忍者ブログ
[396] [395] [394] [393] [392] [391] [390] [389] [388] [387] [386]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昨日は晴天につられてあちこちで歩いたが、ツツジの花がチラチラと見えはじめた。ツツジというとゴールデンウィークの花というイメージがあるのだが、この分では月末までに満開になるのではないだろうか。

今朝は一転して雨模様であり、少し肌寒い。「春に3日の天気なし」という言葉があるのだが、今月に入ってまさにその言葉通りだ。

昨日からはじまったNHKの土曜ドラマが面白そうだ。事前に何の情報も持っていなくて、たまたま番組の冒頭を見てしまい、とうとう最後まで見てしまった。昨日の舞台設定が昭和49年で、風景・感覚がその当時のものであることが、思わずひきつけたのだろう。

ヒロインがOLから、自動車のセールスに転職するのだが、49年に24歳というのは私とほぼ同い年である。劇中で、女性社員は25歳を前に結婚をし円満退社するという言葉が出てくる。主人公はそのこともあって、転職に踏み切るのだが、今とは転職の環境が全く違うため苦労する様子が描かれていた。

ヒロインの奮闘ぶりを見ていてふと思ったのは、私には同世代の女性の友達がいないことである。大学を出てすぐに上京したことや、高校は男子校、大学の学部は女性の比率が5%しかいなかったことなど、いくつも理由があるのだが、仕事の現場に同世代の女性がいなかったこともその理由の一つである。

1980年(昭和55年)の子供(14歳以下)の人口は2700万人で、今より1000万人以上多くいた。私の同世代の女性の大半が家庭に入って出産をしたためである。

この影響を団塊世代の男性はもろに受けた。結婚の対象となる年下の女性が少なくなり、同世代の女性も家庭に既に入ってしまっていたからである。このことが晩婚化のきっかけになったのではないだろうか。

私の高校時代の友人は今でも定期的にあうのが4人いるが、すべて結婚したのは30歳をすぎてからである。若手社員の研修をすることがよくあるが、母親が私と同世代であるということは少なく、父親が同世代であることは圧倒的に多い。

団塊世代によりはじまった晩婚化が、玉突き減少で振幅を大きくしながら現在の少子化にたどり着いたとするのは、飛躍のしすぎだろうか。土曜の9時から楽しみな番組が一つ増えた。

PR

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析