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小中学校の学力テストが、今年は抽出ではなく悉皆調査の形式で実施され、今朝の新聞には問題が掲載されている。紙面に掲載する関係からか文字が小さすぎて、老眼の身にはとても辛いものであり、小学6年生の国語の拾い読みになってしまったが、ボリュームも多くかなり難しい問題が多いように感じた。「見れる」と「見られる」という表現についての年代別のデータを読み解く問題があり、大人でもかなり手こずるのではないだろうか。小学生だけでなく、大人の正答率も気になるところだ。

最近気になる言葉の一つに、“挑発”という言葉がある。北朝鮮の最近の行動に、「北朝鮮による“挑発”」という言葉を用いられているのだが、私にはどうもその言葉遣いに違和感がある。「ミサイルを撃つぞ」、「東京を火の海に」というのは、私の感覚では挑発ではなく“脅し”の方がふさわしいように思う。

手元にある新明解国語辞典によると、挑発の意味として「ことさらに敵対行為や欲情を起こすように仕向けること」とある。相手に意図的に行動を起こさせるようなことを意味していると思うのだが、北朝鮮の一連の行為や言動は、アメリカや韓国、あるいは日本に何かを仕掛けさせることを意図しているのではなく、怖がらせて自分の意を通そうとしているようにしか見えない。

ミサイルの発射実験や核実験を繰り返して自分に有利な交渉に持ち込もうとする態度は、武器をチラチラ見せてみかじめ料を脅し取る暴力団の行動と同じパターンであり、挑発ではなく“脅し”と表現した方がふさわしいのではないだろうか。

挑発という表現がふさわしいのは、相手がどんな反応を示すかわかっているのに、大挙して靖国神社に参拝するような閣僚や国会議員の行動ではないだろうか。

私は別に“自虐史観”を支持するつもりはないのだが、朝鮮併合から満州国の建設、日中事変までの一連の行為を正当化しようとする最近の流れ(昨日も超党派議員が教科書検定に意見書を出している)は、どうも気になってならない。
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