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雪になるかもしれないとの事だったが、どうやら雨で収まりそうだ。不慣れな雪道を歩かずに済み助かる。

この数日のスポーツニュースはゴルフの石川遼のアメリカツアー参戦と、WBCの合宿の2つに集中している。例年ならプロ野球のキャンプのニュースでもう少し盛り上がるのだが、新人にこれといったメディアが取り上げたくなるような選手がいないこと(巨人の太田が当初は注目されていたがすぐに二軍落ちしてしまった)、スター選手がWBCの合宿に行っているためでもある。

このWBCの合宿に、連日4万人の観衆が詰め掛けている。人口100万人ほどの県で平日にもかかわらずこれだけの見物客を動員するのだから驚きである。ガソリン代や飲食で1人1000円は出費するだろうから、ちょっとした経済効果であり、知事が宮崎牛20キロを差し入れても十分ペイするのではないだろうか。

サッカーのW杯がそうであるように、チームスポーツ=球技の国際大会は盛り上がる。ふだんのリーグ戦にはほとんど関心を示さない人も、この時だけはナショナリズムを刺激されるのか、テレビの前にかじりついて応援する。

特に今は底の見えない不景気の谷にはまり込んでいるのに、資質の疑われるリーダーが迷走しており、国民のイライラはピークに達している。今回のWBCは前回以上に盛り上がるのではないだろうか。

最初の盛り上がりは、33人の合宿参加者から28人に絞られる代表選考だろう。松中を選んでほしいのだが、プレッシャーに弱いイメージがあり、どうなのだろうか。

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今朝も10度を超え、暖かな朝になっている。しかし、この冬一番という寒気が南下しており、関東では夕方から寒くなり、明朝の最低気温は0度の予想である。体が悲鳴を上げそうだ。

このところ、景気の悪化に悲鳴を上げて、企業がスポーツから次々に撤退している。昨日は、アイスホッケーを支えてきた西武が、日本選手権のタイトルを置き土産に活動をストップした。

日本のアマチュア・スポーツ界は企業スポーツとして発展してきた面がある。欧米のクラブ型スポーツとは異なる日本独特のスポーツ文化である。企業としては宣伝効果だけでなく、従業員のモチベーションアップや、イメージアップも図れ、選手の側としても引退後の仕事の場の保証というメリットもあった。

バブル崩壊の時に、ニチボー貝塚のバレーをはじめとして廃部が相次ぎ、今回はそれに続く大量廃部の波がやってきた。業績悪化の中での経費削減ということもあるが、廃部というカンフル剤を投入することにより、引き締め効果も狙いにあるのではないだろうか。

スポーツに限らず、文化というのはパトロンの存在があって発展してきたという性格がある。日本でも大名家の「お抱え」というメセナ活動により、相撲や茶道、将棋などの伝統が受け継がれてきた。ノブレスオブリージと言えようか。

今後は企業にだけ頼るのではなく、地域に根ざした「スポーツクラブ」的動きが主流になるかもしれない。地域が「旦那」になるのである。サッカーのJリーグはそれで成功を納めつつあるし、社会人野球のクラブ化にもその兆候が見られる。スポーツのマーケティングが確立し、新たなビジネス・モデルがこのような活動の中から生まれてくると思う。

この中核となり、コーディネーターの役割を担うのが自治体ではないだろうか。金を出すのではなく、智恵を出す役割である。

アメリカンフットボールのオンワード、アイスホッケーの西武、バレーの武富士など廃部が決まったクラブがどのように存続の道を探るのか注目だ。
昨夜のサッカーは観ている者にとっては消化不良の内容であった。ボールを6割以上支配し、ピンチらしいピンチもなく内容的にはオーストラリアを圧倒していた。アウェーでの戦いということでオーストラリアが守備的になっていたということもある。

物足りなさを考えてみたのだが、両サイドからの崩しは見られたものの、ペナルティエリアの中で思うように動けなかったことが大きな理由だと思う。日本にピンチはなかったが、決定的なチャンスもほとんどなかったのはそのせいである。

