社長のブログです
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今日は書きたいことが二つある。一つはNOVAの再建策について、もう一つは広島東洋カープの経営姿勢についてである。
NOVAは猿橋元社長の経営責任は徹底的に糾弾されなければならないが、保全管理人の弁護士の行動も大きな問題であり、もっとメディアは追求すべきではないだろうか。 保全管理人の説明では、講師陣の雇用確保を最優先させ、その意味では「破格の条件」だったということで、名古屋のジー・エディケーションへの譲渡を決めたということである。とんでもない話だと思う。 被害救済の最優先されなければならないのは、既に授業料を前払いしている受講生であるはずで、これも通常の25%という「優遇措置」で追加料金を支払えば受講できるという「好条件」であるという弁護士の説明は納得できない。 そもそも譲渡先のジー・エディケーションは、これまでも経営に行き詰った外食産業を、安値で買い漁ってきた企業で、NOVAと同じようないかがわしさを感じさせるところであり、今回の方針決定はおかしいと思う。このような時にこそ、メディアは“社会の木鐸”としての力を発揮するべき時ではないだろうか。 もう一つのカープの問題は、エースと4番打者がFA宣言したことである。特に4番打者は涙を流しながらのFA宣言であった。広島育ちで、子供の頃から憧れの球団であり、そこで中心選手とまで登りつめた男の抗議の姿勢であると思う。 広島はこの10数年球団経営は黒字だそうである。人材育成球団として、過去にもFAで江藤や金本などを放出し利益を得、それをチーム強化のための再投資を行わなかったことによる黒字である。 この黒字を重ねてきた期間の成績は、一度もAクラスには登場してこなかった。メジャーでもアスレティックスのような育成型球団はあるが、それでも度々優勝争いには顔を出している。昨日のブログでも触れたように、スポーツ・クラブの経営においてはまず「勝利」ということを優先すべきではないだろうか。 09年には新しいスタジアムができそうだが、この分では閑古鳥が鳴きそうだ。 PR 土曜日のこの欄で小沢代表のブレについて書いたが、昨日になって代表辞任ということで現実のものとなった。これで政治の世界はますます混乱し、収拾がつかなくなるのではないだろうか。 それにしても、小沢の罪は重いと思う。小渕政権がニッチもサッチも行かなくなったときに自自公連立で窮地を救い、今度もねじれ国会で政権が立ち往生している時に自爆による救済策だ。 辞任の理由は、大連立に全員反対したことが理由らしい。思うとおりに行かなくなるとすぐに嫌気がさす性格で、大人の対応ができない人だと思う。これで政治生命は終わりだろう。 天下の悪法である小選挙区制度を強引に推し進め、黒白はっきりつける政治の仕組みを作りながら、一方で連立政権を推し進めようとし、反対が多いと投げ出すというのは許せない行為ではないだろうか。本当に腹が立つ。 民主党の内紛により自民党は息を吹き返すのだろう。こんな政治をやっている連中が、国益を論じ、教育制度をとやかく言う資格はあるのだろうか。とにかく週の初めから気分の悪いでき事だ。
nombey-yoiyoiさんから、「落合名監督論」に対して痛烈な批判のコメントが寄せられた。確かに、「勝てばよい」というのは「儲かればよい」という風潮と同じ流れにあり、勝利優先の采配は夢や希望をなくすものだと思う。
野村もサンスポで落合の投手交代について、「私を含めて監督なら10人が10人、ヒットを1本打たれるまで続投させただろう」としている。これが常識的な采配であろう。 チームスポーツで個人の記録をどのように考えるか、評価するかという問題である。同じチームスポーツでも今現在行われている大学駅伝のようなスポーツは、個人の記録の積み重ねがチームの記録になるものであり、個人の記録とチームの記録はイコールである。 しかし、球技の場合は個人記録よりもチーム記録が優先されるものである。選手の意識としてもチームの勝利が個人の記録よりも優先されており、個人記録のために監督批判を行ったファイターズの金村投手のようなケースは稀であり、金村のその後置かれた立場を考えるとそのことが表れていると思う。 連続試合出場などは、監督にとっても非常に迷惑な話ではないだろうか。