社長のブログです
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昨日の国会中継を聞いていて、先日の沖縄防衛局長の不適切発言を、オフレコ破りで琉球新報が報じたことの意味がよくわかった。「掟破り」と考えた私の間違いだったのだ。
昨日の国会中継は、午前中に衆議院予算委員会で震災復興がテーマ、午後からは参議院予算委員会で政治とカネについての集中審議という変則日程でのものであった。 どちらも毎度の話ばかりで、仕事ははかどったのだが、最後に思わず聞き入ってしまった。社民党の参議院議員山内徳信氏の質問である。沖縄の読谷村の村長を長く務めた経歴の持ち主で、それまでの野党議員は一川、山岡両大臣への攻撃がほとんどであったが、ラストバッターの山内氏は沖縄防衛局長の不適切発言を取り上げた。 彼が少年のころ沖縄線を経験し、カービン銃を持った米兵が民家を襲撃し、女性に凌辱を加えた体験談を切々と述べた場面には、ふだんはヤジで騒々しい委員会がシーンとなってしまった。議員たちも私と同じように思わず聞き入ってしまったのだろう。 地上戦を経験したのは沖縄だけであり、そこでは殺戮だけでなく、凌辱も行われ、そのことが沖縄県民には耐えられない思いとして、深く心に染み付いていたのだ。 95年の米兵による少女暴行事件が(防衛大臣は詳細には知らないと答えたものだが)、どれだけ大きな意味を持つのか。また、沖縄防衛局長の例え話が、琉球新報の記者にとって見過ごすことができない気持ちになったことがよくわかった。絶対使ってはいけない例え話だったのだ。 オフレコ懇談会には、9社の記者が参加していた。そのほとんどは、本土のメディアの記者であり、沖縄人の心の傷には思い至らなかったのだろう。私も先日「掟破り」と非難したが、不明を恥じるばかりである。 ところで、昨日の参議院の政治とカネのテーマの予算委員会で、社民党以外で目を引いたのは共産党の質問である。震災復興を名目に、仙台飛行場周辺でカジノを建設しようとする「カジノ議員連盟」を取り上げたのである。名取市では、すでに予定されている(?)土地についての取引が動き出しているとのこと。 議員連盟には、閣僚のうち6人が名前を連ねていた(全員退会したらしいが)ことも指摘されていた。まともな政党は社民党と共産党だけなのだろうか。 PR |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新記事
(06/09)
(06/06)
(06/03)
(06/02)
(06/01)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
|