とりあえず引分で勝ち点1を増やして8とした。勝ち点12がボーダーラインで、13になると当選確実だと思う。南アフリカへの切符を手に入れるまでには後5が必要で、1勝2引分以上が条件である。来月にホームで行われるバーレーン戦に勝つことでぐっと近づく。

昨夜の試合には6万5千を超える観衆がつめかけた。因縁の相手ということでサポーターの関心が強かったのだろう。さらに、国際試合は、水曜に行われるのが慣例であるのだが、昨日は祝日ということもあって足を運びやすかった事もあると思う。

ドイツW杯で残り6分に3点を奪われた「オーストラリア・ショック」以来、サッカー熱が急速に下がったといわれるが、6万5千人の観客ということに、まだまだサポーターの支持の熱さが伝わってくる。

昨日の試合でさすがという動きに見えたのは途中出場の大久保であり、中々やるなと感じたのは左サイドの長友である。次のバーレーン戦に期待しよう。
進退がかかった場所で朝青龍が優勝を飾った。柏鵬時代に柏戸が長期休場の後、千秋楽で大鵬と全勝同士で対決し見事に優勝を飾った時のことを思い出してしまった。あまりの結末に、石原慎太郎が八百長発言をして物議をかもしたのもその時だ。

今回もできすぎのような気がするが、一方では大関陣の不甲斐なさも目立った。特に日本人大関のロートル3人組だ。8勝7敗が2人に、途中休場である。このところ毎場所のように「カド番」大関がおり、かろうじて翌場所8勝7敗でしのぐのが目立っている。

横綱審議委員会で、朝青龍イジメばかりやらず、大関の引退勧告をしたらどうなのだろうか。少なくとも年間を通じて負け越しているような大関を排除しないと、土俵の活性化は図れないように思う。

昨日はもう一つ復活があった。渋井がようやくマラソンのレースをして、8年ぶりの優勝をした。彼女のこれまでのレースぶりは、マラソンは30kと勘違いをしているのではと思うほど、前半独走しながら後半に躓くというレースを繰り返してきていた。

昨日は前半のスローペースに自重し、ラスト10kでスピードアップして後続を振り切った。これで一皮向けたのではないだろうか。私のご贔屓の赤羽も終盤置いていかれたが、初マラソンとしてはまずまずである。彼女の走法は絶対にマラソン向きだから、2回目のマラソンとなる世界選手権(多分選ばれる)が楽しみだ。

一つ気になったのは、NHKのニュースで3位の原選手を、「京都の企業に所属する」と紹介していたことだ。「京セラ」と言ってはいけない理由があるのだろうか。

一方で、今朝の日経によると麻生政権の支持率がまた低下している。山形でも現職の知事が落選しており、こちらの復活はかなり難しそうだ。

今週の東洋経済の特集も面白そうだ。早速買うことにする。
結局東洋大学が復路もトップに立って、優勝してしまった。事前の評判では駒沢、早稲田の2強から大きく離された3番手の評価だっただけに立派といってよいだろう。

暮れには部員の不祥事で出場辞退のピンチにも立たされ、5日間の練習自粛のハンディも背負っていただけに価値がある。もっとも5日間の練習中断が、よい休養になった可能性もある。

昨日の選手交代も思い切った決断だった。6区と9区の4年生の主力を2年生に切り替えた、6区はキャプテンだっただけに相当の決断だったと思う。

復路は2年生4人が頑張り、山登りで5分近い差を逆転した柏原も1年生であり、連覇の期待が当然のようにかかる。しかし、そうは上手く行かないだろう。

早稲田には今回は出場できなかったが、マラソンの中山の息子も含めて4人の素晴らしい1年生ランナーが揃っており、彼らの成長次第では引けを取らないと思う。

今回はまさかのシード権を失った駒沢も、3年生に素晴らしいランナーが揃っており立て直してくると思う。いい方向に転がると実力以上のものが発揮でき、逆回転すると今回の駒沢や城西のようなとんでもない結果になるのが駅伝であるとつくづく感じさせられた。

昨日のニューイヤーオペラコンサートの幸田浩子の歌、演技は素晴らしかった。はまり役という言葉がピッタリする。今日の金杯にオペラブラーボという名前の馬が出走する…


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