忍者ブログ
[32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

国会が21日に解散され。8月30日の投票に向けて選挙戦が実質的に開始された。今回は、色々な思惑があってのことだろう、40日間の長丁場の選挙戦であり、暑いさなかご苦労なことである。

麻生首相はこの2日間熱心に団体まわりをしていることが報じられている。日本をおかしくしたことの要因の一つに、産・官・学・政・報のペンタゴンの癒着構造がある。そのうちの産・政・報の3つがここに登場している。

消費者庁を設置し、国民の目線で政治を行うと標榜している政党の党首が、選挙活動の最初に業界団体回りから始めるのは衣の下から鎧が見える典型的なケースだ。さらに、首相の団体回りを、TVカメラが追いかける必要があるのだろうか。鎧を見せ付けるためだとしたら別なのだが。

民主党の幹部が街頭演説を精力的にこなしているのとは対照的だ。不支持が圧倒的に多い首相に応援演説をしてもらうと逆効果ということで、応援依頼がないのかもしれず、やむを得ずに団体回りをしているのかもしれない。

公示日以降、どこに応援に行ったか、その勝率をチェックしてみようか。

PR

「梅雨明け10日」という言葉がある。梅雨が明けると好天が続くことを言うのだが、今朝もピカピカ天気で暑くなりそうだ。今週は連日出かけており、暑さがいっそう堪える。

相変わらず政治のニュースは自民党内のホットなせめぎ合いがトップを飾っている。昨日は、大臣の中でもっともまとも?と思われる、与謝野と石波大臣が解散日程を巡って首相と会談した。

日経の記事では、「おれはもうぶれない。21日には絶対解散するんだ」と語ったとされている。“もう”ぶれないという言葉に、これまでの右往左往ぶりや、やけくそ解散がうかがわれる。

これまで何度か解散のチャンスがありながら、ずるずると引き延ばして結果的には最悪のタイミングで選挙を迎えざるをえず、任期満了を迎えてやむを得ず解散するという判断力のない人物に、どのような選挙活動ができるのだろうか。

前回の郵政選挙の最終日に、稲毛海岸の駅前に民主党の菅代表代行と小泉首相がやってきた。午前中の菅代表代行の演説には聴衆が2~300人程度で、演説の巧みさに感心させられた。

一方、小泉首相の演説は夕闇の中で行われたのだが、聴衆は3000人はいたのではないだろうか。南口のロータリーで行われたのだが、人いきれで猛烈に暑く、閑散としていた北口とでは5度以上温度差があったのが印象的である。

任期切れまで解散に踏み切れない、人気のない首相に当時のような熱気を生み出すことはできないだろう。昔ユビ3本のスキャンダルで解散に追い込まれ、選挙応援を封印され、公示日の第一声を自民党本部の中庭でやらざるを得なかった首相のことを思い出す。暑いさなかの選挙戦であり、体調維持にはふさわしいかもしれないが…

競走馬の最大の競り市、「セレクトセール」が昨日まで3日間開催された。売上は前年の96億円から76億円と20億円もの大幅ダウンである。3日目の昨日は、とうとう1億円を超える取引は1件もなかった。例年なら優に1億円を超えそうな血統の馬が何頭もいたのだが、経済状況を反映しているのだろう。昨日競り落とした馬主はお買い得になったのではないだろうか。

都議選の投票率は前回を10%上回り、自民党にとっては衝撃的な結果がもたらされたと思う。48議席から38議席へと10議席減らしただけなのだが、中選挙区制度のオブラートに包まれているため衝撃が緩和されているだけだ。

1人区で島嶼を除いて全敗し、2人区ですべて民主党にトップを奪われ、得票率はダブルスコアの差をつけられている。この結果を衆議員選挙にあてはめると、小選挙区制度の元では惨憺たる結果になることは目に見えている。郵政選挙で民主党は東京で1つしか勝てなかったが、今度は逆の目に出そうで、東京では小選挙区で全滅する可能性もある。

これではとても解散・総選挙を行える状況ではなく、先延ばし戦術にするしかないのだが、任期は残り2ヶ月を切っており、大勢を挽回することは不可能だろう。

党首交代で、支持率アップを狙うのだろうが、安倍・福田・麻生と1年おきにトップが交替し、いずれも総裁選挙では圧倒的な勝利を得た結果の人物が1年と持たなかったのである。人を見る眼のない集団が、どうあがいても政権を手放すしかないだろう。

今回の都議選の結果で、公明党の存在感が目に付く。衆議員では自民党の1/10しか議席がないのだが、都議会では自民党の半数を超える勢力を持つことになる。小選挙区制度と、中選挙区による違いが歴然としている。

6~8人区では複数候補を擁立して全員当選を果たしたのだが、複数の候補者の得票がほとんど同じで、組織による票割が功を奏している。ここまで組織をコントロールできることに不気味さを感じる。


久し振りに朝から青空が顔を覗かせている。これで都議選の投票率も上がると思われる。前回の都議選は投票率が44%と極めて低い水準であったが、今回は有権者の関心もかなり高く、50%は超えると見られている。

先週行われた静岡県の知事選挙でも、投票率が10%以上跳ね上がり、分裂選挙になったにもかかわらず、野党候補が勝利を治めた。今回も投票率が大幅に伸びると、乱立気味になっている民主党に有利に働くと思う。

投票率の増分には政権に対する批判票の方が、政権を支持する票よりも圧倒的に多いと思われる。前回の郵政選挙の時は投票率が上がって自民党が圧勝したのだが、これは民営化反対=“保守的”勢力とみなされ、批判票が“改革”を支持する側に立ったため、大きく歪んだ結果になったのである。

小選挙区制度の元では、この投票率の増減による政権に対する批判票の動きが、オセロゲームのように一気に白になったり黒になったりして、大転換が起こる可能性が高くなる。

しかし、都議選はその点ファジーな中選挙区制をとっているため大きな動きは起こりにくいのだが、投票率が10%以上高くなるとそうも言えなくなる。

投票率がどれだけ上がるかが、今回注目すべきことだと思う。現在の政治状況に我慢ならない人が行動を起こすわけだから、今回の都議選の投票率が55%を超える様なことになれば怖くて麻生首相はとても解散はできないだろう。といっても、任期は後2ヶ月なのだが…

民主党の代表選挙が土曜日に実施される。鳩山VS岡田の元代表の一騎打ちで行われることになりそうだ。自民党の総裁選では「元」は賞味期限切れとして登場することは滅多にないが、民主党の場合は「元」の有効期限が長い。党の歴史の長さの違いなのだろう。

今回は国会議員のみの選挙になり、参議員の支持が多く見込まれる鳩山氏が優勢になっているようだ。世論調査といえるかどうかは疑問だが、日経のネット調査では岡田61%で鳩山19%の3倍の支持になっている。

衆議院選挙は「党首力」の勝負と近年言われており、党首選びには世論の意向を無視しにくくなっている。衆議員での支持がほぼ互角になっているのは、選挙を間近に控えていることが影響してのことだと思う。

世論とのギャップがどの程度生じた結果になるのか注目したい。大差で鳩山代表になると、次の衆議員選挙は…


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[11/14 NONAME]
[06/09 元沖縄通♪]
[04/28 元沖縄通♪]
[03/22 ドン・カルチョ]
[03/21 佐野]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析