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寒い朝であるが、曇り空でまだ雪は降っていない。午後には雪になりそうで、明日まで降り続くという予報になっている。今日は一日外出しなくてもよいような準備はしていたのだが、さらに月曜日にも雪マークがついており、覚悟をしなければならない。

辞めろと言われて、覚悟が出来ていない男が二人いる。一人は、民主党の小沢元代表だ。検察審査会の強制起訴を受けて、民主党の執行部が処分をするため、昨日代表との会談が行われたが結局物別れに終わり、来週にも何らかの処分が行われることになりそうだ。

私は、起訴されたことを理由に処分を行うことには反対だ。推定無罪の原則があり、しかも検察の捜査に問題があるため、起訴ということだけで責任を問われるのはおかしいと思う。

しかし国会招致には賛成だ。政治とカネの問題は、起訴された嫌疑だけではない。政党助成金を流用し子分に5百万円ずつ配った件は、法的に問題はないかもしれないが、道義的には大きな問題だと思う。国会招致を拒否したことを理由に処分を行うのは許される。

もう一人辞めない男はエジプトのムバラク大統領だ。国民に対して夜に重要な演説を行うと発表され、側近の思わせぶりな発言も重なって辞任必至の見方がされて、今朝の新聞には辞任のニュースが流されていた。しかし、期待に反して(?)、日本時間の朝6時から行われた演説では、結局9月の任期満了で辞任するということで、何の進展もなかった。

これで、恒例となっている金曜礼拝の後のデモは一層激しくなるのは目に見えており、引きずり降ろされる可能性が高くなったのではないだろうか。

菅首相のように空気を読みすぎてフラフラするのも困りものだが、空気を読むことを全くしない権力者も問題だ。この逡巡により、どれだけ血を流す人が増えるのか気がかりだ。
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昨日の朝は小雪混じりの雨で、非常に寒かった。ところが、昼には一転して暖かくなり、一日で真冬と春とを行き来した。天気予報の通りである。

今朝は好天で暖かい朝だが、予報では今夜から雪とのことで、明日の祝日は雪かきに追われそうとまで述べている。昨日のように雪がちらつくのではなく、積雪を予想している。

太平洋側の積雪は、低気圧が日本の南岸を通過し、上空に寒気が張り出した時に生じるものである。高校生の頃、登山のために読んだ気象の本には、この低気圧が台湾近くで発生するので“台湾坊主”と呼ぶと書かれていた。今晩からの降雪はこの台湾坊主がお出ましになるということだ。

今朝の日経には、「北極海の高気圧 日本に豪雪呼ぶ」という見出しの記事が掲載されている。

海洋研究開発機構の研究で、北極海の中のバレンツ海とカラ海の周辺に張り出す高気圧の影響で、西シベリアに寒気が蓄積しそれが日本に流れてきて日本に豪雪をもたらすというメカニズムを発見したというものだ。

バレンツ海に高気圧が張り出してから、7~10日後に寒気が日本に到達するとのことであり、10日先の豪雪が予想されるなら、何かと重宝されそうな研究成果だと思う。

はるか彼方の気象現象が日本に影響をもたらすものとして、南米大陸沖のエルニーニョやラニーニャが良く聞く言葉だが、これからはバレンツ海高気圧という言葉をよく耳にするかもしれない。

ところで、バレンツ海の高気圧が7~10日後の豪雪が予想できるものなら、その高気圧を発生させるメカニズム(例えば北海やアイスランドの気象条件など)を知りたくなる。半月後の予測が可能になるからだ。

それがわかると、仮に北海高気圧と名付けると、北海高気圧の発生メカニズムを知りたくなり、アフリカ大陸の西岸や北米の東海岸辺りに目がゆくことになるのだろう。

これをドンドン進めるとグルグル回りでわけがわからなくなってしまいそうだ。気象学にスパコンの出番が多い理由が良くわかる。
久しぶりのお湿りは、乾燥肌に悩む年寄りには恵みの雨だが、このところの暖かさに馴染んできた身体には少しつらい。週末にはもう一段スケール・アップした低気圧のために雪が予想されている。春が待ち遠しく、「歩き始めたミヨちゃん」の心境だ。

