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都議選の投票率は前回を10%上回り、自民党にとっては衝撃的な結果がもたらされたと思う。48議席から38議席へと10議席減らしただけなのだが、中選挙区制度のオブラートに包まれているため衝撃が緩和されているだけだ。

1人区で島嶼を除いて全敗し、2人区ですべて民主党にトップを奪われ、得票率はダブルスコアの差をつけられている。この結果を衆議員選挙にあてはめると、小選挙区制度の元では惨憺たる結果になることは目に見えている。郵政選挙で民主党は東京で1つしか勝てなかったが、今度は逆の目に出そうで、東京では小選挙区で全滅する可能性もある。

これではとても解散・総選挙を行える状況ではなく、先延ばし戦術にするしかないのだが、任期は残り2ヶ月を切っており、大勢を挽回することは不可能だろう。

党首交代で、支持率アップを狙うのだろうが、安倍・福田・麻生と1年おきにトップが交替し、いずれも総裁選挙では圧倒的な勝利を得た結果の人物が1年と持たなかったのである。人を見る眼のない集団が、どうあがいても政権を手放すしかないだろう。

今回の都議選の結果で、公明党の存在感が目に付く。衆議員では自民党の1/10しか議席がないのだが、都議会では自民党の半数を超える勢力を持つことになる。小選挙区制度と、中選挙区による違いが歴然としている。

6~8人区では複数候補を擁立して全員当選を果たしたのだが、複数の候補者の得票がほとんど同じで、組織による票割が功を奏している。ここまで組織をコントロールできることに不気味さを感じる。


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