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今朝も10度を超え、暖かな朝になっている。しかし、この冬一番という寒気が南下しており、関東では夕方から寒くなり、明朝の最低気温は0度の予想である。体が悲鳴を上げそうだ。

このところ、景気の悪化に悲鳴を上げて、企業がスポーツから次々に撤退している。昨日は、アイスホッケーを支えてきた西武が、日本選手権のタイトルを置き土産に活動をストップした。

日本のアマチュア・スポーツ界は企業スポーツとして発展してきた面がある。欧米のクラブ型スポーツとは異なる日本独特のスポーツ文化である。企業としては宣伝効果だけでなく、従業員のモチベーションアップや、イメージアップも図れ、選手の側としても引退後の仕事の場の保証というメリットもあった。

バブル崩壊の時に、ニチボー貝塚のバレーをはじめとして廃部が相次ぎ、今回はそれに続く大量廃部の波がやってきた。業績悪化の中での経費削減ということもあるが、廃部というカンフル剤を投入することにより、引き締め効果も狙いにあるのではないだろうか。

スポーツに限らず、文化というのはパトロンの存在があって発展してきたという性格がある。日本でも大名家の「お抱え」というメセナ活動により、相撲や茶道、将棋などの伝統が受け継がれてきた。ノブレスオブリージと言えようか。

今後は企業にだけ頼るのではなく、地域に根ざした「スポーツクラブ」的動きが主流になるかもしれない。地域が「旦那」になるのである。サッカーのJリーグはそれで成功を納めつつあるし、社会人野球のクラブ化にもその兆候が見られる。スポーツのマーケティングが確立し、新たなビジネス・モデルがこのような活動の中から生まれてくると思う。

この中核となり、コーディネーターの役割を担うのが自治体ではないだろうか。金を出すのではなく、智恵を出す役割である。

アメリカンフットボールのオンワード、アイスホッケーの西武、バレーの武富士など廃部が決まったクラブがどのように存続の道を探るのか注目だ。
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