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今朝は涼しさを呼ぶ北東風が吹いており、8時の気温が21度、Tシャツ半ズボンで散歩していると寒いくらいだ。今テレビをつけたら50KM競歩の中継が流れている。なんと日本選手がトップ争いの3人の中に入っている。レースが終わってから続きを書こう。

とんでもない結末になってしまった。無理なペースで上位争いに加わっていた山崎選手が、フラフラになり競歩というより散歩状態になって頑張っていたところ、係員の誘導ミスで1周早く競技場に入り失格になってしまった。

2KMの周回コースで、周回遅れの選手が混ざり合う中でのことであり、誘導員にも気の毒であったが、明らかに誘導員のミスである。

昨年のサンスポ千葉マラソンでも、海岸通から稲毛海浜公園を周回するルートで、誘導ミスで2.5KMも短くなってしまい、全員の記録が無効になることがあった。ボランティアが誘導員をやっていたのだが、出口に設定している場所をボランティアの勘違いで開けてしまったためのケースであった。

大勢のボランティアの協力でロードレースは大会運営をされているのだが、周知することの難しさを感じさせられる出来事だった。今回のケースでは、周回をカウントする係りのミス、誘導員に伝える方法のミス、誘導員のミスの3通りが考えられるが、あってはならないミスであり、原因は速やかに公表すべきだと思う。

単純なミスなのだろうが、今後の大会運営のマニュアルに付け加えられるべきものであると思う。

それにしても、画面で見る限り大阪はまだまだ暑そうであり、東京と大阪の温度差を感じる。今夜はリレーに期待だが、メダル圏内に居ることで力みが出ることだけが心配だ。
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今日で8月も終わりだ。2007年の夏というと猛烈に暑い夏だったということで想い出すのではないだろうか。一昨日あたりからようやく猛暑を抜け出した感があるが、9月10日くらいまで夏バテの症状が続きそうな気がする。

今日も陸上の話である。棒高跳びの予選に登場した沢野選手は、一度もまともなジャンプをすることができず、予選落ちをしてしまった。足がつったそうである。

400Mの金丸はスタート直後に肉離れ、入賞圏内にいた競歩の選手も足がつっており、200Mの末続も足の痙攣である。これだけ足の故障が続出するのは異様である。

脱水症状が原因と見られる。キューバの女子ハンマー投げでメダルを獲得した選手のコメントは「大阪の気候はキューバによく似ており、力を発揮しやすかった」というものである。キューバといえばカリブ海に浮かぶ熱帯地方というイメージがあるのだが、その気候とよく似ているというのは今年の夏の異常さを物語るものだろう。

今年の夏の気候は地元の利ではなく、気象的にはアウェイの状況なのだろう。日本人は暑さに弱いことが証明されたような気がする。

テレビを見ていて気になったのは、沢野や末続が登場する前後に、彼らが出ているCMが流れることで、何とも興醒めな感じがして、CM効果はマイナスになるのではないかと思う。高橋尚子もそうだったが、陸上競技の選手がCMに登場するようになると成績は落ちだす。ハングリーさが必要なのだろう。
昨日から温度が下がり、寝苦しさから解放されたからか、今朝は7時半までぐっすり寝込んでしまった。いかにこれまでの暑さでダメージを受けていたのかよくわかる。

陸上の世界選手権は連日TBSで放映されており、つい見てしまう。日本選手の予選落ちラッシュで、観客はかなり少ないのが見て取れる。参加標準記録というのが世界選手権やオリンピックの陸上にはある。これは、勝負になる記録のラインを示しているものとも取れる。

これまで、日本の参加選手は参加標準をクリアした選手だけが参加していたが、今回は地元開催ということもあり、全種目に代表を送り出すということで、世界のレベルとの開きが大きい種目の選手も出場しているために、余計にひ弱な感じがするのだと思う。

特に投擲種目はそれがより鮮明である。室伏のハンマー投げ以外は、日本記録を更新しても予選通過記録に届かない種目ばかりであり、農耕民族に狩猟民族の武器がルーツにある投擲はあわないのではないだろうか。

標準記録に届かない選手を排除すれば、みじめな感じは大分解消されるのだろうが、投擲種目など世界レベルと大きく開いている種目のマイナー化がかなり進んでしまうのだろう。

女子の短距離種目も永らく世界大会に参加していない低レベルの種目である。しかし、世界選手権でのリレー種目への参加が決まると、俄然盛り上がり始め、昨年あたりから国内大会では接線が展開され面白い種目として注目されだした。

