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普段このブログへのアクセスは15件程度である。ブックマークでご覧になっている方は7~8件、アクセスサイトからが7~8件である。その時の話題になることを取り上げた時は、アクセスサイトからのものが増え、最近では「レスリング 油断」と言うキーワードで10件程度アクセスがあった日があり、その時は30件を超えるアクセス数となった。

これまでの最多記録は、オサマ・ビンラディンが暗殺された時に、そのコードネーム「ジェロニモEKIA」の無責任さにクレームをつけた文章を掲載したものへのアクセスで、1日80件を超えたことがある。その後も数日30件程度のアクセスがあったと記憶している。

それ以外では、「ダライラマ効果」を取り上げた時や、北京オリンピックで性疑惑を取りざたされた金メダリストに触れた時に50件を超えるアクセスがあったのが多い方で、その他の日々は“平穏”な1日15~20件程度で推移していた。

それが、昨日は何と177件とこれまでのレコードを大きく塗り替えてしまい、今日も8時の時点で20件を記録している。昨日のbiリーグを取り上げたものに対する反応なのだが、これまでのアクセス急増の時とは少し様子が違う。

これまではGoogleやYahoo経由がほとんどだったのだが、今回はツィッターやフェースブックなどSNSからのものが大半を占めているのである。検索サイトからのものも20件以上あるのだが、SNSからのものが140件も占めているのである。

ログのグラフを見ていて面白い事に気がついた。いつものように9時ごろに原稿をアップしたのだが、反応が現れたのは10時を少し回ったことからで10時台に24件のアクセスがあった。誰かが私のブログに目をとめてツィートしたのだろう、それに添付されていたURLでこのブログへのアクセスがあったようだ。

11時台になると少し治まって10件ちょっとだったのだが、12時台になると急増し50件近くのアクセスがあり、その後13時台から14時台は10件を少し超える程度になり、15時以降は途切れることなく6~9件程度で推移し、日付が変わってからは3~4件にペースダウンしている(0時台と3~4時はアクセスがなかった)。

マーケティングの教科書で、流行の伝播について触れられることがある。消費先行層と、フォロワーの関係についてのものだが、昨日からのアクセスの流れを観ているとこれがぴったり当てはまると思う。

10時台に最初に飛びついた人はまさに早期消費先行層であり、全体の15%ちょっとなのだろう(これからどれだけアクセスがあるのかでそのウエイトは下がるかもしれないが)。11時台は後期先行層(こんな言葉があるかどうかはわからないが)で10%、12時台の49件は早期追随層で30%(お昼休みということもあるかもしれないが)、13時台から14時台が中期追随層で15%、それ以降が後期追随層で30%ということになる。

もう一つ気がついたのは、ツィッター間の伝播である。最初に反応があったグループからのものが40%を占めて多いのだが、それ以外のグループからのものが11グループで60%になっている。複数のグループに入って“情報の仲介”をする人が居るようで面白い現象である。

さらにもう一つ面白かったのは、検索サイトからも15件あったのである。全てがそうとは限らないのだが、ツィッターから直接アクセスすることはなく、ツィッターを見て自分で調べ直している人も多いようだ。検索サイトにアクセスすることによって、私のブログだけでなくbjリーグの黒字化について“多面的”に情報収集しようという慎重な態度なのだろう。

情報の伝播や、情報への処理態度など一つわかった気がする。データを見るとついついあれもこれもと考える事が出来て楽しくて仕方がない。これも“商売柄”なのだろうか。
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今朝の日経のスポーツ面のトップ記事は、バスケットのbjリーグの収益に関するもので、「bj過半が黒字化」という見出しになっている。昨シーズンの参加19チームのうち、4チームが黒字に転じ半数を超える10チームが黒字に到達したものである。

bjリーグは地域密着型スポーツの典型で、今シーズンから東京が加わったものの、昨シーズンまでは地方都市ばかりで、スポーツ新聞やテレビのスポーツニュースでは扱いが小さく、試合結果をたんたんと伝えるだけにすぎないもので、今もその状況は変わらない。

メディアの扱いは小さく、メディアによる宣伝効果がほとんどないのにもかかわらず、半数が黒字であるというのはこれまでの常識では考えられなかった事ではないだろうか。その要因は、規模の小ささにあると思う。

bjリーグでは年間26試合を各チームが主催して行われている。昨シーズンは19チームが参加していたから、年間では501試合が行われていたことになる。これに対して、観客数は75万人とのことであるから、1試合当たりの入場者数はちょうど1500人になる。サッカーや野球のスタジアムで1500人というとパラパラのさびしい入場者にすぎないが、体育館にこれだけ集まるとそこそこの熱気が生まれるものだと思う。

