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なんとか無事に入院初日の夜を過ごすことができた。アルコールのお手伝いがなくても、眠ることができたのだが、一昨日徹夜に近い状況だったためで、今晩はどうなるのかわからない。 病室は一番はしっこの個室で、まわりに気がねをあまりする必要がないので快適だ。このまま居られるとありがたいのだが、4人部屋に空きが出たら替わらねばならないのだろうか、気になるところだ。 ブログの更新が遅くなったのは、慣れないスマホの入力で何度も一からやり直していることもあるが、検査のために毎度の瞳孔を開く目薬を注され、よく見えないためでもある。ここまで書くのに一時間以上かかってしまった。 明日は朝の三番目の手術とのことだが、朝食は食べることはできない。麻酔のトラブルで食べたものが逆流しないようにという用心との説明があった。昨日からやたらと食欲旺盛になっている。ニコチンが切れたことと、ビールで腹が膨れないからかもしれない。この病院は時間通りには進まないのに定評があるので、手術中に腹が鳴らないことを祈ろう。
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今日はいよいよ手術に備えて入院しなければならない。昨日の前日確認では、申し込んでいた4人部屋は一杯で、個室利用になるとのことである。料金は4人部屋の料金で、4人部屋に空きが出れば移動するようになるらしい。

退屈しそうなので相部屋の方がよかったのだが、個室で気楽に過ごすのもよいだろう。病室にパソコンの持ち込みはだめらしいので、9月に買い替えたスマートフォンでこのブログを更新するつもりだ。

しかし、まだ使いこなせないでいるし、画面が小さいので目病みには非常に辛いことになるかもしれない。どうやら出かける時間になったようだ。
白内障の手術まで1週間を切った。それまでに、1本レポートを仕上げねばならず、毎度のことながら、ギリギリまで手をつけず、間際になってもがいている。困ったもんだ。

ところで、白内障の手術で気になることが二つある。一つは、手術の様がどのように“見える”かである。全身麻酔の手術なら眠っている間にすむので、切り刻まれる場面は見なくても済むと思う。しかし、目の手術の場合は局所麻酔であり、意識ははっきりしているはずだ。しかも目を閉じれば手術にならないので、その瞬間ははっきり見せられることになる。

気になったので、先日担当の女医に聞いて見た。目を閉じないように、器具で瞼を固定し、もう一方の目にはマスクをかぶせて行うとのこと。これだと視点は一点に定まるので、いやでも見続けることになるのだが、女医によるとぼやっとしか見えないので気にならないとのことである。


もう一つ気になるのは、手術で眼内レンズを取り出した時に、どのようになるのかである。真っ暗になりそうな気がするのだが、どのようになるのか興味があるところだ。

これまで手術と言うと、20年くらい前に「魚の目」をメスで取ってもらっただけの経験しかないので、しょうもないことが気になるのである。

そんなことより、ラストスパートをかけなければ、病院で仕事をしなければならなくなる。
昨日仕事に出かけた帰り、武蔵小杉のコンコースで屋台のCDショップから、由岐さおりの歌声が聞こえてきた。先日NHKの朝のニュースで、由岐さおりのCDがヒットしているという話題が放送されていたことを想い出し、ショップに立ち寄りCDを手に取ってみた。

すがさず、親父が「ようやく今日入荷したんですよ」と声をかけてきた。PINK MARTINI & SAORI YUKI 1969というタイトルのCDである。ピンクなにがしについては知らないが、1969年という時代を切り取ったアルバムということで、買うことにした。

1969年というと大学3年生の時であり、学生運動が燃え盛った時期で、半年学校が封鎖されて授業が受けられなかったころである。ラジオの深夜放送に夢中だったころで、ラジオを通じて新しい曲に接していたころである。

CDの中は当時よく流れていたものがほとんどであるが、初めて耳にした曲が何曲かある。「私もあなたと泣いていい」や「わすれたいのに」という曲であるが、これが中々いける曲であるように思えた。

最近ほとんど耳にしなくなった言葉に「歌謡曲」という言葉がある。死語になってしまったのかもしれない。紅白歌合戦の出場歌手にしてもほとんどが、演歌か○○ポップという範疇に分類されてしまう。

このCDアルバムは、歌謡曲フアンの団塊世代に受けているのかもしれない。お酒の相性としては、ワインが最も合うような気がする。
昨日の国会中継を聞いていて、先日の沖縄防衛局長の不適切発言を、オフレコ破りで琉球新報が報じたことの意味がよくわかった。「掟破り」と考えた私の間違いだったのだ。

昨日の国会中継は、午前中に衆議院予算委員会で震災復興がテーマ、午後からは参議院予算委員会で政治とカネについての集中審議という変則日程でのものであった。

どちらも毎度の話ばかりで、仕事ははかどったのだが、最後に思わず聞き入ってしまった。社民党の参議院議員山内徳信氏の質問である。沖縄の読谷村の村長を長く務めた経歴の持ち主で、それまでの野党議員は一川、山岡両大臣への攻撃がほとんどであったが、ラストバッターの山内氏は沖縄防衛局長の不適切発言を取り上げた。

彼が少年のころ沖縄線を経験し、カービン銃を持った米兵が民家を襲撃し、女性に凌辱を加えた体験談を切々と述べた場面には、ふだんはヤジで騒々しい委員会がシーンとなってしまった。議員たちも私と同じように思わず聞き入ってしまったのだろう。

地上戦を経験したのは沖縄だけであり、そこでは殺戮だけでなく、凌辱も行われ、そのことが沖縄県民には耐えられない思いとして、深く心に染み付いていたのだ。

95年の米兵による少女暴行事件が(防衛大臣は詳細には知らないと答えたものだが)、どれだけ大きな意味を持つのか。また、沖縄防衛局長の例え話が、琉球新報の記者にとって見過ごすことができない気持ちになったことがよくわかった。絶対使ってはいけない例え話だったのだ。

オフレコ懇談会には、9社の記者が参加していた。そのほとんどは、本土のメディアの記者であり、沖縄人の心の傷には思い至らなかったのだろう。私も先日「掟破り」と非難したが、不明を恥じるばかりである。

ところで、昨日の参議院の政治とカネのテーマの予算委員会で、社民党以外で目を引いたのは共産党の質問である。震災復興を名目に、仙台飛行場周辺でカジノを建設しようとする「カジノ議員連盟」を取り上げたのである。名取市では、すでに予定されている(?)土地についての取引が動き出しているとのこと。

議員連盟には、閣僚のうち6人が名前を連ねていた(全員退会したらしいが)ことも指摘されていた。まともな政党は社民党と共産党だけなのだろうか。




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