しかし、100Mも200Mも一次予選でビリになっての敗退であり、この2年ほどの活況は所詮コップの中の嵐だったことが良く分かってしまった。

日本には盆栽という見事な文化がある。コップの中の嵐も盆栽として楽しむべきなのかもしれない。

ところで、巨人が今札幌ドームで主催試合を行っている。2日間とも観客動員が3万人を切っており、ハムの動員数を下回っている。5年前には考えられない減少で、巨人人気の凋落、日本ハムの地元密着の強さを改めて感じさせられる。
内閣と自民党の役員人事が昨日行われた。社民党の福島党首の「お友達役員とPTA内閣」というコメントが実にピッタリする。派閥の領袖クラスやベテランが多数起用されているが、どちらかというとこれまで女房役を努めてきた人が多く、「怖い親父型」が少ないように思うのだがどうだろうか。

世界陸上は、期待の室伏も6位に終わり、盛り上がっているのは織田裕二だけかもしれない。「このままではメダル0も」という記事もあるのだが、この前のマラソンの団体金メダルと騒いでいたのは何だったのだろうか。

走り幅跳びの池田や400M障害の為末など、期待されて予選落ちしてしまった選手には共通点がある。いずれも直前のヨーロッパ遠征で不振だったこと、スピード強化に昨年から取り組み、スピードは向上したのだが、本業には生かせなかったことである。

スピード強化が、本業の技術に微妙な影響を与え、修正ができないままに本番を迎えてしまい、結果を残せなかったのである。ただし、この修正が来年までに完了すると、北京では花開くかもしれない。

後、期待できそうなのは、リレーと末続の200Mくらいで、女子マラソンは何が起こるか全くわからない(全く下馬評に上らなかった選手が暑さの適正でスイスイということが起こりうる)。

末続も今シーズンあまり試合に出ていないが、まずまずのタイムが出ており調子はよさそうである。彼の強みは1次はもちろん、2次でも流した走りで予選通過ができそうなことである。朝原のように初日にパフォーマンスを全開にしてしまい、2日目にガス欠を起こすようなことにはならないだろう。

準決勝で全力を出せば十分ファイナルに進出できると思うが、決勝では抜け殻になってしまうかもしれない。

これまでリレー種目は最終日に決勝が一斉に行われていたのだが、今大会は日程がずらされており、100Mのチャンピオンのタイソン・ゲイは400リレーとマイルリレーの両種目に登場しそうである。
マイルリレーでどれだけ凄いパフォーマンスを見せてくれるかを楽しみにしている。

昨日の1万メートルの終盤の駆け引きは見ごたえがあった。ラストの800Mは2分を切るスピード勝負であり、最後のスプリントの迫力はライブ観戦した人には一生の思い出になるのではという気がする。
今朝は久し振りの雨模様、8時の気温が24度でエアコンのお世話なく仕事ができそうである。東京電力のでんき予報では今日の最大電力予想は4950万Kwで昨日よりも大幅な減少となっている。供給電力は6010万Kwであり、昨日から400万Kwも少なくなっており、こまめな調整がされているようだ。

昨日は高校野球の決勝に、サッカーが2試合あり、スポーツ好きにとっては忙しい1日だった。逆転満塁ホームランの高校野球で、スポーツ紙の一面は決まりと思ったのだが、コンビニの店頭でのチェックでは、高校野球が1面になっているのはどこもなかった。

これも佐賀が地味な故なのだろうか。ちなみに何がトップとして取り上げられたのかを見ると、サッカーのカメルーン戦が2紙、オリンピック代表、朝青龍の外出、競馬の今週開催決定、ホリンズのホームランが各々1紙ずつであった。ホリンズのホームランが1面になったのは、巨人の機関紙と称される新聞である。

一昨日から「世界競泳」という怪しげな大会が始まっており、今週末からは陸上の世界選手権、来月はじめからはラグビーのワールド・カップとスポーツイベントの目白押しである。

世界競泳は習志野の駅前にある千葉国際水泳場で開かれている。ふだんは一般にも開放している施設で、2時間500円で利用できる。50Mプールが2面あり、ゆったり泳げるので何度か利用したことがある。

家から15分で行けるので、試合をちょっと見ようかと思いHPでチケットを確認すると、午前中の予選は全席自由席で2000円だが、夕方の決勝は指定席で5500円と8000円、自由席で3500円となっている。

覗くだけにしては高すぎるので断念した。大阪の世界陸上は前売りチケットの販売不振というニュースが流れていたので、チケットがいくらで売り出されているのかついでにHPでチェックしてみた。

驚きである。予選が中心の午前セッションと、決勝が行われる午後セッション(実際は夕方から夜にかけて行われる)にチケットが分かれているが、午後セッションではS席(16000円)、A席(12000円)、B席(9500円)、自由席(6000円)が休日の前売り価格である。

当日はこれよりも1000円高く、平日は1000円から2000円安くなっている。世界のトップアスリートが集うとはいえ、最低でも6000円を払わなければ見ることができないとは、余りにも高すぎるのではないだろうか。ましてや、大阪での開催である。

生で観戦するよりも、テレビでお楽しみくださいというテレビ局の陰謀ではないかと思う価格設定である。これでは大阪でも盛り上がりに欠けるはずである。スポーツマーケティングの底の浅さを感じる出来事ではないだろうか。


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