対して、保安院が同席を認めず、モニターによる傍聴となったことに抗議をしたためだ。

枝野通産大臣が「大臣の立場を離れた心情としては、再稼働に限りなく慎重にあるべきだという主張に近い」と発言しているように、国民の多くは“心情的には”原発の再稼働に疑問を感じていると思う。

私も原発の推進には反対だ。原発の事故により故郷を追われた人の悲惨さはもちろんだが、使用済みの核燃料を処分できる技術がないのに、使い続けるわけにはいかないからだ。しかし、全てを停止するというハードランディングよりも、自然エネルギーの普及や電力会社の発送電分離などの体制を整えてのソフトランディングが現実的であり、受け容れられやすい方法だと思う。

傍聴というのは本来黙って聞くことが原則であるはずなので、モニターでも議事内容を十分把握できると思うのだが、モニターでは事足らないとする人々は、黙って聞くだけでは我慢できず、ハードランディングに向けて声を出したいのだろう。野球やサッカーをテレビ画面の前でなく、スタジアムで大声を出して観戦したいというのと同じなのだろうか。

入学式や卒業式で、国歌斉唱に反対して起立せずに、処分を受けた教職員と同じようなタイプの人の気がする。不毛な行動だと思うのだが…

このブログは5年前の2月に書き始めた。ようやく今日で1499回まで到達し、何とか5年以内に1500回をクリアできそうだ。



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この日曜の夜に放映されたNHKスペシャルは考えさせられる番組であった。放射能の海への汚染の状況について、NHKが独自に調べたデータをもとにした番組だった。

海に流れ出た放射能は、海流によって拡散され希釈されるというのが事故当時の原子力安全保安院の見解だった。しかし、現実はそうでもなく海底に沈殿しているというのがNHKの調査結果だった。

海底の地層により濃淡があるようで、岩盤のところは薄く、汚泥に多く沈殿しているとのことである。泥の中にはゴカイが生息し、泥を食って生きている。そのゴカイを魚が食っており、食物連鎖により魚の汚染はドンドン拡がっているようである。メヒカリを食べられないとこのブログで書いたことがあるが、常磐沖の名物であるアンコウやヒラメ、アイナメなどもアウトである。

常磐沖の魚以外にも汚染された魚がいる可能性がある。驚いたのは、東京湾奥でも原発近くと同じレベルの放射線が観測されているホットスポットがあることだ。東京湾は潮の流れからすると、影響はないように思われる。しかも湾奥ならなおさらだ。

番組によると、空気中の放射能が雨によって川に流れ込み、川を経由して流れ込んできたものが堆積しているため、河口付近にホットスポットが出来てしまうとのことである。

空気中に拡散したものが、河川により集約され、さらに河口で積み上げられるというメカニズムのようである。空気中では薄いものも、このような仕組みがあるとなると、遠く離れた地域の河口にも同じようなことが生じていると考えるのは自然の流れである。

しかも半減期は長いために、時の経過とともに、濃度を増すかもしれない危険性がある。長期的な体制で、広範囲に海の汚染の実態を観測する必要があるだろう。

そもそも観測は、NHKの仕事ではない。政府が責任を持って行うべきなのに、魚介類についての定点調査を続けているが、その大元になる海底の土壌のチェックは全く手をつけていない。

福島県の二本松で、原発地域から避難してきた人が多く住む賃貸マンションのホットスポットが明らかになった。汚染地域からとれた砕石を利用したコンクリートが原因だという。海底の土壌検査の欠落と同様に、政府の対応が後手後手になっていると言わざるを得ない。

対応の遅れということだけではないと思う。役人の中にたるみがあるのではないだろうか。広島刑務所で、せっかくの高い塀に足場を組んで「逃げてください」というような状況で、監視体制を強化しなかった(監視カメラに脱走の模様が映されていたのに、それを見る人がいなかったのはその典型だろう)り、大晦日に出頭してきた平田容疑者をたらいまわししたのも同じ文脈だと思う。