プロ野球だと70人、サッカーでも30人の選手を抱えているのに対して、バスケットボールでは10人ちょっとの選手で賄えるというコンパクトさがあり、1500人の入場者でも十分ペィするということになるのだと思う。

3万人を集めなければならないプロ野球なら、商圏人口1000万人は必要だろうが、1500人の観客動員なら商圏人口50万人でも十分成り立つことになる。地方都市にはピッタリのプロスポーツであるのではないだろうか。

bjリーグの優等生は、連続して優勝している琉球ゴールデンキングスだろう。平均入場者数が3千人とリーグ平均の2倍の集客をし、チケット収入とスポンサー収入が各々1億5千万円、さらにグッズや放映権料で5千万円を稼ぎ出し利益をあげている。サッカーだと2~30億円の収入がなければ成り立たないのに比べると、その1/10でも成り立つコンパクトさだ。グッズと放映権料を併せて5千万円ということからすると、テレビの放映権は1試合数10万円なのだろう。プロ野球の1試合1億円から比べると可愛いものだ。

プロ野球やサッカーは商圏人口何百万という大きな規模を対象にした興行であり、マスメディアの協力なしでは成り立たないが、小さな商圏を対象にするのだからbjリーグは地方局やCATVなどのミニコミの協力で十分なのだろう(地方局をミニコミと呼ぶのかどうかはわからないが)。

少子・高齢化、人口減少時代において、これまでのマス戦略的なものから離れた対応が必要だと思うが、bjリーグの黒字化はそのヒントを与えてくれているのではないだろうか。

私は、近くにチームがなかったこともあり、一度もbjリーグの試合を観たことがない。試合そのものよりも、会場の雰囲気、観衆の反応を見に行かなければならないと思うのだが、沖縄はあまりにも遠くて…
昨日で今年の仕事は終了した。ふだん、競争相手のプレゼンを聴く機会などめったにないのだが、昨日はライバルのプレゼンを聴くことができた。来年の仕事に影響があるため、どのような内容であるか緊張感を持って臨んだのだが、配布された資料を見て緊張感はどこか飛んで行ってしまた。

資料の中に、A41枚の用語集が入っていたからだ。見てみるとすべて横文字だらけのものである。用語集を添付しなければならないレポートというものは、わかりにくいということを示す典型のようなものであり、それが横文字だらけとなると消化不良のまま外国の受け売りを証明しているようなものである。

私もCSの仕事を始めるにあたり、海外の文献を読み(日本語に翻訳されたものだが)、アメリカのシンポジウムにも2度ほど出かけて勉強した。しかし、調べていくうちに、CSの考え方の多くがQCをはじめとした“日本研究”がかなり含まれていることが分かり、自分なりのCSについての考え方を整理できたと思っている(自分で思っているだけだが)。

「木を見て森を見ず」という言葉があるが、ライバルのプレゼンでは最初に「従来のやり方は木を見る方法だが、我々はプログラム理論にもとずいて森を見る方法をとっている。」という発言があった。思わず身構えて、どのように森を見るのかに注目していたが、結局最後までわからずじまいだった。

用語集を引用しなければならないという、未消化のままツールを振りまわすからわけがわからないのだが、もう一つ気がついたのは、どこから“森を見ている”のかがさっぱりわからないことだ。そこで、“森を見る”ということについて考えてみた。

「木を見て森を見ず」というのは、近視眼的な態度を比喩する時に用いられ、俯瞰的なものの見方をしなければならないという戒めの言葉である。俯瞰的に見るには、鳥の目のように上から眺めるのが最も良いのだが、虫の目のように地面から森を眺めるとなんだかさっぱりわからないことになる。むしろ“木を見る”だけの方がましかもしれない

鳥の目で見るためにも、条件があると思う。判断基準、言い変えると理想形を思い描きそれに照らし合わせながら森を眺めないと、ただぼんやり眺めるだけになってしまう(ぼんやりも重要なのだが)。

ライバルの生煮えのプレゼンを聴きながら、一つ勉強になった。


昨日の毎日新聞に、世論調査の新聞社による“誤差”についての、面白い記事が載っていた。
http://mainichi.jp/graph/2012/11/21/20121121k0000e040196000c/001.html

