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先週の土日に多くのメディアが世論調査を行った。その結果は麻生政権にとっては非常に厳しい結果であり、政権発足後2ヶ月で政権末期の様相を呈している。

相次ぐ暴言が大きく足を引っ張っての結果だが、支持率挽回にやっきになって中小企業の法人税減税や、非正規雇用の正規採用に対する補助制度など、もぐら叩き的な思いつき政策の乱発で、ますます支持率が低下すると思う。

麻生首相は「日本経済は全治3年」と繰り返し述べているが、何故全治3年かの説明が全くない。病気の診立てを行っているが、肝心の病名や原因についての説明がないため、患者である国民がとまどっているのである。やぶ医者ではなく、偽医者だ。

実際のところ、何もわからずあてずっぽで「全治3年」と言っているにしか見えない。90年代の「失われた10年」、今世紀に入ってからの「失われた10年PartⅡ」の分析を行わずして処方箋はかけないと思う。

場当たり的な経済対策は、3年しのげば世界経済が回復し、今までの「外需依存型」の経済構造が復活できると考えているのだろう。これでは、経済政策も「外需依存型」である。

日本は平均年齢43.8歳の壮年期の社会である。慎みある大人の社会はどうあるべきかのグランドデザインを示す必要があると思う。

例えば、大人の社会では持ち家が進み、住宅ローン減税にそれほど効果はあると思えないが、リフォーム需要は相当あると思う。退職金の使い道に、リフォーム費用は相当上位にランクされるだろう。

リフォームは自己資金で賄うケースが多いと思われるが、経済環境を考えてためらっている人は多いだろう。この人たちの背中を押す意味で、リフォーム減税を行うことにより、経済効果は大きいと思われる。リフォームについてはもう少し考えがあるので、明日か明後日に続きを書くつもりだ。

昨日パソコンが突然暗くなり、信号なしの表示が一瞬表れて、ストップしてしまった。いよいよかと覚悟をして再起動した。何とか正常に再起動したが、画面には「危機的トラブルから回復しました」というメッセージが表示されていた。

このトラブルの後、1ヶ月あまり不具合だったエクセルが正常に作動し始めた。よくわからないことだ。マイクロソフトのいたずらなのだろうか。

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来年度の概算予算を作成するに際して、2006年の骨太方針で定めた、2011年にプライマリーバランスを回復し、そのために財政規律を「堅持」するということから「維持」するという言葉に置き換えられた。

ニュース解説では、堅持が維持に変わったことで、「骨抜きになった」と読むらしい。堅持されてこそ守られるが、維持では骨抜きになってしまうとは、随分骨細の方針だといわざるを得ない。

問題なのは、麻生首相が相変わらずふらふらして、焦点が定まらないことだ。首相の言うように「100年に1度の経済危機」であるならば、応急措置だけでも相当のことをやらねばならず、財政規律云々の情勢ではないはずだ。

それなのに、いまだに財政規律を維持するという曖昧な表現で、実質的骨抜きを図ろうとしている。むしろ、財政規律にとらわれないとはっきり宣言するべきで、危機感が共有できるのだが、堅持を維持にするだけでは伝わらない。

子供に説明するのにも苦労するのではないか。特に「維持する」という言葉のイメージダウンは避けられまい。維持という言葉にも意地があるはずだ。
昨日は1日中寒かったが、今朝は雨模様でさらに寒さを感じる。天気予報では、午後には15度を超えるそうだが、暖かさを感じられるだろうか。今日は1日スーツ姿でいなければならず、雨の中を出かけるのが億劫だが、仕事というのではいたしかたあるまい。

終日外出のため生では見られないのだが、今日は党首討論がある。ヨーロッパでは続々と景気対策が打ち出され、対策競争のような感がある。それに引き換え、日本では補正予算の国会提出も見送られた。スピード第一を唱えながら、この体たらくでは発足2ヶ月で早くも政権末期の様相を呈している。