春がなくなった相撲は、夏も来ないかもしれない。携帯電話の不具合が頻発しているためだ。今回の騒動のきっかけは、昨年の野球賭博の際に押収された関係者の携帯から、消去されたメールの記録が復元され疑惑が浮かび上がったためだが、脛に傷を持つ連中にとっては、証拠隠滅の唯一の手段は携帯を隠すしかないのだろう。

状況証拠としては、携帯の提出を拒んだ力士は限りなくクロに近いようだ。問題は、14人の携帯にこだわりすぎて、事件が矮小化して捉えられてしまうことだ。

14人の黒白を付けるのが調査委員会の目的ではないはずで、過去に遡って膿を出し切るのが使命だと思うからだ。キーマンの中盆がどのように“伝統”を継承してきたのかが焦点だと思う。

調査の進展いかんによっては、親方連中にも類が及び秋も来ないかもしれないのだが。

ポカポカ陽気が続いている。この気候を身体は歓迎しており、“寒の戻り”は受け付けない感じだ。エアコンの稼働率を下げないと、電気代が尋常ならざることになりそうだ。

石油もそうだが、資源価格が高騰続けており、輸入食品も値上がりが続いている。新興国の需要が増えたことと、先進国の金融緩和による投機マネーによるものである。

毎度のことながら、投機マネーの動きは腹立たしいことである。日本は円高の恩恵があり多少は緩和されていると思うのだが、世界規模でみると資源高騰が生活にダメージを与えている国が多いと思われる。

チュニジアやエジプトの政治の混乱の背景にもなっているのではないだろうか。気になるのは、お金に対する考え方の違いである。物価高騰の原因として矛先が投機マネーに向かえば、お金に対する考え方からイスラム原理主義が力を持つようになるような気がする。

エジプトがどのような終息を迎え、どのように飛び火していくのか気になるところだ。

自国の経済活性化のための金融緩和策が、回り回って親米政権から反米政権を生み出すとしたら皮肉なことだ。
ようやく春の臭いが感じられるようになった。季節を分ける節分の言葉通りである。節分の豆まきといえば力士と歌舞伎役者がニュースネタになるが、昨日はどの関取も寡黙だった。存廃の危機にさらされ、来年の豆まきに呼ばれるかどうかわからない事態になっているのだから当然だろう。

野球賭博の問題では、違法行為ではあるが“やんちゃ”のしすぎということで、寛容な眼で見る向きもあったと思うが、八百長問題は本質にかかわる問題でもあり、春場所の開催は許されないだろう。歳を取るに従い、相撲が好きになってきただけに残念だ。

相撲の魅力は立ち会いにある。はじめて相撲を見る外国人が不思議に思うのは、立ち会いを誰が合図をしているのかということが一番多いと言われている。

対戦する力士同士が呼吸を合わせるということが理解できないらしい。呼吸を合わせるのだが、いかに自分の呼吸に合わせるかの駆け引きがあり、初場所の白鵬が稀勢の里に負けた一番は白鵬が相手に合わせてしまったためだと私は思っている。

「阿吽の呼吸」を大事にする精神が、八百長を生み出す土壌になっていたのかもしれない。これから徐々に明らかになってくると思うが、今回のキーマンは三段目の力士であると思う。

業界用語では、八百長の仲介人を「中盆」というらしい。読み方や語源はよく知らない。一昔前の週刊誌による八百長スクープのおりには、横綱の付け人が中盆として走り回っているとされていた。

仲介者は動きまわることが必要であり、ベテランの幕下力士が最適なのだろう。今回の三段目力士は31歳のベテランであり、30を過ぎるまで芽が出ないと普通はとっくに廃業をしているはずなのが、裏も表も知り尽くした“阿吽の呼吸をわかる”人材としての価値があったのだろう。

今朝のNHKのニュースを見ていると、三段目力士が巡業で相撲甚句をうたっている姿が放映されていた。“国技”としての伝統を示す一環として、巡業では相撲甚句やしょっきりが披露されるが、その大事な役目も担っていたのである。

並みの三段目ではないのである。“伝統”は引き継がれるものである。今回の調査で、中盆の伝統をどこまで遡れるのだろうか。何代目まで遡って検証できるかで、相撲協会の自浄能力を判断できるのではないだろうか。

何とか9時前に更新できた。



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