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昨夜はACLの試合と、なでしこの試合が間に1時間置いて中継され、先日の代表の試合のダブルヘッターに続いてのサッカー三昧となった。なでしこの試合は10時過ぎのホイッスルで、例によって魔の時間帯だったが、晩酌を工夫して控え気味にし、何とかしのぐことができた。

ふだんの晩酌は、缶ビール一本を口開けにし、次に日本酒を1~2杯、その後焼酎を1杯という流れである。料理によって、日本酒のところがワインになったり、老酒になったりする。醸造酒→醸造酒→蒸留酒という流れである。

若いころ、地獄の苦しみのような二日酔いを味わったのは、ほとんどが醸造酒の飲みすぎによるものだった。そこで、蒸留酒を交えることで“緩和”を図るというのが、今の晩酌のパターンが出来た理由だ。

昨夜の一工夫は、二番目の醸造酒のところに焼酎を登場させ、仕上げには梅酒というパターンにしてみた。梅酒は、紀州鶯屋の黒糖梅酒である。ふつうの梅酒はアルコール度数が14度くらいのものが多いが、この梅酒は25度あり、しっかりした味わいがある。

この梅酒を見つけたのは、新聞紙にくるまって陳列されており、目を引いたからだ。最近、日本酒では新聞紙でビンを隠すように包装されているものが目立つようになってきた。何となく、秘蔵の酒のような感じがして、ついつい手を出してしまう。今年になってからも、二本試してみたが悪くはなかった。

欠点は、ラベルを直接目にすることはないので、ブランド名を忘れてしまうことだ。行きつけの原田酒店で、昨年の秋くらいから新聞紙にくるまれた4合瓶が20本くらい陳列されているコーナーができた。これが鶯屋の梅酒のコーナーで、20種類くらいの異なる風味の梅酒が並んでいる。

前から気になっており、先日とうとう試しに買ってみたが、これがナイトキャップにぴったりで、お気に入りの仲間入りをしてしまったのだ。梅酒のロックをチビチビ飲りながら、なんなく魔の時間帯を乗り越え、なでしこの試合を堪能できた。

ドイツを相手に互角の戦いぶりであり、なでしこのレベルアップを再認識させられた試合だった。それにひきかえ男の方は、代表の不甲斐ない戦いぶり、一昨日開幕したACLでも、FC東京が勝っただけで、不振が目に付く。

そんなことを考えていたら、夜中の3時を超えてしまい、梅酒が空になってしまった。今日は梅酒を買いに行かなければならない。次はどのフレーバーにするか楽しみだ。


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