ブレることが迷走の最大の要因だが、信念がなく、気の利いた話にすぐ飛びつく、酒場(Bar)政治を行っているためである。新聞の見出しに。「読めない首相の真意」というものがあったが、真意がないのだから読めなくて当然である。

相次ぐ失言問題は、後見人を自負する森元首相を思い出してしまう。両者に共通するのは、知性というのか、品格というのか教養を感じないことである。一国の代表として国際舞台に出すのは恥ずかしいと思う国民が多いのではないだろうか。

最近外交舞台に登場することが多く、記者会見では「日本の主張が声明に盛り込まれた」と大見得を切っているのだが、外国の首脳からは政権基盤を危ぶまれ、2国間の会談では相手にされていないような節がある。ペルーの会議でも、まともに会談できたのは、だれも相手にしないブッシュだけだった。

官邸の動きを見ていると、オバマ次期大統領が次々に新体制の陣容を発表し、国防長官は留任という思い切った手を打つなど、チェンジを実感させて期待感を持たせているのとは、大違いである。政治に躍動感がある国が羨ましい限りだ。
仕事に追われて、更新が遅くなってしまった。総裁選の方が総選挙よりも早くなるのではないかということを、先日から書きたかったのだが、昨日は問題発言を連発しており、いよいよその感が強くなってきた。

彼がよく口にするのが、「私が会社を経営していた時の経験では」という言葉である。昨日もその「経験」によって、常識外れの(医者)が多いという発言をして顰蹙をかっている。

経験というのは何かをやったことがあるだけでは駄目で、そこから何らかの原理・原則や法則性を見出してこそ、「経験が価値あるもの」になるのである。

彼の発言からは、経験から何かを見出した形跡は微塵もないと思う。今朝のメールマガジンでも、「日本の経験」ということを述べているが、日本の経験がよかったかどうかの評価もせずに経験者面をしているとしか思えないのである。

道路特定財源の地方への配分についても迷走をはじめ、郵便会社の株式売却でも党内から批判が出だしたようだ。

これでは、解散総選挙の前に、総裁選をやるということがありそうな気もする。そんな事態になったら、先手をうってやけくそ解散をするかもしれない。

彼の祖父である吉田茂は、国会でバカ野郎といったことで解散になり、「バカ野郎解散」とネーミングされたが、彼が解散権を行使すると、「バカ野郎の解散」といわれるかもしれない。

今朝のNHKニュースのトップは、来年度予算が成立させることを優先し、解散・総選挙はその先のことだという麻生首相の、ワシントンでの発言だった。

当初は就任直後に解散するつもりだった。麻生支持に雪崩をうったのは「選挙の顔」として、最もふさわしい人物だという判断からだった。

ところが、就任直後の支持率が思ったほど上がらず、独自の調査結果では、過半数維持が困難という分析になり、急遽第二次景気対策を打ち出し、支持率の浮揚を図った。

ところが、定額給付金をはじめ、地方への道路特定財源の移譲、高速道路料金の大幅な値下げなど、目玉として打ち出したものが杜撰極まりないもので、さらに支持率を下げることになってしまい、解散先送りを余儀なくさせられたものと思う。

麻生首相の最大の問題点は、発言がぶれることであり、その要因は政治信条というか、政治哲学というのか、基本となる軸がないことにあると思う。

第二次経済対策の内容を見ても、先を見通し、全治3年というのなら、どういう治療によって体質改善を行うかを示さなければならないのに、対症療法ばかりで小手先の政策に終始している。

政治理念がないものだから、少し気の利いた話を聞くとよく吟味せずに飛びつく結果が、発言のブレの素になっていると思う。

しかも連夜のBar通いが、情報収集の主戦場になっているから尚更性質が悪い。酒場談義で政策が決められてはたまらないし、話し相手がある程度限定されているようで、取り巻き政治の弊害も出ているように思う。

政権交代が、最大の景気対策であるという民主党の主張はよくわかる。



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