顧客は国民だということを完全に忘れ去ってしまっているように思う。公務員給与の大幅カットが遡上にあるため、やる気がなくなっているのだろうか?
昨日はいくら暇だとはいえ、平日に競馬場に出かけたのがいけなかった。金杯の単勝は的中したが、その他はさっぱりで、全治10日の深傷を負ってしまった。10日間の小遣いを自粛しなければならないという意味だ。金杯で乾杯のはずが、完敗になってしまった。

心を入れ替えてテレビのニュースを見ていると、気になるニュースが一つあった。ネットの口コミサイトに「書き込み屋」という業者の存在である。書き込みを口実に飲食店に料金を請求するものである。

とっさに頭に浮かんだのは、暴力団の存在である。取り締まりの強化により、「みかじめ料」が取りにくくなったところでの、形を変えてのものだという想像だ。小間使いの手下を使っての“組織的対応”は彼らにはノウハウがある。おれおれ詐欺と同じように動員力を活かした新業種なのかもしれない。

第三者という立場で勝手に他者を評価するビジネスを、私はどうも気に入らない。ミシュランもしかり、最近度々登場する「格付け会社」もそうである。

特に格付け会社が公表することにより、企業の資金調達に支障をきたすばかりか、国家の財政にも大きな影響を与えるようになってきたいる。格付け会社は公表に際してどこからもカネを受け取っておらず、表面的には何の利益もないはずだ。

しかし、相場には大きな影響を与えており、そこで何らかのゲインがあるのではと勘繰りたくなる。いかがわしい商売だ。格付け会社も書き込み屋も、「人のふんどしで相撲を取る」という点では同じように見えてならない。
連日寒い日が続いているが、私の寒さのバロメーターにしている朝起きた時の鼻の下のヒゲの“湿り”は発生していない。寒いと寝息が凍るためだが、本当に寒い時しか発生せず、クリスマス寒波はそれほどでもなかったということだ。それでも寒さを感じるのは、暖かさに慣れてしまったということか。

暖かさに慣れてしまって、たるみを感じるのは防衛省の対応だ。普天間基地の移設の条件となる環境評価報告書は、反対運動に阻まれて昨日提出することはできなかった。担当者が持参すると妨害を受けるため、民間の宅配業者に委託するという奇策に打って出たが、それでも妨害に行く手を阻まれてしまった。

次の奇策は、妨害活動の手薄な深夜に、守衛室に届けるというものだった。作戦は一応成功し、何とか守衛室にはたどりつけた。しかし、今度は書類に不備があるということが判明した。

段ボール10箱以上の書類らしいが、送り主と宛先が記入されていないものだったらしい。送り主や宛先の記入がない荷物は、一般的には“不審物”扱いになる。

こじれた移転計画を何とか解決するためには、きめ細やかな配慮が必要だが、不審物を送り届けているようでは、誠意は微塵も感じられない。これで関係修復は出来そうもない状況になってしまったと思う。

作戦の姑息さや、誠意のない対応を見ていると、こんな組織に日本の防衛を任せられるのか心配になってきた。

将軍様がお亡くなりになったのに、冬将軍様がお出ましになり、寒い日が続いている。昨年も年末に大雪が降り、ホワイトクリスマスが恒例になるのだろうか。

ニュースを観ていたら、スペインの人口2000人の村で、1等4千万円の宝くじが1800枚当選という信じられない話題が報じられていた。人口2000人の9割があたりを手にしていることになり、この村に720億円ものクリスマスプレゼントがあったことになる。

こんなことになったのは、スペインの宝くじのシステムにある。1800組の宝くじを同じ番号を仕入れる事が出来るらしく、最大の貢献者はこの番号を販売した宝くじ販売所であると思う。1枚二千円という高額の宝くじであるため、この販売所では1組しか仕入れていなかったかもしれない。

そうだとすると、宝くじを買った人全てが当選くじにありついたわけで、日本なら当然ご祝儀ということになると思うのだが、当選者が1%のご祝儀を払えば7億2千万円、0.1%でも72百万円のご祝儀が集まることになる。

ご祝儀がどれだけ集まったのか、ニュースの続報を観てみたいものだ。



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