負けても金

毎朝眼が覚めると、寝床の中で携帯の脳トレを2～3回やる。5分ほど頭を使うとすっきりと目覚めることができる。その後で、パソコンのメールチェックを行うのだが、最近迷惑メールが急増しており、チェックをしながら削除をする。昨日から今日にかけては、36本の迷惑メールであった。

その後、新聞をチェックしてから、このブログに取り掛かる。この間に、散歩が挟まることもある。ブログのテーマは、昨日印象に残ったこと、新聞やラジオのニュースを聞きながら感じたことなどからチョイスする。

書きながら、ドンドン話が発展してしまい、当初のコンセプトとは違う内容もしばしばあり、書きながら考えるということなのだろう。

今日は柔道の代表選考について書くつもりだった。決勝で敗れた谷の代表選出についてである。ついでに言うと、谷本選手もライバルに敗れての選出になってしまっている。“選考”という便利な道具が使いすぎのような気がする。

谷本に勝って代表の座を逃した上野選手は、実力は互角と見られていただけに不可解だろう。こんなことをしていると、必ず派閥が生まれ、派閥間の抗争が起きる。バスケットボール協会のようにならなければいいのだが。

その点、水泳は極めて潔い決定方法である。来週の選考会で、水連が設定したタイムを上回り、2位までに入ると自動的に代表となる。事情を勘案した“選考”は一切ない。この規定は世界選手権の選考にも適用されており、アテネ金の北島も3位に敗れて出場できなかったことがある。

「田村で金、谷で金、ママでも金。」というのがキャッチフレーズだが、もう一つ「負けても金」というのが付け加わるのだろうか。