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内閣と自民党の役員人事が昨日行われた。社民党の福島党首の「お友達役員とPTA内閣」というコメントが実にピッタリする。派閥の領袖クラスやベテランが多数起用されているが、どちらかというとこれまで女房役を努めてきた人が多く、「怖い親父型」が少ないように思うのだがどうだろうか。

世界陸上は、期待の室伏も6位に終わり、盛り上がっているのは織田裕二だけかもしれない。「このままではメダル0も」という記事もあるのだが、この前のマラソンの団体金メダルと騒いでいたのは何だったのだろうか。

走り幅跳びの池田や400M障害の為末など、期待されて予選落ちしてしまった選手には共通点がある。いずれも直前のヨーロッパ遠征で不振だったこと、スピード強化に昨年から取り組み、スピードは向上したのだが、本業には生かせなかったことである。

スピード強化が、本業の技術に微妙な影響を与え、修正ができないままに本番を迎えてしまい、結果を残せなかったのである。ただし、この修正が来年までに完了すると、北京では花開くかもしれない。

後、期待できそうなのは、リレーと末続の200Mくらいで、女子マラソンは何が起こるか全くわからない(全く下馬評に上らなかった選手が暑さの適正でスイスイということが起こりうる)。

末続も今シーズンあまり試合に出ていないが、まずまずのタイムが出ており調子はよさそうである。彼の強みは1次はもちろん、2次でも流した走りで予選通過ができそうなことである。朝原のように初日にパフォーマンスを全開にしてしまい、2日目にガス欠を起こすようなことにはならないだろう。

準決勝で全力を出せば十分ファイナルに進出できると思うが、決勝では抜け殻になってしまうかもしれない。

これまでリレー種目は最終日に決勝が一斉に行われていたのだが、今大会は日程がずらされており、100Mのチャンピオンのタイソン・ゲイは400リレーとマイルリレーの両種目に登場しそうである。
マイルリレーでどれだけ凄いパフォーマンスを見せてくれるかを楽しみにしている。

昨日の1万メートルの終盤の駆け引きは見ごたえがあった。ラストの800Mは2分を切るスピード勝負であり、最後のスプリントの迫力はライブ観戦した人には一生の思い出になるのではという気がする。
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