常にベストのパフォーマンスを維持できているのならともかく、満身創痍で連続出場を続ける金本が阪神優勝の足を引っ張った可能性もある(若手のチャンスもそれだけ奪っているのではないだろうか)。 勝利=優勝があってはじめて個人記録が意味を持つことは、3度の3冠王に輝いた落合自信が最もそれを感じているのではないだろうか。単純に「勝てばよい」ということではなく、チームとして何を優先させなければならないということを示したものだと思う。→チョッと苦しい言い訳か? それにしても、消化試合の完全試合でなく、真剣勝負の場面であり、めったに目撃できない(私自身これまでに見たことがない)完全試合は観たかった気もするが。
自民党と民主党の大連立の動きには驚いた。NHKの迷宮美術館を見ていたところ、突然連立協議のニュースがテロップで流れた。息子たちの反応は、これを受け入れると次の選挙では民主党が駄目になるというものであった。
小選挙区制度の下で、大連立がありえるのかというのが私の直感である。小選挙区制度は国民の選択の自由度を著しく損ねる悪法だと私は思っている。それが大連立になるともっと選択の自由度を奪うことになり、政治に対するチェック機能は全く働かなくなる。 ねじれ現象のために政策遂行が困難になっていることが理由だそうだが、そうだとするならば直ちに衆議院を解散し、国民に信を問うのが筋道だ。国民の審判を受けない総理が2代続いている(結果的には審判を受けて退陣に追い込まれたのだが)。 今回の舞台裏では、「大連立論者」のメディア業界のボスが動いたとされている。メディアは権力の横暴をチェックすることが大きな使命のはずであり、メディアのトップが権力構造の中にどっぷり入り込んでいるのはいかがなものかと思う。 それにしても小沢はその場で決断せず、なぜ持ち帰って議論をしようとしたのだろうか。これで再び政界再編の種を蒔かれたことは確かなようである。どうも小沢という人は肝心な時にぶれるような気がしてならない。政治家はぶれたらおしまいだと思う。 予想通り、落合の采配については非難の声が多くあがっている。落合はマスコミの応対が上手くないというか、記者に面白いコメントを発しない人であり、そのためにマスコミには人気がない。 そのため落合非難はすぐに報道されるが、落合はぶれない監督であり、そのことが選手の信頼を集めているのではないかと思う。山井を続投させて打たれてもほとんど非難はないだろうが、岩瀬を送って打たれたらどれだけマスコミに叩かれるかわかったものではない。このことからも落合の決断は讃えられてよいと思う。
久し振りの雨模様だが、南風の影響か思ったよりも肌寒さは余り感じず、心地よい雨である。天気予報では昨日の昼頃から雨の予報だったが、雨が降り出したのは夜中からであり、半日予想が外れている。
長期予報も発表されたが、今年の冬は最初は暖冬でスタートするが、その後は厳しい寒さが来るという予報になっている。1日後のことも当たらないのに、3ヶ月先がどれだけあてになるのだろうか。ラニーニャの発生の時は、猛暑、寒冬になるというのが定説ではあるが。 カリフォルニアの山火事は、昨日の時点で東京都の面積の7割に相当する範囲まで被害が広がっているようである。カリフォルニア州の面積は日本とほぼ同じくらいであるから、その深刻さが良く分かる。 猛烈なハリケーンや大規模な山火事の発生は、地球の気候異変とは無縁ではなかろう。環境問題に後ろ向きなアメリカ(ブッシュ政権というべきか)も、このままの姿勢を続けることはできないだろう。 京都議定書の後をどのように進めるかという事で、COP/MOPという会合が毎年開かれており、今年も昨日までインドネシアで開催された。環境問題はセキュリティ問題と並んで、国際協調が必要な事柄にもかかわらず、国益が邪魔をして総論賛成各論反対の議論から前進しないようである。 発展途上国に規制の網をかけようとするならば、先進国側はそれまで発展のためという名目で、それまで犯した罪を償うための制度を創るべきではないだろうか。 国益は国境があってはじめて成立するものである。大気や海水という国境警備ができない場面に起こる環境問題は、国益とは無縁のものであるはずなのだが。 国際協調のための新しい“知恵”がでてこないものだろうか。 |
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