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昨日の午前中は天気が悪かったので、“自宅待機”とした。暇つぶしに、テレビの国会中継を見たのだが、自民党のトップバッターとして登場した野田某の質問にはうんざりした。自民党議員の質問者のパターンには3種類ある。

一つ目は、上から目線の「教えてやる調」である。「小泉政権ではこうした」「橋本政権では…」など、過去の事例を持ち出し、民主党政権の“いたらなさ”を協調して、説教をするものである。昨日の野田某もそのパターンで、かっての大臣経験者や派閥の領袖に多い。私は鼻をつまみながら聴くことにしている。

二つ目は、「追求型」である。キャンキャン吠えるスピッツのようにわめきたて、政府のあらさがしに終始するもので、政策論議など一切ないものである。参議院の山本某などはその典型で、耳をふさぎながら聴くことになる。

ところで、スピッツは私の子供のころはペットとして人気が高かったように思うが、最近はとんと見かけることはない。キャンキャン吠える事が嫌われてすたれたのだろうか。

三つ目は、まともに議論をするタイプである。先日の野田聖子議員がそうであったし、名前は失念したが思わず聞き入るような質問をした議員もいる。名前を忘れてしまったのは著名議員ではないためだが、顔はしっかり覚えている。

このタイプが登場すると、鼻をつまむことも耳をふさぐこともなく、仕事の手を休めて注視することになる。昨日の小泉進次郎議員もこのタイプでのやり取りであった。これまでも何度か予算委員会の質問に立ったが、それほど印象に残る質問ではなく、親の七光り議員という印象の方が強かった。

しかし、昨日は「社会保障の世代間格差」を取り上げ、全世代型の社会保障を訴えた質問ぶりは見事だった。社会保障の論議ではともすると年金や高齢者医療制度など高齢者問題に関心が集まりがちだが、「全世代対応」という切り口での質問は新鮮だった。名質問といってよいだろう。

ふつうに働いている人は、国会中継を見る機会はほとんどないであろう。ニュースで流れるのは断片的なモノだけで、流れがつかめず評価はできないであろう。サッカーの試合で、個々の選手のその試合での活躍ぶりを5点満点や、10点満点で記者が採点することがある。

これと同じように、記者の目で議員の質問、大臣の対応を採点するというのはどうだろうか。ちなみに昨日の小泉議員には7.5、野田某は4.0、岡田大臣は4.5、野田総理も4.5、小宮山大臣はいつものさえがなかったので4.0というのが私の採点だ。
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