維新と太陽の支持率(この場合は比例区に投票したい政党ということになっている)が、メディアによって大きな差があるというもので、一番少ない朝日では7%で、最も多い毎日の17%の半分以下になっているということを取り上げている。

毎日の結果では、維新+太陽が民主を大きく上回っているのに、朝日では毎日とは真逆の結果が出ている。読売と日経の結果では維新+太陽と民主がほぼ拮抗している。常々、メディアによる世論調査のバイアスを感じていたのだが、今回はそれが顕著に表われたものと言える。

記事を読んでみると、どうやら調査手法の違いが大きな差となって現れたようだ。いずれの調査も電話調査の手法をとっているのだが、支持政党や比例区での投票先で政党名を読み上げて回答を求めるところと、政党名は読みあげずに回答を促すところの違いが結果に反映しているとのことだった。

朝日は読みあげないのに対して、毎日、日経、読売は政党名を読み上げて回答を促すためで、この3社の維新+太陽の割合はほぼ同じ水準になっている。知名度に差がある時には、読みあげるか否かで調査対象者の想起率にバイアスが生じる典型的なケースのように思える。

これで一つわかったのは、いつも目にしている日経の調査と、NHKの調査で無党派層の比率が日経では20~30%%に対して、NHKでは50%近くあり不思議に思っていたのだが、NHKは朝日同様に政党名を読み上げない手法をとっていたということだ。

政党名を読み上げない方法の場合は、よりロイヤリティの強い回答になり、読みあげないと政党へのロイヤリティがそれほど強くない人の回答も含まれることになる。しかし、実際の選挙ではロイヤリティの低い人も投票をすることになり、選挙結果との整合性を見るためには、読みあげる方法の方が正しいように思える。

それにしても、自民党を比例区の投票先としてあげた割合は、同じ読み上げ方式であるのもかかわらず、読売と日経は25~26%なのに対して、毎日は17%と大きな差がある。これは調査主体が誰かという、メディアのバイアスなのだろう。ちなみに、毎日の分析では登場しないが、フジ・産経グループの維新+太陽は22%と突出している。

真の政党支持率は、聖教新聞や赤旗の世論調査結果(やってないと思うが)も含めて、平均を出すしかないのだろうか。


昨日は延長11回までは見ていたのだが、サヨナラの場面は爆睡中で見損じてしまった。一昨日こそ打撃戦となったが、広い札幌ドームでは投手戦が多くなり、単調な展開に眠気に襲われやすいのだろう。

広いドームだと、外野手の守備が目立ち、ジャイアンツの松本のファインプレーや、後一歩で超ファインプレーなどは見ごたえがあるのだが、テレビでは今一つ伝わってこない。やっぱり生観戦に限るのだが、札幌は遠すぎるので…

今朝の日経に、何となくそうなのだろうという記事が二つ載っていた。いずれも社会面の記事で、「縄文・弥生人混血裏付け」というものと、「図書館の貸出数最多 5.4冊」というものである。

前者は総合研究大学院大学が、アイヌ民族と沖縄出身者71人分のDNAと、これまでに公表されている主に関東出身者460人分と合わせて解析したものである。結果はアイヌ人と遺伝子的に最も近いのは沖縄出身者であり、本土出身者はその次とのことである。

アイヌ人と沖縄の人は風貌などから何となく近いことがわかるのだが、この解析では肝心の「縄文人」のDNAとの比較がなされていないのである。縄文遺跡から見つかる人骨からDNA解析をして、縄文人とアイヌ人の近さを先に見出すというのが常道だと思うのだが、アイヌ人≒縄文人として、「混血説」を唱えるのは少し乱暴に見えるような気がする。

もう一つの図書館の貸出数が最多になったという記事も、何となくわかるデータである。団塊世代が定年を迎え暇を持て余した人が図書館に足を向けるようになったというのは自分自身を振り返ってもよくわかるし、図書館に日中たむろしている人を見てもそうだと思う。

しかし、貸出数の2割は児童用図書で、小学生1人当たりに換算すると年間26冊になるという。3年前に比べても4割近い伸びを示しており、データを見ると団塊世代が暇を持て余した結果とは結び付かないように思われる。

記事では、開館時間を延長するところが増えたことや、公立図書館の数が3年間で3%増えたことがあげられている。文科省の調査結果なのだが、もっと図書館を建設したいという思惑があるような気がするのはうがちすぎだろうか。

調査の基本は仮説検証だと教え込まれてきたが、最近どうも引っかかってならない。仮説構築が王道だと思うのだが、もう少し考えを整理してみたい。


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